企業の衛生委員会における産業医の「衛生講話」⑪

 

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企業の衛生委員会における産業医の「衛生講話」

 

第10回:各論⑤(労働医学)

 

人体の構造(解剖)と機能(生理・心理)について学ぶため、労働医学と呼ぶ方がより適切です。

 

具体的には、以下を学びます。


1)生体の恒常性(ホメオスタシス)
生体恒常性とは、体温など、体の内部の状態を一定に保つ働きのことです。

 

 

2)睡眠
最適な睡眠時間帯は、夜10時頃から翌朝の6時頃までとされています。

 

 

3)疲労のメカニズムと予防
疲労の分類は、以下の様に分類されます。

 

① 身体的疲労と精神的疲労

 

➁動的疲労と静的疲労

③全身疲労と局所疲労

 

 

4)メタボリック症候群

 

5)フレイル・ロコモティヴ症候群

 

6)心身調節系

①自律神経系
神経系は、解剖学的には中枢神経と末梢神経に分類されます。
神経系は、機能的には体性神経と自律神経に分類されます。

 

➁内分泌系
内分泌腺を含む器官には、視床下部、下垂体、甲状腺、副甲状腺、膵臓、胃、十二指腸、副腎などがあります。


③免疫系

 

 

4)運動器系
筋肉は、筋細胞内の細長い円柱状または紡錘形の筋線維が集まってできており、横紋筋と平滑筋に分類されます。

 

 

5)感覚器系

 視覚
眼の感覚器が刺激に反応して、その情報が感覚神経から大脳に伝わっって意識されます。

 

耳は外耳、中耳、内耳の3つの部分に分かれています。
 聴覚
 平衡感覚

 

 

6)内科領域

① 循環器系
心臓は、握りこぶし大の大きさの臓器で、心筋という特別な筋肉でできています。心臓は、血液を全身に送り、また全身から贈られる血液を受け取ります。

 

➁ 呼吸器系
呼吸とは、ガス交換のことです。
生体が酸素を体内に取り込み、二酸化炭素を体外に排出します。

 

③ 消化器系
消化器系は消化管と消化管附属臓器(消化腺)からなります。
消化器系は、食物の摂取、消化、栄養分の吸収、老廃物の排泄という4つの機能があります。

 胃
 小腸
 大腸
 肝臓
肝臓は体内で最大の臓器です。
肝臓は有毒物質の解毒・分解を行い、再生能力が高いです。

 膵臓

 

④ 腎・泌尿器系
腎臓は、背骨の両側に左右一対あり、そら豆形をしています。
左右それぞれの腎臓から1本ずつ尿管が出て膀胱に繋がっています。

 

⑤ 血液系
人体の血液量は、体重のおよそ8%(約13分の1)です。

 

⑥ 代謝系
代謝とは、栄養素を生体に必要な物質に変えたり(同化)、
分解してエネルギーに変えたり(異化)することです。

 

 

6月10日PDF