食品のカロリーのまとめ

 

いままで色々な食材のカロリーを見てきました

 

ここでちょっとまとめてみます

 

1単位(80kcal)で何グラムあるか

ごはんは1単位=50gです

 

まず穀物、要注意は粉物です

 

特にそば、うどん、スパゲッティは乾麺だと20gで1単位です。

 

意外とカロリーがあるのは、コーンフレーク(プレーン)で20g

 

 

肉を見ると

 

豚ばら肉、ベーコンが1単位20g

この2品は多脂性食品の分類になります

 

鳥肉は皮が15gで1単位

 

皮以外だと

ささみ、胸肉が80g

 

もも肉も60gと低カロリーです。

 

 

鳥肉はカロリー低く、高タンパクなのです

 

 

油は軒並みカロリーが高く

 

サラダ油、マヨネーズは10gで1単位

マヨラーは注意ですね…

 

アーモンド、ピーナッツがサラミ、鳥皮と同じ!

15gで1単位です

 

野菜、海藻、きのこは300g

 

腹が減ったらとりあえず野菜かキノコ、海藻が良いと

 

覚えておけばいいと思う単純なNogucciでした

 

今月のテーマ:ヴォイス・トレーニング

 

 

その3:ヴォイストレーニングとヴォイトレ・セラピー

 

 

音声学や耳鼻咽喉学の専門家にも、歌手や舞台俳優として一定の能力を持ったアマチュアがいます。

 

しかし、残念ながら超一流の人物は少ないとの世評があります。

 

一方、優れたプロの歌手や舞台俳優には音声学や

 

耳鼻咽喉学についての知識が不十分であることが多いです。

 

そのため、学術研究者や臨床医は体系的で科学的な論理に基づいて

 

伝統的指導法や発声法を否定しがちであったようです。

 

また、逆に、芸術の現場の指導者は個人の感覚に頼った非科学的で

 

音声学的に間違った説明や指導を行うことも少なくありません。

 

 

一方、優れたプロの歌手が耳鼻咽喉科医の監修を受ける例、

 

医学部での解剖学の指導を受けに行く例、

 

医師が歌手と共同しヴォイストレーニングを行う例があります。

 

私は歌手のみならずピアニストやその他の楽器演奏者と共同して

 

ヴォイストレーニングヴォイトレ・セラピーを始めつつあります。

 

 

聖楽院ではヴォイストレーニングを健康の維持・増進および

 

病気の治療をも併せて目的としています

 

 

ただし、目的が健康の維持・増進さらには病気の治療を目的とする場合は、

 

健康や医療の専門家であることが必要となります。

 

しかし、その場合の呼称は確立されていないのではないかと思います。

 

少し、俗っぽい表現ですがヴォイトレ・セラピストあるいは

 

ヴォイトレ・ドクターというのはいかがでしょうか。

 

私自身は、自分自身を実験台としてヴォイトレを10年以上続けてきた、

 

という意味においては,叩き上げのヴォイトレ・ドクターであると自負しています。

 

今回は臨床で使っているツボ「⑪ 気海(きかい)」を見ていきましょう。

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臍から指2本分下にとります。

 

 

 

氣の流れを良くして倦怠感、気力の喪失を改善し心身を健康にしていきます。

 

 

 

高円寺南診療所 統合医療部 漢方鍼灸医学科 鍼灸師 坂本光昭

(17の続き:サポートを得るための求め方や求めるタイミングについて)

 

次に、自分が今どんな状態かを相手に説明する必要があります。

 

前回の例で言うと、歯医者さんのところに行ったら、どこがどんなふうに痛むのか説明できると、

 

歯科医はどんな処置が必要なのかを判断することができます。

 

 

それから、どこまでなら自力でできそうか、どこからサポートが必要なのかを話せると、

 

相手にもわかりやすく、要点をおさえたサポートを得ることができます。

 

 

しかし、体の調子が悪いときには、健康なときとは違って精神的に余裕がないので、

 

なかなかそこまで要領よく話すことができないものですね。

 

 

一方、サポートを求めるタイミングも大事になってきます。

 

それは相手のことを考えて求めることです。

 

相手が忙しかったり、相手も深刻な悩みを抱えている状態だったりという状況では、

 

相手も良いサポートを提供できないでしょうし、相手まで苦しめてしまう結果になってしまいます。

 

 

素人である相手方に期待できることの限界を認識していないと、

 

互いに、失望もしくは怒りの感情が生まれ好ましくない結果をまねきかねません。

 

 

「心の専門家」が必要になるのは、こうした場合です。(次回へ続く)

 

 

ストレス対処 MIYAJI 心理相談室(高円寺南診療所内)

 

主任 臨床心理士 宮仕 聖子

消化器系の病気

 

テーマ:過敏性腸症候群

 

 

高円寺南診療所の新患は、比較的若い世代が多いという特徴があります。

 

若い方たちの中には、体調不良が生じてもすぐに来院せず、

 

3ヶ月以上も経過して、やっと来られる方も少なくありません。

 

 

症状で多いものの代表は腹痛です。

 

腹痛が3ヶ月間続いている場合に、まず確認するのは腹痛の頻度です。

 

過去3カ月間、平均して少なくとも週に1回以上起こしている場合には、

 

その段階で過敏性腸症候群(IBSを疑います。

 

次に、①腹痛と排便が関係するか、②腹痛により排便頻度に変化があったか、

 

③腹痛により便形状(外観)に変化を伴ったかどうかを尋ねます。

 

この3項目のうち2項目以上が認められれば、過敏性腸症候群(IBSと診断します。

 

以上は、Rome Ⅳ基準(2016)という過敏性腸症候群の診断基準の骨子です。

 

 

腹痛の他、下痢、便秘、腹鳴などの機能的障害がみられることがあります。

 

 

治療は第1段階から第3段階まであります。

 

第1段階は、過敏性腸症候群(IBSの患者さんを日常的に診療する

 

一般医や消化器内科専門医が担当しています。

 

このIBSを便の形状(硬便・兎糞状便~軟便・水様便)の割合から

 

下痢型、便秘型、混合型/分類不能型に分類します。

 

もし、便の形状について問診を受けなかったとしたら、そのドクターはIBSに関して、

 

余り専門的な知識を持っていないのではないかと思います。

 

この分類がIBS診療で重要なのは、便性状が、排便回数より、大腸通過時間を良く反映するからです。

 

 

第2段階は、消化器内科専門医等による消化管主体の治療が無効だったことを踏まえて、

 

中枢機能の調整を含む治療経験のある総合病院の消化器科、心療内科、総合内科での治療とされます。

 

ここでは、第1段階の薬物治療との併用も可能です。

 

 

第3段階では、薬物治療が無効であることを踏まえ、心理療法を行います。

 

消化管機能あるいは心身医学の専門医がいる施設での治療戦略です。

 

心理療法には弛緩法、催眠療法、認知行動療法などがあります。

 

 

高円寺南診療所では、第1段階から第3段階に至るまでの一切を担当しています。

 

心身医学や心療内科の最大の欠点は、薬物療法で治療効果を発揮できない場合に、

 

ただちに心理療法を検討することにあります。

 

これは、心身医療や心療内科の発祥であるドイツでも同じです。

 

<神経症や精神病でない心身症の患者に、心理療法を施すのは誤り>であると、

 

心身医学専門医であり心療内科専門医である医学博士が指摘することは、問題があるでしょうか。

 

 

私はそうではないと考えています。非薬物療法すなわち心理療法ではないからです。

 

心身症の患者さんには心身医学療法こそが進められるべきです。

 

真の心身医学療法とは、身体活動や運動訓練を伴うものであると考えているからです。

 

しかし、実際に心理療法もどきの技法を心身医学療法にすり替えていることこそが、

 

心身医学の矛盾であり弱点であると考えています。

 

心身医学療法は心身医学の専門医みずから新たにデザインすべきではないかと考えます。

 

その考えを実践したのが水氣道®であり臨床声楽法(聖楽院)なのです。

 

 

第114回日本内科学会総会に参加して(その3)

 

 

内科は基本領域です。

 

この基本領域をSpecialty(専門)として、

 

そこから13Subspecialty(特殊専門領域)が構成されます。

 

しかし、世間様の相場とは異なり、内科が専門領域であると主張しているのが

 

日本内科学会だけだとすれば、実に滑稽な話です。

 

 

日本内科学会の13におよぶSubspecialty領域を列記してみましょう。

 

消化器・循環器・呼吸器・血液・神経内科・老年病・腎臓病・肝臓病・糖尿病

 

・内分泌代謝・リウマチ・アレルギー・感染症

 

日本内科学会が認定した内科医は、このすべての領域を担当できることが保障されていますが、

 

もっぱらSubspecialty領域のみを担当する医師も多数存在します。

 

 

これらのSubspecialty領域の内科専門医となるためには、

 

基本領域である内科医としての認定された資格を有することが必須の条件となります。

 

 

私の場合は、上記のうち、リウマチアレルギーの2領域の専門医ですが、

 

これらの領域はとくにすべてのSubspecialty領域にかかわっています。

 

 

また、この13領域以外でも基本領域の資格を必須とする専門医資格があります。

 

 

広告可能な専門医資格として厚生労働省が認可しているものの中で、

 

私が保持している資格は、心療内科専門医漢方専門医があります。

 

この2つの専門領域は、内科の13のSubspecialty領域のすべてはもちろんのこと、

 

医療全般に貢献していると思います。

 

 

心療内科は、いずれ内科の14番目のSubspecialty領域となるべき準備が進みつつあるようです。

 

一方、漢方専門医は内科以外の基本領域、

 

たとえば小児科、産婦人科等の専門医など、複数の基本領域の専門医が取得しているタイトルです。

テーマ:出血傾向、とくに血液凝固因子の異常

 

出血しやすい患者さんを診たら、まず出血部位を確認することから始まります。

 

出血が直接的に観察できない部位もあります。

 

たとえば関節内や筋肉での出血です。

 

次に血小板、凝固系、線溶系、血管壁のうち、どこに異常があるかを鑑別するための検査を行います。

 

見落とされがちな関節内・筋肉での出血であれば凝固因子の異常を疑います。

 

このうち、凝固系の異常が原因である場合は、先天性のものか後天性のものかで分類します。

 

小児科では先天性である血友病などが重要ですが、内科では後天性の病気が重要になってきます。

 

 

それでは、後天的に凝固系の異常を来たし、

 

出血傾向を生じるものにはどのような原因があるかを列記してみることにします。

 

 

①肝臓病、②ビタミンK不足、③循環抗凝固抗体(後天性血友病など)、④抗凝固薬使用

 

 

 ①肝臓病によって出血傾向を来す理由は、肝臓が凝固因子を合成しているからです。

 

②ビタミンK欠乏症は、ビタミンK欠乏によってビタミンK依存性凝固因子

 

(第Ⅶ、Ⅸ、Ⅹ、Ⅱ因子)の働きが低下するので、出血傾向が生じます。

 

③特定の凝固因子の働きを妨げる因子が後天的に形成されることによって出血傾向が生じます。

閑話休題、現状について

 

今回はNogucciの現状についての報告です。

 

平成29年も4か月過ぎました。もう1/3が過ぎたんですねえ。

 

平成28年スタートは104㎏、

 

平成29年スタートは89.9㎏(ギリギ90㎏切り)でした。

 

5月1日時点で86.8㎏です

 

はい、減少のペースが落ちてきました。

 

現状維持の期間に入ったのかもしれません。

 

 

ここでもう一度、食事、運動を見直して行きたいのと、

 

焦らず、諦めずに一日一日を過ごしていきたいです。

 

 

ドクトル飯嶋曰く「股関節の柔軟性が次のカギ」とのこと。

 

…股関節、とっても固いです… (´・ω・`)

 

諦めずに少しずつ柔軟体操に取り組んでいるNoGucciでした。

 

 

 

今月のテーマ:ヴォイス・トレーニング

 

その2:ヴォイストレーニングを受けている人たちと一般的方法

 

 

ヴォイストレーニングを受ける人は、プロ・アマを問わず、

 

圧倒的に歌手や役者・声優をしている人や、それを志している人が多いです。

 

また、近年は日常生活やビジネスの場において

 

「魅力的な声を出すことによりコミュニケーション能力を高め社会的に成功する」

 

ことを目的とするヴォイストレーニングも行われています。

 

その他、美容目的のヴォイスとレーニングの例としては、

 

腹式呼吸をすることで、引き締まり痩せやすい体になると考えているようです。

 

 

ヴォイストレーニングの方法については、クラシック・ポピュラー音楽や、

 

耳鼻咽喉科の関係者が、それぞれ情報交換や交流も行いながら研究を進めています。

 

また、民謡・長唄・能楽の謡など邦楽の一部の歌唱指導者の間でヴォイストレーニングが取り上げられています。

 

 

ヴォイストレーニングは、「声を出す」こと、

 

すなわち発声の全般を考えながら行われているようです。

 

声は生身の身体から発生することを鑑み、身体面のトレーニングが行われます。

 

 

喉・舌などの使い方を訓練する他、発音の訓練なども含まれます。

 

呼吸法、さらに、歌のヴォイストレーニングにおいては、声の響かせ方も重要視します。

 

また、場合によっては体全体に関することも含まれます。

 

 

しかし、声を出すという行為は、人間の意思に基づくものです。

 

つまり、精神作用です。

 

したがって、ヴォイストレーニングにおいては、少なくとも精神面のトレーニングも必要なはずです。

 

 

私が聖楽院で養成したい、新しいタイプのヴォイストレーナーとは、

 

レッスン生の身体面のトレーニングばかりでなく

 

精神面でのトレーニングを行うことができるヴォイストレーナーなのです。

 

 

 

神経・精神・運動器

 

テーマ:ミトコンドリア脳筋症

 

 

骨格筋障害のうち、その原因が筋肉自体にあり、

 

神経によるものではないものをミオパチーといいます。

 

骨格筋障害というと、整形外科を考える方が多いと思いますが、

 

このミオパチーを専門領域とするのは、まずは神経内科医です。

 

(ただし、神経内科は心療内科とは異なるので区別してください。)

 

 

筋肉の細胞の異常には

 

①筋細胞の構成蛋白の異常、

 

②エネルギー代謝の異常、

 

③炎症

 

があります。①は筋ジストロフィーなど、②はミトコンドリア病や各種のミオパチーなど、

 

③は多発性筋炎/皮膚筋炎などの膠原病です。

 

この③のみは、神経内科医ではなく、リウマチ内科の領域です。

 

 

②エネルギ代謝異常によるミオパチーにはミトコンドリア病があります。

 

これは先天性代謝性ミオパチーで、ミトコンドリア脳筋症とも呼ばれています。

 

 

ミトコンドリアはヒトを含め真核生物の細胞小器官です。

 

二重の生体膜からなり、独自のDNA(ミトコンドリアDNA)を持ち、分裂、増殖します。

 

それはATP合成や酸素呼吸(好気呼吸)の場として重要な役割を担っています。

 

このDNAは母系遺伝します。

 

 

ミトコンドリア病は、ミトコンドリアの機能異常によって、

 

エネルギー産生障害(ATP酸性の低下)のため、

 

体内の乳酸が増加して体液が酸性化するアシドーシスを生じます。

 

体の中で最もエネルギーを必要とする臓器である脳や骨格筋をはじめ、種々の臓器が障害される病態です。

 

 

共通の症状は、四肢の筋力低下、低身長、感音性難聴、痙攣、脳卒中様発作、糖尿病などです。

 

先天性であるこの病気とは異なり、線維筋痛症は後天的な病気ですから、病的な低身長は特徴的ではありません。

 

しかし、エネルギー不足や有酸素呼吸機能低下傾向を認めるため、

 

筋肉や脳の機能異常をきたしているという現象は共通しています。

 

線維筋痛症の患者さんが有酸素運動である水氣道®を継続することによって治療効果が得られますが、その場合は、骨格筋機能と同時に脳の機能にも改善がみられています。

 

このように、発症頻度の少ない難病を経験することは、発症頻度の多い病気の理解や治療法の開発の上でも役に立つ場合があります。これは、逆のこともいえそうです。日常的に遭遇する病気を丁寧に観察することによって、難病の患者さんに対して新たなアプローチが可能になるのではないかと思います。