わが国医学界・医療界の忌々しき課題特論<6 我が国の医学と医療の現状> 

 

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わが国医学界・医療界の忌々しき課題

 

特論6<我が国の医学と医療の現状> 

 

同一日(12月10日)に集中した3学会の関東地方会

 

 

土曜日をフルに診療することが難しい理由の一つが、学会参加です。

 

その点、専門医資格を持たない開業医は、土曜日の診療に時間的制約がないというメリットがあるかもしれません。

 

開業医といっても、都心にアクセスが良好であれば、全国大会や地方会への参加のためのアクセスには恵まれているといえるでしょう。

 

これに対して、地方で開業してしまうと、なかなか開催地に足を運ぶということは難しくなります。

 

最近では、新型コロナ対策のためもあって、Web配信(ライブ)とのハイブリッド方式が盛んに取り入れられているため、在宅のまま学会参加が可能になりました。

 

しかしながら、会場に出席していないと、質疑応答に参加できないという制限もあります。

 

 

12月10日(土)の朝7時に御一人様だけの診療を済ませると、そのまま、学会会場の六本木ヒルズに向かいました。

 

幸い8時10分から開始されるセッションで発表される目当ての3演題に間に合うことができました。

 

同一日程で3学会開催となると、そのすべてに参加することは至難の業です。


しかし、今回は幸運にも3学会の主要なプログラムの時間帯とアクセスの便が好都合であったため、すべてに参加することができました。

 

 

 

7:30am丸ノ内線東高円寺⇒霞が関駅⇒日比谷線六本木駅

 

●第32回日本リウマチ学会関東支部学術集会(5単位)
 

会長:針谷正祥(東京女子医科大学医学部内科学講座膠原病リウマチ内科分野教授)
 

会場:六本木アカデミーヒルズ

 

 

 

10:00am六本木アカデミーヒルズ⇒南北線麻布十番駅⇒永田町駅

 

●第683回日本内科学会関東地方会(5単位)

教育セミナー(2単位)
第67回関東支部主催生涯教育講演会(5単位)
 

会長:後藤淳(済生会横浜市東部病院脳血管・神経内科)
 

会場:日本都市センター(平河町) 

 

3:30pm有楽町線永田町駅⇒JR有楽町駅⇒JR山手線秋葉原駅

 

 

●第8回日本アレルギー学会関東地方会(5単位)
 

会長:今井孝成(昭和大学医学部小児科学講座准教授)
 

会場:秋葉原コンベンションホール

 

 

明日から3日間にわたって、それぞれの場での学んだことを報告することにします。