令和2年3月3日(火)100pm~3:00pm
天候:晴れ
稽古施設:高井戸温水プール(第6レーン)
参加者総数4名
指揮監督者:水氣道正七段 飯嶋正広
支援員トレーナー:水氣道正弐段上 中川良子
修錬生インストラクター:水氣道2級 高橋千晴
受付:主当番指導支援員 中川良子、主当番見習い修錬生 高橋千晴
記録:予備記録担当者 水氣道5級 中野礼子、中間記録担当者 高橋千晴、
記録確認 中川良子、記録監修 飯嶋正広
【稽古内容】
1) 親水航法:自主稽古方式
先着の者から各自稽古を実施。
受付担当など遅れて入場した者も十分な時間を取って稽古を実施した。
2) 準備体操(イキイキ体操):一列縦隊スイッチバック方式
修錬生と訓練生が前後末を担当。支援員トレーナーがサポートした。
指導上の注意:肘関節を伸ばすための動作が不十分で、関節が曲がりやすいため意識してしっかり伸ばすようにすること。
3) 基本五航法:一列縦隊スイッチバック方式
「起・承」のみを実施
準備体操(イキイキ体操)と同様に最前・最後に修錬生と訓練生を配置し、支援員ト
レーナーがサポートした。
4) 各種航法:名宣り稽古方式
種目:理気航法、舞踊航法、舞踏航法、太極航法
「脇伝」名宣り上記4航法の1枚目・2枚目を訓練生が稽古
「中伝」名宣り「理気」「舞踊」「太極」の3航法3枚目を修錬生が稽古
「直伝」名宣り「舞踏航法」4枚目を支援員が稽古
指導上の注意:
「舞踏航法」に関して
〇 肘の位置が次第に下がって来るため位置をしっかりキープする
「太極航法」に関して
〇 良い姿勢で
〇 鼻呼吸で行う
〇 両腕をゆっくり動かしながら呼吸と心を協調仕合い動かす
5)整理体操(のびのび体操):省略
所感:
指揮監督者が訓練生を通して「舞踏航法」を披露した。
「舞踏航法」の先任脇伝として、完全に習得するため、引き続き努力を重ねていきたい。
(Re.N記)
疲れと空腹で参加したため、後半寒気がして稽古に集中できなかったが、帰り道で軽食をとったら、体のしんからポカポカしてきた。
(C.T記)
比較的 小柄な女性が中心の少人数グループで深めのプールでしたが、良く頑張ったと思います。今日、無事に終えて良かったです。
(Ry.N記)
❗気をつけるべき反省点:
水氣道正弐段上(支援員トレーナー)中川良子
多種航法に集中し過ぎて、時間を忘れてしまった。
今回、時間の配慮が足りませんでした。
改善の工夫(次回は気をつけておきたいこと):
タイムキーピングについて、担当者を決めて注意を促すか、経過ごとに残り時間を確認する。(気が付いた方に、遠慮なくリーダーに声かけしていただくようにお願いをする)
指揮監督者からのコメント
COVID-19騒動の渦中にあってもデマに動じずに、冷静を保ちながら熱心に稽古に参加した3名の女性に敬意を表したいと思います。少人数稽古の場合は、むしろ士気が高まるため、新しい技法や航法を伝授するための絶好の機会となります。
水氣道の各航法には、それぞれ先任者を置いていますが、その地位は暫定的なものです。決して固定したポジションでも独任制でもありません。
稽古熱心で人格的にも技能的にも優れた方が先任者というリーダーとなります。
今回の稽古では、通例では中等修錬生以上の階級になるまでに、いずれかの航法の先任者となっていただいております。
しかし、どの段階で先任者の指名を受けていただくかは、ケースバイケースです。すでに水氣道中等訓練生(5級)の方で先任者となった方がいます。
今回も、5級の参加者にはじめて「舞踏航法(ぶとうこうほう)」を披露し、名宣り稽古を経験していただき、先任者となっていただきました。そのためには、この稽古記録や稽古受付の経験を積んでいただくことが大切です。
さて生命力の基礎は免疫力にあります。免疫力の基礎は、快食・快便・快眠・快勤・快遊の確保にあります。東洋医学的に言えば「氣」「血」「水」のバランスを維持することにあります。水氣道の稽古に「意欲的に取り組むこと」「声がよく出るように工夫すること」は「氣」を豊かにすることに役立ちます。
逆に、いつもの健康的なリズムやペースが乱れると、「氣」が乱れて逆上したり(気逆)、エネルギーが滞り(気滞・氣うつ)ストレッサーに対する抵抗力が減じて意欲が低下したり(気虚)刷るだけに停まりません。心身の疲労が蓄積され血液の流れが滞ったり(瘀血)、血液の栄養状態が低下(血虚)したりしやすくなります。
ですから、引きこもっていて生活のリズムを崩してしまうと、どんなに注意しても簡単に病原体の餌食になってしまうのです。
地球の温暖化による環境変化、国際交流の活発化による病原体の蔓延、超高齢社会による集団的免疫抵抗力の低下、政治家や公的組織のリーダーの士気の低下や腐敗など複数の因子が重なって今後の私たちの日々の生活の安全と繁栄は脅かされつつあります。
今や国民を真に救うことができるのは、国や公的組織の権力ではなく国民自身の正しい認識と行動であるということが明らかになりつつあります。
水氣道は国民自身としての正しい認識と行動の方法を体験的に学び合う確かな場を提供しています。
その場での活動を通して、自分を助け(自助)、仲間と助け合い・励まし合い(互助)、そして国や公的組織の在り方を監視しつつ、必要に応じて適切に協力し(協働)、国際社会の中にあって真に平和的で創造的な品格のある市民集団たらんとする道筋を歩んでいこうとするものなのです。
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