クリニックの「新着情報」の再開についてのお問合せに応えて


Q1.クリニックの「新着情報」が更新されていませんが、何があったのでしょうか。とても勉強になり楽しみにしていたので心配です。再開の予定はあるのでしょうか。

 

A1.「新着情報」は9月から再開します。同様のお問合せが、クリニック内外からいただいておりました。たいへんご心配をお掛け致しました。

 

まず新規投稿の中止には理由がありした。

 

それは資料とすべき昨年後半の国内外の主要メディアの報道内容が目に余るほどひどい内容だったからです。そのため、適切な判断材料が得にくい状況が続いていました。

 

状況分析を保留した背景は、米国大統領選挙に対する政治やメディアの思惑による報道偏向、新型コロナウイルスパンデミックに対するWHO(テドロス代表)その他の国際機関による不適切な見解、EU諸国(特に著しく媚中派のメルケル首相)の中国に対する政治的態度に対する疑念、わが国の無見識な医療行政に対する不透明感などです。

 

残念なことに、一般的な世論の見方と私自身の考察がますます乖離していくこととなり、そのままメッセージを書き続けていくと、多くの読者に混乱を招きかねないと判断して執筆を中断することにしました。そして、敢えて中断の理由を書かないでおくことの意味を考えて、そのように対処しました。

 

その後、米国の大統領が民主党のバイデン氏に決まることによって、米国の左翼リベラルが目標を喪失した観があります。ネットで閲覧しているThe Wall Street Journal に至ってはまだまだですが、クリニックの待合室に備えているThe New York Timesの記事も、若干ではありますが、記事のテーマや論理の流れがまともになりつつあります。コロナパンデミックの影響で、この間、報道記事を鵜呑みにせず、批判的に読むことによって情報収集の精度を向上させてきました。米国の主流メディアのCNNニュースの凋落ぶりはひどいですが、現実をきちんと分析している賢明な米国人の多くが健在である限り、当然の結末のように思われます。

 

医師としては、とりわけ、PCR検査の問題点やワクチンの有効性に対する疑念について個人的な見解を述べる判断材料のための情報の質が確保できないことも大きな問題となってきました。政府機関も大手メディアも本当に必要な情報を伝えていないことは大きな問題です。
 
 

それが、最近になって、いろいろな重要課題や隠されていた事実や証拠が明かになってきました。私の懸念していた通りであったので、それが執筆再開の動機
となりました。

 

明日9月1日(水)は、「今年のインフルエンザワクチンの接種について」を掲載予定です。