コロナ<戒厳令⁉>後の「水氣道」世界を救う「水氣道」への挑戦No6

7月8日(水)

 

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水氣道のインテリジェンスとは?

 

何事も地に足の着いた現場の話が大切です。それがインテリジェンスの前提条件です。

そのためにも、できるだけ身近な話題に戻すことにします。まず、皆さんへ質問を提起することから始めます。私たちを構成員とする国家や私たちの生活と健康のためにもっとも身近な医療が崩壊する可能性はあるでしょうか。

 

崩壊するかどうかは、一国の政治や経済だけで決まるのではありません。

私たちは、日々、貴重な情報が盗まれています。その課程で、ひたすら利便性を追求しようとする人間の欲求に入りこみ、安易な依存や責任回避をもたらし、知らず知らずのうちに自己像や伝統価値の崩壊が進行させられていることに気が付いているでしょうか。

ビッグ・データを私物化して、外国に高く売り付け、莫大な利潤が得られるビッグ・ビジネスのために祖国の人々を奴隷化したり、事実上の大量殺人に手を染めたりしている超有名人が存在します。

私は、それを行き過ぎた経済活動のグローバリズムのなせる当然の災いなのではないかと疑っています。

それでも、多くの人々は、その悪魔に資源を提供し続けています。

 

繰り返しになりますが、自分自身の健康を守れない人が、どうして家族の健康をまもることができるでしょうか。

自分が所属する組織や自分を支えてくれる仲間とともに繁栄させようとしないで、どのように国家の経済に貢献できるでしょうか。

自分の国を見失ったままで、どうして国際人として健全な影響力を行使し、当然の権利を享受することができるでしょうか。

 

ですから、日本の内閣総理大臣は「日本第一主義者」で良いのです。

しかし、日本はそれを世界や国民に明言しにくい背景があります。

それは憲法の前文にも書かれている国際協調主義であり、国際社会を無条件で信頼するという思想です。

しかし、理想の国際社会=国連ではありません。むしろ、その対極に近い存在であることが徐々に判明しつつあります。世界保健機関(WHO)も同様です。限りなくお人好しでいることは、無防備で自らを危険に晒していることに他なりません。

 

私はWHOを全否定するには至っていません。しかし、WHOのような国際組織を盲信することが、どれだけ危険なことなのでしょうか。

WHOの本部があるジュネーブはスイスにありますが、コロナ感染による死亡率においてスイスと米国はほぼ同率です。

小国は人口が少ないから目立たないだけです。EUも怪しいです。

スペインやポルトガルのコロナ対策の不備を厳しく指弾したEU本部のあるベルギーは死亡率においては欧米でトップクラスであることを調査して愕然としました。何をかいわんや、です。足元を見ていないグローバリズムがさらけ出した大矛盾です。

 

賢明な皆様はすでにお気づきであることでしょう。そして米国の医療水準が世界一であるという仮説からは早々に脱却しなければなりません。

そもそも世界一の医学水準を誇ったとしても医療水準とは別物です。ましてや新興感染症対策については猶更のことです。

それにしてもトランプ大統領は歴代の米国の大統領の中でも正直者です。

彼のナショナリズムの御蔭で、アメリカの本音がはっきりと見えてきました。残念ながらグローバリズムの民主党の偽善者に騙されやすいのが日本人の弱点ということでしょう。

 

このように日本人が内外の政治的思惑によって、決定的に阻まれてきたのがインテリジェンス教育です。なぜそのような企みが行われてきたのでしょうか。答えは簡単です。インテリジェンスとは無条件に盲信せずに批判的に検証することができる知力の総体だからです。

 

何か不自然だ、おかしいぞ、怪しい、なぜだろう?ということに気づくことができる直感というか感性を磨くことがインテリジェンス育成の最初のステップです。

それは、もっとも身近な対象である自分自身を対象とすることから始めることが実際的であり、効果的です。自分の体調はいつもと違う、あるいは自分の気分がすぐれない、なぜだろう?というように自分の心と体の総体と直接コミュニケーションすることができるようになってはじめて、外部社会の様々な現象に現れてくる課題や、その背後にあるメカニズムを洞察できるようになるのです。

 

水氣道で磨き鍛えるインテリジェンスとは、そのような潜在的能力を開花させることによって全人的な健康を確保することから始まるのです。