欧州からの速報3(ウィーンの週末3)

19日日曜日。本日の主な課題は、まずは時差調整、②語学研修です。

 

 午前中は仮眠をとり、午後から活動を開始するはずでしたが、

 

午前9時にホテルまで迎えにきてくれるバスツアーに参加しました。

 

 

ウィーンの森とハイリゲンクロイツ修道院、マイヤーリンク(ハプスブルグ家の狩りの城)、

 

それから欧州最大の地底湖ゼーグロッテ見学です。

 

 

参加者は様々で、現地人ガイドが、ドイツ語、スペイン語、英語の3か国語を

 

一人で駆使して、すべて流暢に解説するのには驚きました。

 

私は、英語の次にはドイツ語が理解しやすいだろうと予想していましたが、

 

ドイツ語だけはとても早口なので、とうていついていけませんでした。

 

ベルリンでの発表がドイツ語なので、少し気になってきましたが、

 

英語の解説の助けがあったためか、スペイン語が分かりやすく感じられたのは不思議でした。

 

 

あいにくの雨天でしたが、地底湖ゼーグロッテ見学も含めて、日照の影響が少ないため時差調整にはもってこいの条件でした。

 

 

ツアー客の中にはイタリア人も混じっていて、

 

たった一人の東洋人の私に、イタリア語で話しかけてくるので驚きました。

 

彼女は、私の顔はイタリア語が理解できる顔だ、というので不思議でした。

 

彼らはおそらく英語やスペイン語を参考にしてガイドの解説を聴いていたのだと思います。

 

私も彼らと同様に、すべての言語の解説を真剣に聞き取ろうとしていた仲間だと感じてくれたのかもしれません。

 

 

午後2時にホテルに到着して、予定通り昼食をとったあと、

 

学会発表用のスライドや口述原稿を再検討し、仕事はとても順調に捗りました。

 

安心したためか、ちょいと一息休憩のつもりが熟睡となり、気がつくと現地時間で11:00pm(日本時間で7:00am)。

 

時差リズム解消のためには概ね成功を収めましたが、

 

楽しみにしていたオペラ観劇<トリスタンとイゾルデ>を無駄にしてしまったのは残念至極でありました。