<理想的な団体エクササイズの条件⑥ 専門家の指導>

 

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<理想的な団体エクササイズの条件⑥ 専門家の指導>

 

理想的な団体エクササイズとしての諸条件の第六として、ムッシュGPTは、エクササイズが専門家の指導のもとに実施されるべきことを挙げています。


専門家が関与すべきなのは

1)エクササイズプログラムの設計、

2)エクササイズの実践指導、

ということを彼は指摘しています。

 

そして、参加者のサポート役として専門のトレーナーやインストラクターが想定され、指導の内容は1)適切なフォームや2)安全な運動の実行方法です。


水氣道のプログラムを考案したのは医師であり、また、水氣道は独自の段級制を採用して、独自に専門家を養成しています。これをもとに、エクササイズの実践指導を直接しているのは、ファシリテーター(5級、4級)、インストラクター(3級、2級、1級)、トレーナー(有段者)と段階的に分掌かつ統括もしています。そこで、ムッシュGPTに以下の質問をしてみました。

 

 

インタヴュアー:ドクター飯嶋

 

健康寿命の延長と疾病防止のための団体での生涯エクササイズとして専門家によって設計され、指導する要素等も評価の一つに加えて総合的に勘案すれば、陸上で行うのと水中で行うのでは、どちらの方が優れているでしょうか?

 

 

ChatGPT


健康寿命の延長と疾病防止のための団体での生涯エクササイズにおいて、専門家によって設計され、指導される要素を評価する際に、陸上で行うエクササイズと水中で行うエクササイズの両方には利点がありますが、総合的に勘案すると、専門家によって設計され、指導される水中でのエクササイズの方が優れていると考えられます。
以下にその理由を示します:


1. 運動の安全性と効果性:
専門家によって設計された水中エクササイズは、適切な運動プログラムやテクニックが提供され、参加者の安全性と効果性が確保されます。水中での運動は身体への負荷が少なく、怪我のリスクが低いため、運動を始めたばかりの人や高齢者にとっても安心して参加できます。


2. プログラムの多様性と適応性:
水中エクササイズは様々なレベルやニーズに対応したプログラムが提供されます。専門家が参加者の個々の状況や目標に合わせて運動プランを設計し、運動の適切な強度や頻度を調整することで、効果的なトレーニングを実現します。


3. 技術指導とフィードバック:
水中エクササイズでは、専門家が運動の正しい技術やフォームを指導し、適切なフィードバックを提供します。これにより、参加者は効果的な運動を行い、効果を最大限に引き出すことができます。


4. 心理的な支援とモチベーション:
専門家による水中エクササイズは、参加者の心理的な支援とモチベーションの向上にも役立ちます。専門家は参加者のニーズや目標に応じて適切なサポートを提供し、参加者の達成感や満足度を高めます。


5. 科学的根拠に基づいたアプローチ:
専門家によって設計された水中エクササイズは、科学的な根拠に基づいて開発されています。最新の研究やエビデンスに基づいたアプローチにより、効果的な運動プログラムが提供されます。


以上の理由から、専門家によって設計され、指導される水中でのエクササイズの方が、総合的に優れていると考えられます。

 


ドクター飯嶋のコメント:
オリンピック種目をはじめ、ほとんどすべての競技スポーツが専門家によって設計されたものでないことは、あまり意識されていないようです。


これに対して、競技ではないエクササイズは専門家によって考案されたものも少なくありません。とくに近年の水中エクササイズは、科学的根拠に基づいてプログラムされているものも少なくないはずです。


そもそも競技スポーツは疾病の予防や健康になることを第一の目的とはしていませんが、水中エクササイズには、水氣道と同様の目的をもつものが誕生していく可能性はあるのではないか、と考えています。