ムッシュM.ChatGPTの自己紹介、そのお手伝いをさせていただきました(その4)

 

前回はこちら

 


あなたは会話ボットとは何であるかを知っていますか?


<人間とコンピューターがより自然に対話する時代の到来!>

 

 

これまでの質疑応答で、自然言語処理(Natural Language Processing, NLP)モデルは、すでに世界中の多くのユーザーための言語理解と対話の向上に貢献しているという一般的な情報が得られました。

 

ですからNLPを応用しているタスクとして、質問応答があることは十分に体験できました。そこでは、回答文として、テキスト生成が行われていることも具体的に確認できました。

 

また、文書要約機能も備えているようです。もっとも、これは通常のパソコンで、かなり以前から、すでに経験している方も少なくないと思います。

 

一方で意外だったのは、自動翻訳タスクについて、ChatGPTでは、固定の<自動翻訳ソフト>は備えてないということです。そのかわりに、それぞれの言語に特有の文化、ニュアンス、表現方法を学習して、それらの文脈の分析により回答を作成しているようです。

 

また特殊な技能として感情分析については、すでにテーマとして取り上げましたが、会話ボットなどのタスクについても紹介されています。


ChatGPT使用ビギナーの私は、会話ボットについてもまったく無知です。
そこで、ムッシュChatGPTに尋ねてみることにしました。

 

 

<質問25>
NLPモデルは、会話ボットなどの自然言語処理タスクで応用されているとのことですが、そもそも、会話ボットとは何ですか?


ChatGPT
会話ボット(またはチャットボット)は、コンピュータープログラムがユーザーと対話を行うために設計されたアプリケーションです。これらのボットは、テキストベースまたは音声ベースでユーザーとやり取りし、質問に答え、指示に従ったり、情報を提供したりします。以下は、会話ボットの主な特徴や用途です。


1. ユーザーインタラクション:

会話ボットはユーザーとの対話を通じて情報をやり取りします。これはテキストベースのチャットインターフェースや音声対話の形式で行われることがあります。


2. 質問への回答:

ユーザーが会話ボットに質問を投げると、ボットはそれに対して適切な回答を生成します。これにはあらかじめプログラムされたルールに基づくものや、機械学習アルゴリズムを用いたものがあります。


3. タスクの実行:

会話ボットは特定のタスクを実行するための指示を受け付けることがあります。たとえば、予定を確認する、天気を教える、飛行機のチケットを予約するなどの操作が含まれます。


4. 顧客サポート:

企業は会話ボットを利用して、顧客の質問や問題に対応する自動化されたサポートを提供することがあります。これにより、24時間対応や効率的な問題解決が可能になります。


5. 学習:

一部の会話ボットは、ユーザーからのフィードバックや対話の履歴を学習し、将来の対話においてより適切な応答を生成することができます。


NLPモデルが組み込まれることで、会話ボットはより自然な言語理解や生成が可能となり、ユーザーエクスペリエンスが向上します。これにより、様々な分野で会話ボットが利用され、人間とコンピューターの対話がよりスムーズに行えるようになっています。

 


飯嶋医師のコメント:

上記のような用途の説明を受けると、私たちの日常生活で、すでに身近になっている機能もあります。知らず知らずのうちに、そのような機能に馴染んでしまっていることに改めて気付かされます。この中で、私がもっとも興味をもっているのは、学習能力です。


これには二つあって、①インプット能力と➁アウトプット能力です。

 

① 入力能力としては、ユーザーからのフィードバックや対話の履歴学習です。

どのように学習して、過去のデータベースをどのように修正して新たな知識としていくのかについてもっと深く知りたいところです。

 

➁ 出力機能としては、学習したことを基にした、より適切な応答の生成です。

皆さんは、ユーザーから学習したことが正しくなされているという保証についての確かな説明を求めたくなりませんか?それは、将来の対話においてより適切な応答を生成するという目的達成のためには、不可欠な前提条件ということになるでしょう。