本日、三鷹市市民体育施設等団体登録の申請手続きの準備が完了しました。

 

近日中に団体使用登録手続きを済ませる予定です。

 

 

新規の水氣道稽古道場(室内温水プール)として、

 

三鷹市SUBARU総合スポーツセンター温水プールを登録予定です。

 

 

東京西部方面(東京都下・神奈川・山梨)支部の拠点道場としては、

 

これまでの藤村水泳教室温水プールに続いて第二の拠点が誕生することになります。

令和2年1月28日(火)1:00~3:00pm

 

上井草スポーツセンター温水プール(第1レーン)

 

参加者総数7名

 

進行指揮監督:水氣道正七段 飯嶋正広
指導トレーナー:水氣道正弐段 中川良子
修錬生インストラクター:水氣道2級 細谷健太

 

 

稽古内容

 

1) 親水航法

 

2) 準備体操(イキイキ体操)整列行進方式
訓練生2名を頭尾位に配置し、各々隣接する修錬生がサポート

 

3) 基本五航法(第4航法まで):整列行進方式
準備体操に引き続き実施

 

<休憩>

 

基本五航法(第4・第5航法)

 

4) 各種航法:

指導トレーナーのメニュー決定に従い、各種の基本足構え6形の復習
2形ずつをペアにして、組み合わせ交互運動を3種
3形組み合わせ交替運動を導入した

 

5) 整理体操(のびのび体操)ファシリテーター指定方式

 

まとめ

稽古プログラムの流れは、水氣道の原則にしたがって実施した。

五航法に関しては、固有のリズムを感じ取り、動作に生かせるように試みた。

各種航法の内容については、指導トレーナーがリーダーシップを発揮して決定した

4級・5級の訓練生のファシリテーター技能向上を参加者全員が支援するとともに、

2級の修錬生のインストラクター技能、支援員のトレーナー技能実技を試みた。

 

予定

2月の上井草会場の各種航法は、理気航法・調血航法を採りあげ、参加者全員が積極的に「名宣り」稽古に参加できるように導く

―急性リンパ性白血病-

 

池江選手の診断は急性リンパ性白血病と発表されました。
急性リンパ性白血病(ALL)は 造血系細胞の腫瘍です。

それは白血球のひとつであるリンパ球ががん化して異常な状態になり、骨髄などで増えていく病気です。

 

ALLの罹患率は10万人に1人程度ですが、最近では健康診断時の検査異常で発見される例も増加しており、そのような場合は無症状です。

しかし、ALLでは骨髄での正常血液細胞の産生が不良になっています。

その結果、全身倦怠感、息切れ、めまい、動悸などの貧血症状をはじめ、感染、出血症状がみられます。病状が進行すると、脾臓、肝臓およびリンパ節への白血病細胞浸潤による腫大がみられます。

さらに頭痛、嘔吐などの症状があれば、中枢神経系白血病を疑います。

 

池江選手のオフィシャルホームページでは「入院中、抗がん剤治療で吐き気が強い時や倦怠感もありました」という記述がみられます。

 

ALLの治療は、まず、複数の抗がん剤を組み合わせた併用化学療法を行い、血液検査や骨髄検査でがん細胞が検出されなくなる寛解状態を目指します。

寛解状態となった後、完全な治癒を目指して、別の抗がん剤の組み合わせによる強化療法を行います。通常、この間は、半年~1年程度の入院治療となります。

 

その後、再発を予防するために、維持療法として外来での少量の抗がん剤による化学療法が行われます。

一方、化学療法だけでは治癒が難しい場合には、寛解状態での同種造血幹細胞移植が考慮されます。

この造血幹細胞移植は、大量の化学療法や全身への放射線治療などの移植前処置のあとに、兄弟や親子などの血縁者、もしくは骨髄バンクや臍帯血バンクで白血球の型(HLA)が合う非血縁者のドナーから提供された造血幹細胞を投与します。

 

池江選手も、例にもれず、化学療法を受けたことが報告されています。

ただし、治療期間中に合併症を併発したため化学療法の継続が困難となり、造血幹細胞移植を受けることになりました。

 

その後、寛解状態を維持し体調も安定したため退院することができたとの発表でした。

 

<明日につづく>

1月27日(月)13:00~15:00(ピアノ黒木洋平) 

レッスン会場:東高円寺・音海

ドイツ・リート

 

#1.ベートーベンの歌曲から3曲
      

・Ich liebe dich(君を愛す)

・An den ferne Geliebte(遥かなる恋人に)    

・Andenken(想い)
     

 

#2.シューベルト「冬の旅」から

第1部  

第7曲 Wasserflut(流れの上で)

第9曲 Irrlicht(鬼火)
  

第2部  

第16曲 Letzte Hoffnung(最後の望み)

 

 

まとめ:
今年はベートーヴェン(1770年~1827年)の生誕250年にあたるので、各地でベートーベンの音楽が流れることであろう。3月26日が命日、今年のこの日は木曜日なので、聖楽院基礎科B組のレッスンの予定。Ich liebe dichかAndenkenを教材に選択するのも一考であろう。

本日のレッスンで、An den ferne Geliebte(遥かなるひとに)は、何故か違和感を覚えて、あっさりと諦め、研究課題とした。その理由は、本日の稽古の後に判明。この曲はSechs Gesänge(6つの歌)のうちの第5曲。11節構成で歌詞は6回繰り返しの有節歌曲。これも御縁なので第1曲目をさらう予定。

An den fernen Geliebtenで検索すると、楽譜付きでスペイン語字幕付きのyoutubeがある。

 

ちなみに、全音の楽譜「ベートーヴェン歌曲集(中声用)川村英司編、改訂版」には、An den fernen Geliebten(遥かないとしい方に)とAn die ferne Geliebte(遥かなるひとに)が収載されている。昨日、吉田教授に紹介していただいたのは後者であり、こちらはLieder Zyklusとして最初の作品で、ベートーヴェンの歌曲中でとくに傑出した歌。作詞者ヤイテレス(Alois Jaitteles)はウィーン大学医学部一年生で、自筆のこの詩をベートーヴェンに送ったものとされる。
シューベルトは「冬の旅」の難曲を集中的に稽古した。
第7曲 Wasserflut(流れの上で)は4分の2拍子で、3拍子とは違った独特な難しさがあり、黒木氏が、最も難しい曲の一つであるというのも頷ける。TempoはLangsamだが、シューベルトの自筆譜ではMäßig(中庸に)となっているため、いずれは、そのテンポで歌うことになろう。


第9曲 Irrlicht(鬼火)は8分の3拍子である。リズムがとりにくいことこの上ない。都合6回以上繰り返して歌ってみた。黒木氏が根気強くリズムとりのサポートをしてくれたのが役立った。その難しさは、ドイツ語の単語の一音節の音価が拍の整数倍でない箇所にっ顕著であった。休符のあとの歌い出しも、リズムにかかってくる。

第16曲 Letzte Hoffnung(最後の望み)の難しさも、4分の3拍子にある。これも第9曲の難しさに通じるものを感じる。

―池江璃花子選手の白血病報道―

 

昨年の2月12日。競泳の池江璃花子選手(ルネサンス)が白血病と診断されたと公表。東京五輪で大活躍が期待されていた女子のエースが突如離脱することになったニュースは記憶に生々しいです。

 

水泳は健康に役立つと信じて疑わない一般の方々の中には、一流の若手のスポーツ選手でも白血病に罹るという事実に釈然としない思いが生じたとしても無理はありません。

しかし、私は、常日頃、超一流のスポーツ選手は、行動体力には優れていたとしても、ハードなトレーニングにより、かえって防衛体力は劣っている可能性があると考えています。

 

防衛体力というのは医学的に言えば免疫力のことです。

選手は常に大きな不健康リスク(病気やケガ)を抱えている集団であると考えるので、残念な思いではありましたが、意外ではありませんでした。

 

そこで白血病(血液のがん)と免疫の関係について説明してみます。

私たちの生活圏には、細菌やウイルスなどの病原体が無数にあります。これらはしばしば体の中に侵入してきます。

また、体の中ではさまざまな部位でがんのもとになる異常細胞が発生することもあります。

ただし、私たちの体内では免疫の働きがあり防禦してくれます。

免疫の働きにより、体の中を常に監視し、このような病原体やがん細胞など、本来、体の中にあるべきでないものを見つけると、攻撃して排除します。

 

顆粒球、リンパ球、単球 などの白血球が、免疫機能の中心的な役割を果たします。

リンパ球には、T細胞、B細胞などの種類があります。このうちT細胞は、 樹状細胞など他の血球の協力によりがん細胞を見つけて攻撃をしかけます。

しかし、がん細胞の中には、免疫のしくみから逃れる術を持っているものもあり、通常の免疫機能だけではがん細胞を完全に死滅させることができない場合があります。白血病を含め、がんの発症はこうした場合に起こると考えられています。

 

幸い、昨年末の12月17日、株式会社ルネサンス、株式会社ジエブから

池江璃花子 退院のご報告 と題するメッセージが発表されました。


私は、その間、白血病という、あまりにも漠然とした情報をもどかしく感じていました。

 

白血病にもいろいろありまして、成熟度により急性と慢性に分けられ、分化の方向により骨髄性とリンパ性に大別されます。すなわち、芽球が骨髄系であれば骨髄性白血病、リンパ系であればリンパ性白血病となります。

 

ですから、池江選手の場合も、急性白血病なのか、慢性白血病なのか、次には、リンパ性白血病なのか、骨髄性白血病なのか、少なくともそのあたりの情報が気がかりでした。それが、ようやく明らかになったのでした。

 

以下、抜粋します。

<2月の緊急入院後の検査結果により池江は急性リンパ性白血病と診断されました。化学療法による治療を行いましたが、治療期間中に合併症を併発したため化学療法の継続が困難となり造血幹細胞移植を行いました。その後、寛解状態を維持し体調も安定したため退院することができました。>

 

この限られた情報には、重要なキーワードが盛られています。整理してみます。

 

診断:急性リンパ性白血病

 

治療:化学療法、造血幹細胞移植

 

経過:化学療法による合併症併発、造血幹細胞移植後に寛解維持

 

 

<明日につづく>

第2回合同稽古

 

2020年1月26日(日)

時間帯:11:00~13:00

レッスン場所:セシオン杉並第一音楽室

 

進行:聖楽院主宰 飯嶋正広

 

声楽指導:聖楽院協力アーティスト ソプラノ野上由美

 

ピアノ伴奏:聖楽院協力アーティスト、B組主任ピアニスト吉田奈津子

 

参加者10名(内訳:A組4名、B組2名、C組4名)

 

 

プログラム

 

1) 体慣らし

 

・水氣道イキイキ体操前半部

 

・胸郭拡張体操(胸郭前面・後面・左右側面)姿勢と動作、呼吸

 

 

2) 発声練習

 

・聖楽院方式

 

・ハミング練習(響きの場所:焦点の位置)

ハミングしたときに後頭部の首上部の骨の膨らみが振動していることを確認します。

鼻の両脇(迎香のツボ)、副鼻腔(頬・眉間)、頭頂部

力を入れた方向に、音も響きも飛んでいく
 

音の上昇やA,E,I,O,Uの母音の種類が変化しても、響きが保てるようにする方法
 

音高が上がる時は母音を暗い・深みのある音色にする(キアーロ⇔スクーロ)技法

 

・発声技法:下腹部(丹田中心)、マヨネーズ呼気と心太(トコロテン)呼気の違い
 

声帯以外に、口腔粘膜が摩擦する場所:軟口蓋(上あごの奥の部分)、舌根部
   

水氣道会員へのヒント:水氣道の準備航法で稽古している「そぞろ歩き」は、下顎を重力に任せて脱力した状態で、鼻の奥の領域を拡張させ、それを保持しつつ歩いています。

 

 

3) 日本歌曲実習(テクニックを応用してみよう!変化はあるか?)

 

・A組課題曲:「希望」北原白秋/團伊玖磨
 ブレスの位置の決定とそのタイミングを意識する⇒フレーズが大きく豊かに伸びた

 

・B組課題曲:「砂山」北原白秋/山田耕筰
 下顎の緊張の緩和のための「生返事法」と胸郭の保持
⇒精神的緊張は声の硬化を招かず、むしろ声を遠くへ届けることができた
緊張感は発声の敵ではなく、むしろエネルギー源である!

 

・C組課題曲:「ゆりかご」平井康三郎(作詞・作曲)
 音楽表現における楽譜の指示の大切さ「やさしくゆれるように」を生かす  
 ⇒Q:何をどのようにして揺らしたらよいのか?
  A:息を揺らしてみる。息だけで歌ってみる。その息を揺らしてみる。
     

揺れはリズムである。4分の4拍子の第1拍目(強拍)と第3拍目(中強拍)に 吐息を委ねてみる。それができたら、その揺れる息の流れに言葉をのせてみる。
⇒やさしくゆれるように歌うことの意味を感じ取ることができた。
    

 

註:初歩の段階では、身体を揺らしながら歌っても良い。それは、あくまでも揺れのリズムを体感するためのもの。慣れてきたら、体幹は揺らさずに、息を揺らすことによって表現する。

 

 

第3回合同稽古のお知らせ

 

2020年2月9日(日)

時間帯:10:00~13:00

レッスン場所:セシオン杉並第二音楽室

進行:聖楽院主宰 飯嶋正広

声楽指導:聖楽院協力アーティスト ソプラノ野上由美(11:00~13:00)

ピアノ伴奏:聖楽院協力アーティスト、B組主任ピアニスト吉田奈津子

 

 

レッスンプログラム概要

Part1(10:00~11:00):担当/飯嶋正広
準備と復習・・・体慣らし、発声練習、日本歌曲(各組)

 

Part2(11:00~12:00):担当/野上由美
日本歌曲(各組)、日本歌曲(各班)

 

Part3(12:00~13:00):担当/野上由美
希望者のみ・・・ソロ歌唱稽古(コンコーネ50小倉百人一首版、シューマン歌曲)

2月3日(月)に上記コンサートが東京藝術大学構内の奏楽堂にて開催されます。

 

聖楽院協力アーティストのソプラノ小松奈津子さんのバロック声楽の発表演奏があります。

 

小松さんは聖楽院の協力アーティストに就任された年に、藝大大学院修士課程を受験され、見事に合格を果たされました。今回は大学院の終了に向けての学位審査会ですが、一般に公開されています。

 

小松さんの演奏時間は、13:50~14:30の予定です。

 

 

聖楽院のA組(月曜午後)のレッスン生、担当ピアニストの和田浩子さんをはじめ、総勢8名はすでに行く予定です。

 

藝大の奏楽堂は大きなホールであり、しかも発表者は3名のみなので、満席のため入場・着席できないことはないとのことです。とても贅沢なお話です。

 

チラシを添付します。

 

バロック声楽は、聖楽院がモデルにしているジャンルでもあるため、とくに聖楽院のレッスン生の皆様、他の協力アーティストの皆様をはじめ、多くの皆様に、是非ともお聴きいただきたいと願っています。

 

 

令和2年1月25日(土)5:50~7:50pm

 

新宿コズミックセンター(第8レーン)

参加者総数8名

指導・監督:水氣道正弐段 中川良子
修錬生インストラクター:水氣道2級 坂本光昭

 

稽古内容

1) 親水航法

2) 準備体操(イキイキ体操)整列行進方式

3) 基本五航法

<休憩>

4) 各種航法:各種の足構え、各航法1枚目(名乗り)

5) 整理体操(のびのび体操)ファシリテーター指定方式

 

 


・1)~3)は先行入場者(3名)と途中入場者(5名)に別れて行う

 

・4)は足構えの後全員が名乗りを行った

<はじめに>

 

 

前回は「口内炎」に効果のツボを紹介しました。

 

 

「頬車(きょうしゃ)」は下顎のエラから1cm程上のくぼんだところにあり、

 

 

「耳門(じもん)」は耳の穴の前にある突起(耳珠)のやや上にあるくぼみにあります。

 

 

今回は「歯の痛み」に効果のあるツボを紹介します。

 

 

 

<歯の痛みに効果のあるツボ>

2019-06-06 00-15

 

 

今回は「合谷(ごうこく)」を紹介します。

 

 

「合谷」は親指と人差し指の間にあります。

 

 

たびたび「合谷」が紹介されて食傷気味だと思いますが、効果があるので試してみてください。

 

 

ただ痛みを軽くするだけですので歯科医の受診を忘れないようにしましょう。

 

 

 

杉並国際クリニック 統合医療部 漢方鍼灸医学科 鍼灸師 坂本光昭