<統合医学(心身医学・漢方医学)カンファランス> 基本的秘策第2弾:生薬配合マスクの威力!No1

6月13日(土)

基本的秘策・第二弾:自分に合った生薬配合マスクを装着する!
この第二弾は、資源の有効活用をはかるため、及び供給準備作業のキャパシティーの限界のため、すでに第一弾を実践して準備を確立している方限定でお勧めいたします。

 

開始キット(スターター・ブレンド)秘伝マスク用生薬配合パック

 

免疫強化マスク(構成生薬7味:紫根・艾・蘇葉・桔梗・桑葉・紅花・陳皮)

 

10日分:5g×10包=50g

 

<背景と問題点>

今後のために皆様に率直に御指摘しておかなければならないことがあります。

それはマスク装着にはデメリットもあるということです。

マスクを装用すると、一般に、呼吸抵抗が増すため息苦しく、呼吸が浅くなり、無意識の頻回呼吸で代償したとしても、

 

① 低換気を招きがちです。そのため、人によっては不安や緊張が増してイライラしたり、 抑うつ気分になったりして集中力や生産性が低下するなど、


② ストレスフルな気分をもたらしがちです。しかも、マスクは慎重に取り扱わないと、
かえって・・・細菌や真菌(かび)など、ウイルス以外の病原体に対して

 

③ 感染のリスクを高めてしまいます。また、一日を通して装着していると、
マスクのインナー生地の唇や鼻孔が当たる周辺部位の・・・

 

④ 衛生状態が悪化してしまいます。
今後の入梅以降の高温・多湿環境の心身に及ぼす負の影響は甚大です・・・

 

⑤ 熱中症や脱水症のリスクを高めてしまいます。
それから、戦線が長引くために毎日のマスクの消費のための・・・

 

⑥ コストは無視できなくなる可能性があります。 
しかし、マスクをすることによって、他者へ向けて放散される飛沫の量を減らすことはできます。

ですから、ふつうのマスクは他者への思いやりと配慮のしるしと考え、互いに他者に不要な不快感や恐怖感を与えないための社会的マナーと受け止めることも無駄ではないと思います。

 

戦術 ①:

不快な呼吸を助長する悪臭(①)を消すことができる香気成分を活用する。

 

戦術 ② :

強制され抑圧された受動的不快感(②)は、創意と工夫により積極的に最新式オリジナルマスクを採り入れて前向きな気分に転換する。

 

戦術 ③:

マスクの外側には極力触れない、触れた場合は手洗いをするなど、取り扱いに注意することによって、感染のリスク(③)を低下させる。

 

戦術 ④:

不潔となりがちなマスクの内側(④)に、毎日交換可能なインナーグッズを使用することで、衛生状態を保つ。さらに、インナーにティーバックを用いて、抗ウイルス・抗菌効果の他に精神安定効果をもたらす安全な材料を収容する。もし自分が無症状感染者であった場合、呼出した息や鼻汁、唾液、喀痰中に排出したウイルスがマスク内で濃縮することのリスクを減らすためにも、抗ウイルス・抗菌生薬作用の助け借りることによって汚染された空気の代わりに、そこで浄化された空気を吸うことができることで安全を確保し、安心感を得る。

 

戦術 ⑤:

熱中症や脱水症(⑤)については十分な水分の摂取と体温管理に心掛けましょう。なお、第1弾の3点セット(もしくは5点セット)を開始されている方は発生リスクや重症化のリスクは低いと考えられます。しかし、今年に限っては予防薬として「生脈散(しょうみゃくさん)」や、治療薬として「牛黄(ごおう)」を備えておくことが確かな方法です。それに加えて、梅雨期のためのマスク用生薬ブレンドを、使用することができるように準備しています。

 

戦術 ⑥ :

過大な消費コスト(⑥)については、安価に購入する工夫と用途を拡大して有効活用することで解消できる。まず、マスク自体は再利用可能な布マスクとする。
    

インナーキットの準備を、セルフサービスシステムとすれば、コストの大部分を占める製作準備費(手数料)を省けるためかなり安価となる。

すなわち、

1)包装用紙パック(ティーバック様)は100円ショップで各自購入し、

2)各自がブレンド済み生薬を補填する。

 

<使用準備と注意点>
1)生薬を収容する紙パック(お茶パック)は2重包装とします。
2重にすることで装用中に内容物の漏れを防ぐことができます。

 

2)生薬パックのマスクインナーとしての使用は1日が限度とします。

 

3)マスク使用後は、そのまま枕カバーの下に置く使用法は3日まで、

 

4)その後は入浴剤として浴槽に浸す方法も可。
ただし、その場合は単回のみの使い捨てとします。

 

5)未使用の生薬パックはビニール袋にまとめて封をして冷蔵庫(×冷凍庫)で保管します。これによって酸化防止をはかれる他に、装着時の爽快感に役立ちます

 

<使用法>

衛生的にティーパック仕立として配合して詰められた生薬をインナーマスクとして1日1パックを使用する。できれば自らすすんで自家製のもぐさマスク作りに挑戦してみる。

 

現代人の診療で漢方薬を活用するには、古典を尊重しつつも、固定観念に縛られ過ぎず、最新の知見を総動員して、臨機応変の柔軟な発想をすれば、まだまだ可能性が拡がると思います。

 

漢方生薬は、内服、外用の他に、抗ウイルス効果のあるアロマ成分を活用することもできます。漢方薬が苦手な方の中には、水で流しこむように服用したり、オブラートに包んで少しずつ我慢して服用したりする方がいらっしゃいますが、このような服用方法では、生薬が持つ理気作用(心身のエネルギーの巡りを改善する作用)を十分に引き出すことはできません。

 

なぜならば、理気作用の源の多くは生薬の香りの成分(アロマ成分:揮発成分)にあるからです。ですから、エキス剤となった漢方薬を服用する場合でも、白湯に溶かして、香りを確かめるように味わって内服することをお勧めします。

 

しかし、漢方薬が苦手という方を含めてもっと簡単な方法があるので、ご紹介いたします。

 

現在、すでに、もぐさマスクが販売されていますが、一日中マスクをすることが苦手な方にとって、この方法を応用することによって、マスク装着の日常生活を凌ぎやすくすることができます。