プライマリケア・救急・心療内科Vol.2

今月のテーマ<医療機関の科目標榜と専門医制度について>

 

 

第Ⅱ話:高円寺南診療所の診療標榜科目と院長の専門医資格との対応関係

 

 

医療機関のホームページはトップページは広告とみなされます。

 

診療科目は麻酔科を除き自由に広告できますが、

 

専門医資格も広告可能なものは限られています。

 

 

第一標榜の内科に関する資格は『内科認定医』です。

 

「総合内科専門医」の資格ではないので内科専門医と広告することはできない、ということになります。

 

 

高円寺南診療所の院長が保持している

 

広告可能な4つの専門医資格と地域現状をご紹介いたします。

 

 

『心療内科専門医』(全国127名>都内27名>杉並区内2名>高円寺1名

 

『漢方専門医』(全国2193名>都内316名>杉並区内5名>高円寺1名

 

『アレルギー専門医』(全国3235名>都内262名>杉並区内5名>高円寺1名

 

『リウマチ専門医』(全国4653名>都内667名>杉並区内7名>高円寺1名

 

 

最近、高円寺の近隣医療機関で

 

リウマチ科、アレルギー科、心療内科等の標榜は珍しくなくなりました。

 

しかし、専門医資格をもっているのは、

 

残念ながらわずか1名ずつに過ぎないのが現状です。

 

読者の皆様は、どのようにお感じになられましたか。

 

 

何のための専門医制度、あるいはどなたのための専門医広告制度なのでしょうか。