<病気や障害のある家族を支える皆様へ>

永らく健康に恵まれない家族を支えることは容易ではありません。

 

たとえ病気や障害を持つ本人と身近に接していても、

また、その家族を深く理解したくても、

自分で直接体験できるわけではないからです。

 

そのため支える側の家族としての苦悩が長引くと、相手を理解するのは難しいのに、理解したつもりになると、かえって相手を傷つけてしまいがちです。

 

家族の痛み、苦痛を共感できず、つい病弱な家族につらく当たってしまう方、

また場合によっては自分自身をも責め心身共に疲弊している方、

あるいは、理想のサポート役に徹するあまり、自分自身の健康に気が回らない方、

私は、そんな皆様を多数見守ってきました。

 

このように支える側が無理をしていくことは、自分自身だけではなく家族の健康に影響を与えかねません。

 

支える側の家族が、自分自身の心身の健康状態に関心をもち、良好な状態を維持することは、自分自身だけではなく家族全体に良い影響をもたらすことができます

 

 

さて東洋医学には未病(みびょう)という概念があります。

 

それは西洋医学では異常がないとされ、保険医療の対象とされない不調な状態です。

 

つまり、健康とは言えないけれど病気とも言えない状態を言います。

 

体が怠(だる)い、頭が重い、肩こりが辛(つら)い、何となく食欲がない等はその代表です。

 

 

未病でなく既病(きびょう)という通常の病気の状態になれば西洋医学でも異常を発見し易くなります。

 

しかし、その場合、現代医学の粋をもってしても治癒に持ち込みにくい状態になりがちです。

 

お薬だけでは治せない病気が増えています。

 

「未病」のうちに身心を整えておけば、短期間で体調や気分を良好にし、体力や気力を維持、向上させることができます。

 

ぜひ私にご相談ください。

 

 

杉並国際クリニック

統合医療部

 

漢方鍼灸医学科 鍼灸師

 

坂本光昭