【心理】認知行動療法  HELP!力<19>

(18の続き)

 

臨床心理士といった心理の専門家は、

 

「苦しい、辛い」という訴えしか言えない状態、混乱した状態でも、

 

まず情緒的なサポートによって、クライアントさんの気持ちの下支えをいたします。

 

 

どんなことが辛いのか、お話ができるまで、待っています。

 

また、その人が話しやすいように気持ちを引き出すサポートもします。

 

そして、必要であればより専門的な、手段的・情報的サポートも提供します。

 

 

例えば、認知行動療法といった手法を使って、クライアントさんと問題の解決に向けて、

 

物事のより良い受け止め方や考え方、ふるまい方のトレーニングを提供します。

 

 

心理の専門家というと、ちょっと相談に躊躇するところがあるかもしれませんが、心配はいりません。

 

その人が今訴えたいことを、ありのまま受け止める姿勢でお話をお聞きします。

 

ただ、相談する人から「HELP!」が来ないと、

 

カウンセラーは十分なサポートをすることができません。

 

もし悩んで、周りの人に話しづらかったり、うまくいかなかったりするときは、

 

カウンセラーに一言、「HELP!」と伝えに来てくださいね。

 

 

ストレス対処 MIYAJI 心理相談室(高円寺南診療所内)

 

主任 臨床心理士 宮仕 聖子