武蔵野音大別科生の手記

 

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聖楽院主宰 テノール 

飯嶋正広

 

 

武蔵野音大別科レッスン事始め


飯嶋 正広

 

今回は、音大での第2回目(4月19日)の報告です。

 

第2回レッスン

入構時の関門で、初めて学生証をし、スムーズに喚問を突破。ようやく学生の一人として認知されました。ただし、滞在予定時間のチェックを受けました。

 

今回は12:15頃には音大に到着できたため、学食のインテルメッツォで予め昼食を摂ることができました。プレートと名つけられた定食は3種類あり、大の食券が売り切れ、中プレートにしましたが、丁度良かったようです。学生で溢れかえっていましたが、屋外でのどかに食する学生もあり、何とか席は確保できました。

 

それでも時間があったため、構内の書店で楽譜を購入。

 

岸本力先生編による歌曲集に目が留まりました。

 

#1.ムソルギー歌曲集(1995,全音楽譜出版社)

 

#2.ラフマニノフ歌曲選集2(2017,edition KAWAI)

 

レッスンに向かう途中で岸本先生と合流。岸本先生は常に早めに来場されているという情報通りです。さっそく、楽譜に記念のサインをいただいたのは言うまでもありません。

 

私は、岸本先生と王さんのために、芸術歌曲集小倉百人一首No1(コンコーネ50番)およびNo2(トスティ50番)のCDを持参してきたので、お受け取りいただきました。

 

 

定例の発声練習の後、すぐに歌曲のレッスン開始

 

#1.歌曲「нет,толькотот,ктознал...(憧れを知る者のみが...)

 

私は王さんと共に合格をいただきました。

 

 

#2.歌曲「отчего?...(何故?)

 

はじめて歌唱しました。王さんのピアノ伴奏に助けられ、滑り出し良好。

私は王さんと共に、予めよく「さらってきてある」ことを評価していただいた。来週も引き続き稽古でブラッシュアップしていただく予定。

 

 

#3.歌曲「Cредь шумного бала...(騒がしい舞踏会の中で...)

 

はカタカナ表記をはずして、原語のみの楽譜上の歌詞を朗読。

なかなかスムーズに読めず、途中で幾度も躓き、発音やアクセントを訂正していただきました。

それでも、試唱の許しをいただいて、初回チャレンジとなりました。

王さんは、伴奏の予定ではなかったのですが、所見で伴奏をしてくれました。

岸本先生は、王さんに演奏上のポイントを指導され、それのおさらいも兼ねて、もう一度、通して歌い、時間となりました。

 

 

次回のレッスン予定は、歌曲「отчего?...(何故?)

とCредь шумного бала...(騒がしい舞踏会の中で...)

とオペラアリア「レンスキーのアリア」となりました。