コロナワクチン「新たな重篤な副反応なし」
との発表だが・・・
ファイザーのコロナウイルス修飾ウリジンRNAワクチンであるトジナメラン(SARS-CoV-2)(商品名コミナティ®)以外に、日本で導入が見込まれているのは、アストラゼネカ(AZ、承認申請中)、モデルナ(mRNA-1273、武田薬品が国内で臨床試験開始)、ジョンソンエンドジョンソン(J&J、国内で第Ⅰ相試験)、ノババックス(武田薬品が製造販売予定)、塩野義製薬(第Ⅰ/Ⅱ相試験中)、アンジェス(第Ⅱ/Ⅲ相試験中)などのワクチンです。
ファイザーのトジナメラン、モデルナのmRNA-1273、これら両ワクチンのアナフィラキシーに関する報告を分析したところ、女性が94.5%を占め、アナフィラキシーの既往がある人の割合は38.7%でした。発生時期については、接種後15分以内が77.4%、30分以内が87.1%でした。症状は、大半が皮膚症状と呼吸器症状を伴うものであり、アナフィラキシーショックを疑う血圧低下は1例のみだったとのことです。その後の米国における調査では、アナフィラキシーの発生頻度は、両ワクチンを合わせて100万接種当たり4.5回とされています。
ただし海外でトジナメラン、モデルナ(mRNA-1273)の接種が進む中で、両ワクチンでのアナフィラキシーの発生数や発生しやすい人についても言及されています。米国の調査では、アナフィラキシーの頻度は100万接種当たりトジナメランが11.1回、mRNA-1273が2.5回であり、「全てのワクチンでの1.31回に比べて高い」と考察しています。
ARCHIVE
- 2025年3月
- 2025年1月
- 2024年12月
- 2024年11月
- 2024年10月
- 2024年9月
- 2024年8月
- 2024年7月
- 2024年6月
- 2024年5月
- 2024年4月
- 2024年3月
- 2024年2月
- 2024年1月
- 2023年12月
- 2023年11月
- 2023年9月
- 2023年7月
- 2023年5月
- 2023年4月
- 2023年1月
- 2022年12月
- 2022年11月
- 2022年9月
- 2022年7月
- 2022年6月
- 2022年5月
- 2022年4月
- 2022年3月
- 2022年2月
- 2022年1月
- 2021年12月
- 2021年11月
- 2021年10月
- 2021年9月
- 2021年8月
- 2021年7月
- 2021年6月
- 2021年5月
- 2021年4月
- 2021年3月
- 2021年2月
- 2021年1月
- 2020年12月
- 2020年11月
- 2020年10月
- 2020年9月
- 2020年8月
- 2020年7月
- 2020年6月
- 2020年5月
- 2020年4月
- 2020年3月
- 2020年2月
- 2020年1月
- 2019年12月
- 2019年11月
- 2019年10月
- 2019年9月
- 2019年8月
- 2019年7月
- 2019年6月
- 2019年5月
- 2019年4月
- 2019年3月
- 2019年2月
- 2019年1月
- 2018年12月
- 2018年11月
- 2018年10月
- 2018年9月
- 2018年8月
- 2018年7月
- 2018年6月
- 2018年5月
- 2018年4月
- 2018年3月
- 2018年2月
- 2018年1月
- 2017年12月
- 2017年11月
- 2017年10月
- 2017年9月
- 2017年8月
- 2017年7月
- 2017年6月
- 2017年5月
- 2017年4月
- 2017年3月
- 2017年2月
- 2017年1月
- 2016年12月
- 2016年11月
- 2016年10月
- 2016年9月
- 2016年8月
- 2016年7月
- 2016年6月
- 2016年5月
- 2016年4月
- 2016年3月
- 2016年2月
- 2016年1月
- 2015年12月