(心理)コーヒーブレイク  ストレスへの対処法-18

これまでメインテーマにしてきた認知行動療法。

 

 

これと関連してストレッサーへの直接的なコーピングについてお話してきました。

 

 

「ストレスに対処すること」、これを「コーピング」と呼びます。

 

 

今回は「コーヒーブレイク」と題して、少しリラックスしてお読みください。

 

 

それでは今回と次回の2回で、コーピングの方向性と相互性について一緒に考えてみましょう。

 

 

さて、オーソドックスなコーピングといえばストレッサーへの直接的なコーピングです。

 

しかし、現実の世界はストレッサーに立ち向かうだけでは疲れて、さらに参ってしまうこともあります。

 

そこで、問題からいったん離れる、休憩をとる、気分転換をする、楽しいことを考える。

 

そのようなコーピングもときには必要です。

 

 

みなさんはどのくらいの数のコーピング技術を持っていますか?

 

5個くらいじゃまだまだ少ないですよ。

 

「ため息」だって深く息を吐くコーピング。幸せは逃げたりしません (^^)

 

 

先日の話ですが、私は台風の中、何回か外出する用事があって、ぐったりしてしまいました。

 

外に出ると、目の前にカエルがたたずんでいました。

 

私はカエルを見て「あら、かわいいー」と思わず頭をナデナデしました。

 

疲れがとんで、ほっこりした気分になりましたよ。

 

 

でもカエルはプクーッとふくれていました。

 

 

…さて、私のこの対処法の問題点を挙げるとしたら何だと思いますか?

 

この問題は結構大事なことなので、次回もぜひ読んでくださいね。

 

臨床心理士 宮仕 聖子