フランス自然療法(水治療・温泉療法)視察旅行の目的

現在フランスでは、メタボリック・シンドローム、気管支喘息、

 

変形性膝関節症、関節リウマチ、線維筋痛症等およびうつ病、

 

乳がん全摘術後の心身のケア、産後の母親向けの禁煙指導などの研究成果に基づく温泉療法、

 

予防医学としての最新型スパの展開が注目されています。

 

 

また、自然療法による抗うつ薬・抗不安薬の減量・離脱プログラムが進んでいます。

 

 

対象疾患や治療コンセプトなど、あらゆる方面において、

 

平成元年から今日にいたるまで高円寺南診療所が志向してきた

 

自然療法・統合医学の理念に一致し、驚きと喜びを禁じ得ません。

 

 

また2000年に着想し、今日に至るまでの試行錯誤により体系化され整備された

 

『水氣道Ⓡ』(フランス語:Suïkido)を

 

英語圏やドイツ語圏のみならずフランス語圏にもアピールすることができる端緒として、

 

今回の視察旅行の意義は大きいものと認識しております。

 

 

今回、フランス最大の温泉療法機関(CNETH / AFRETH)の全面的な協力を受け、

 

日仏間の水治療・温泉療法の交流を深める機会が得られました。

 

 

フランスの現地での第一人者による事前質問リストに基づくレクチャー、意見交換、実地体験をはじめ

 

日仏間の交流や共同研究の可能性について

 

限られた滞在時間をフル活用して研修成果を挙げてきたいところです。