2018年 聖楽院からのご挨拶

閲覧者の皆様、聖楽院レッスン生の皆様そして協力アーテイストの皆様、

 

新年あけましておめでとうございます。

 

 

旧年中は大変お世話になりました。お蔭様で、聖楽院および聖楽院週例コンサートは順調に発展を続けております。

 

聖楽院協力アーティストにおいては、三名の優秀なフルート奏者を新たに迎え入れることができ、週例コンサートの彩と演奏内容のグレード・アップに多大な貢献をしてくれています。

 

今年は、第1・2週の聖楽院週礼コンサートにプレ・コンサート枠を増設し、また第2回聖楽院レッスン生内部発表会を企画するなど、より豊かな実りある音楽活動を展開していきたいと思います。

 

 

また、聖楽院のレッスン生は声楽演奏科だけでも27名が登録し、他に器楽演奏科でもピアノのレッスン生が2名活躍しております。

 

朗誦表現科は今年開講予定です。今後声楽をはじめピアノその他の楽器を学びたいという方、詩の朗読を発表したい方など多くの皆様の要望にお応えできるコミュニティー作りを心掛けたいと思います。

 

 

このような聖楽院も昨年4月に発足したばかりです。聖楽院は高円寺南診療所が主催し、日本水氣道協会が後援しています。

 

この件に関しては、毎水曜日に開催している聖楽院週例コンサートのプログラムにも明記している通りです。

 

実際、聖楽院のレッスン生のほとんどが日本水氣道協会の会員であること、また水氣道会員のほとんどが高円寺南診療所をかかりつけ医療機関として継続的な健康管理をしている皆様です。

 

このような背景から、聖楽院の発展には協力アーティストの皆様と、水氣道会員の皆様とが中核となっていることが聖楽院の大きな特徴です。

 

 

水氣道は高円寺南診療所から全世界に向けて発信している健康法であり、かつ独創的な心身医学療法です。なぜ独創的であるかといいますと、水氣道参加者の大多数が治療ということを意識せずに楽しみながら続けているからです。

 

同様に、あるいはそれ以上に、聖楽院でのレッスン生は治療を意識せずに毎回の稽古や発表会などの催しを楽しむことができています。

 

 

聖楽院は医療機関である高円寺南診療所が主催している以上、どうしても健康増進・治療的アプローチが背景や基礎にあります。

 

しかし、レッスン生ばかりではなく協力アーティストの皆様もまた、音楽療法ということを意識していただくには及びません。

 

音楽のもつ癒しの力は、純粋に芸術性を追求することで、何よりの効果を発揮するからです。

 

純粋にクラシック音楽を究めていく、クラシック音楽の素晴らしさをより多くの方々のために表現していく、というプロ意識に基づくミッションを大切にしていただくだけで、おのずと立派なセラピーが成立するものと信じております。

 

 

聖楽院 主宰 飯嶋 正広

 

平成30年元旦