佐々木のつぶやき vol.8

皆さんご無沙汰しております。

 

聖楽院コンサート第三週先任ピアニストの佐々木です。

 

去る6月21日、第12回聖楽院週例コンサートを終えました。

 

主宰の飯嶋さんの他、藤岳音さんのチェロ、

 

大学時代の友人、小嶋慶子さんのクラリネットを出演者として迎えました。

 

 

各々のソロ演奏に加え、クラリネット、チェロ、ピアノで

 

ベートーヴェン作曲のピアノ・トリオ「街の歌」をメインに

 

90分たっぷりと演奏をさせていただきました。

 

ことにトリオに関して、若き日のベートーヴェンが

 

この珍しい編成のために作曲した作品を音海で披露できたこと大変嬉しく思います。

 

 

僕としても、初めての試みでした。

 

それにもかかわらず、この作品の持つ若々しく爽やかな曲想を、お二方とも巧みに引き出していたため、

 

大変気持ちよくピアノを弾かせていただくことができました。

 

お客様の中には臨月の女性もおいででした。

 

お腹の赤ちゃんに音楽の癒しを与える一役を買うことができ、嬉しかったです。

 

<この日、重たい曲が入ってなくてよかったね>と密かに出演者一同ホッとしておりました。

 

どうか元気な赤ちゃんを産んでくださいますように。

 

ということで今回の一言、「安産」です。