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<新型コロナ対策:北京中医薬大学国学院院長、李良松大学院教授からのアドバイス!>

 

新型コロナウイルス肺炎蔓延制御に対する古代疫病対策からの啓発No4

 

古代瘟疫治验对新冠病毒肺炎疫情防控的启示
说天下
2020年02月11日

新型コロナウイルス肺炎蔓延制御に対する古代疫病対策からの
啓発
2020年2月11日

 


古代关于瘟疫防控与治疗措施
一、疫病に対する古代の予防・制御措置
战争、疾病和自然灾害是危害人类生命的三大重要因素。特别是烈性传染病对历代的政治、经济和文化都产生了许多负面的影响,直接造成了管理的失控、经济的萧条和文化的衰退。因此,历代封建王朝对于防疫与救灾工作都非常重要。


戦争、疾患と自然災害は人生に危機をもたらす3つの重要因子です。特に、重症感染症はすべての王朝の政治、経済および文化に多くの負の影響を与えてきましたが、それらが元になって管理制御不能、不況、文化の衰退に直結するものでした。したがって、封建時代の王朝の存続にとっては疫病の制御と災難からの避難が極めて重要です。

 

 

古代对瘟疫的防控与治疗主要有五种方法:

過去の時代において疫病を予防し制御するための5つの主要な方法があります。

 

 

四是民间自救。民间自救分为自我救治、家族救治、邻里互助。由于古代医疗卫生条件比较落后,许多家庭都掌握了一些民间草药和单验秘方,因此,在遇到危机的时候,也可通过应用中草药以达自救和救人。

第四は民間の自助。民間の自助団体が、自助、家族ケア、近隣の互助など手分けして行うもの。相対的に医学や健康状態が芳しくなかった当時としては、多くの家庭でいくつかの民間薬草や一度試しただけの秘密のレシピを学んでいました。したがって、危機に際しては、中国の薬草は人命救助のために用いることができました。

 

 

五是民俗防控。古代有许多优秀的防疫民俗与守正传统,对于瘟疫的预防与治疗起到正向的推动作用。如古代民间的防毒香囊、防疫药酒(如古代湖北人常服的椒浆酒、雄黄酒等)、治瘴茶饮、养生药膳、庭院花草等养生防疫习俗,都在应急中发挥出一定的作用。

第五は民間による予防と制御。
当時は数多くの優れた疫病予防のための風習と伝統とが守られていて、それらが疫病の予防や治療に有益な役割を果たしていました。昔ながらの抗毒のための匂い袋、予防薬用酒(たとえば椒浆酒(註10)や雄黄酒(註11)等は古代の湖北地方の人々は常飲していた)マラリア予防茶、健康薬膳、庭園での花の栽培、健康維持と疫病対策の習慣はすべて緊急時には一定の役割を果たしました。

 

(註10)椒浆,是汉语词汇,出自《楚辞·九歌·东皇太一》,解释为椒酒,是用椒浸制而成的酒。因酒又名浆,故称椒酒为椒浆。古代多用以祭神。

(註11)雄黄酒,即是用研磨成粉末的雄黄泡制的白酒或黄酒,中华民族传统节日端午节的饮品。雄黄酒需在太阳下晒,有的从五月初一晒到初五。作为一种中药药材,雄黄可以用做解毒药剂、杀虫剂。俗称“鸡冠石”,其主要成分是硫化砷,并含有汞,有毒。