武蔵野音大別科生の手記

 

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聖楽院主宰 テノール 

飯嶋正広

 

 第14回レッスン(7月12日)

 

前回のレッスンのとき岸本先生にお願いした推薦曲(グリンカ、ムソルグスキー、リムスキー・コルサコフ、プロコフィエフ、ショスタコーヴィッチから各1曲、計5曲)のうち、プロコフィエフを除く4曲の楽譜を、さっそくいただくことになりました。後期(9月20日)からの研究課題です。

 

参考音源を付けてみました。

 

 

〇グリンカ(1804~1857)作曲 

 Михаил Иванович Глинка

 

「近代ロシア音楽の父」

 

雲雀(1840)『ペテルブルグの別れ』第10曲

 

(70) М. Глинка - Жаворонок - YouTube

 

 

 

〇ムソルグスキー(1839~1881)作曲 

 Моде́ст Петро́вич Му́соргский

 

「ロシア五人組」の中では、そのプロパガンダと民謡の伝統に忠実な姿勢をとり、ロシアの史実や現実生活を題材とした歌劇や諷刺歌曲を書いた。

 

星よ、おまえはどこに? 歌曲集「青年時代」

 

(70) Where Art Thou, Little Star? (Live) - YouTube

 

 

 

〇リムスキー・コルサコフ(1844~1908)作曲 

 Никола́й Андре́евич Ри́мский-Ко́рсаков
   

ロシア五人組の一人。色彩感あふれる管弦楽曲や民族色豊かなオペラを数多く残す。
   

高みから吹く風のように(Op.43-2)
   

(70) It was not the wind, Blowing from the heights, Op.43, No.2, Nikolay Rimsky Korsakov - YouTube

 

 

 

〇ショスタコービチ(1906~1975)作曲 

 Дмитрий Дмитриевич Шостакович
  

シベリウス、プロコフィエフと共に、マーラー以降の最大の交響曲作曲家
さようならグラナダ!(Op.100-1)「スペインの歌」(1956)から

 

(70) Shostakovich: Spanish Songs, Op. 100 - 1. Farewell, Granada! - YouTube

 

 

前期最後の個人レッスンを翌週に控えたこの回のレッスンでは、8月22日のセンチャブリ・コンサート(練馬ゆめりあホール)で歌う3曲のうち、最初の2曲を暗譜で歌うことを試みました。

 

第1曲目の<нет,толькотот,ктознал...(憧れを知る者のみが...)>は、レッスン期間が長くとれたため何とか合格、

 

しかし、第2曲目の<Oтчего?...(何故?)>は、歌詞につまるところがあり、次回に持ち越しという成果でした。

 

前期最終回の次回(第15回レッスン)では、第2曲目の合格と第3曲目の暗譜による歌唱にチャレンジすることに決心しました。