水氣道稽古「なみの湯」視察団レポート

日 時 平成29年8月14日  13時20分より14時45分

 

参加者 飯6名:飯嶋、林、大塚、金澤、野口、堀田(敬称略)

 

 

以下は、水氣道の新規稽古場候補の「なみの湯」についての視察レポートです。

 

これは主に林亮博氏(水氣道従弐段下)の基礎報告によるものです。

 

他に金澤克彦氏(水氣道少初段上)、野口将成(水氣道准3級)の報告は、

 

とくに下線を施し<姓>を記して区分しました。

 

各項目末尾の コメントは飯嶋正広の所見です。

 

10月24日(火曜日)に第二次視察団を派遣します。

 

参加者若干名を募集します。

 

希望者は日本水氣道本部事務局(℡3318-1822)まで、

 

問い合わせてください。

 

 

 

【 稽古場所までの経路 】

 

地図はホームページで確認してください

 

駐車・駐輪スペースはありません

 

診療所からは徒歩10分。

 

午後1時20分に現地に集合、遅刻厳禁

 

開店作業があり、後から入れない<野口>。

 

⇒ 診療所での集合は、午後1時まで。

 

 

 

【 着替え場所 】

 

貸し切り状態なので安心。

 

着替えがスムーズにできる。

 

更衣室が広く使える。快適(野口)。

 

終了後の各器具の使用は料金が発生する。

 

料金は事前に用意すること。

 

 

【 プール槽に入水する際の注意点 】

 

プールに降りる梯子階段がある。

 

これには注意が必要、踏み外す危険あり<野口>。

 

プールに入るときは逆向きになって入水するように。

 

その時には脚を踏み外さないように慎重に行うこと。

 

⇒ プール槽から出た直後の転倒リスクも忘れずに。

 

 

 

【 団体利用の際の基準案 】

 

最大参加人数を考えた場合5~6人。

 

参加人数によって工夫が必要。

 

少数精鋭のときは、ゆったり利用できる。

 

ただし、参加者が多いときは思いやりの心で稽古。

 

直後の印象では6人ではやや狭い感じ<野口>。

 

一定方向の水の流れを作りやすく、いつもと違う水流抵抗運動ができた<野口>。

 

スペースは通常のプールと比較して相対的に狭いです。

 

それがむしろ、いつもと違う感覚を喚起するメリットもあります<金澤>。

 

⇒ 妥当な定数について、事後評価では6人までは適切。

 

  ただし、肥満者が多いと4人までが適切。

 

 

 

【 プール環境 】

 

水深:1m均一、外観から想定した以上の十分な水深。

 

(比較:杉十1.4~1.2m傾斜、藤村1.1m/1.5m平坦2種、ハイジア1.2m平坦)

 

 

水温:34℃、一般的な室内温水プールの水温は30~31℃

 

水質:pH8.0(アルカリ性)、高度135mg/L(軟水)天然水、水の滑らかさを感じた。

 

常に一定した条件であるのか確認したい。(水温、水質、薬剤)

 

 

プール水槽内壁に手すり棒がある。

 

それを稽古のために有効活用することができる。

 

⇒ 水深が浅めなので小柄な会員向き。

 

水温が若干高めなので冷え症の会員向き。

 

アルカリ性天然軟水なので皮膚が過敏な会員向き。

 

 

 

【 昇級・昇段審査会場として利用する場合 】

 

横幅が狭いので工夫が必要。

 

また施設管理者との協議が必要かと思います。

 

⇒ 4級までの昇級審査会場として活用可能。

 

 

 

【全体的な所見】

 

杉十温水プールと比較して浴室内が温かく感じられた。

 

狭いスペースのため熱がこもり易く、少し蒸し暑く感じる<野口>。

 

銭湯ならではのアトラクション的な感じ。それが楽しかった<金澤>。

 

稽古終了後、シャワーの使用、湯船に入れた。

 

終了後に湯船に入れて気持ちよかった(野口)。

 

時間に余裕をもって稽古ができる。

 

時間当たり費用効果は本人の工夫、努力次第。

 

体を充分動かしたい方には不向きかもしれません。

 

⇒ 垂直梯子階段のため、杖・車いす使用者には不向き。