減肥航法に想う Vol.7

水氣道 准3級(特別訓練生) 野口将成

 

 

減肥航法の特訓を続けてきて、結果的には

 

「自分にやや厳しく、相手にやや優しく」という関係に近づきつつあると思います。

 

 

これこそが、中庸であり、自然で健全なバランスの取れた人間関係の在り方であること等、

 

気づくことがたくさんありました。

 

 

水氣道は、長所(競技的な強み)を限界まで引き延ばし、

 

超越させようとする並のスポーツではありません。

 

 

むしろ全体(心身両面および社会関係性)の中での欠点や弱点を発見して、

 

集団的ダイナミズムにより少しずつ着実に補って、

 

それを各人に相応しい水準まで回復させようとするものです。

 

 

人生いろいろ、長所も欠点もいろいろですが、欠点を長所に替えることで、

 

総合的、統合的に、全体として自然なバランスの取れた健康

 

あるいは調和のとれた人間性が育まれるのだと確信しています。