食物アレルギーの原因となるアレルゲンは、自然・加工を問わず、
また植物性・動物性を問わず、あらゆる食品に存在します。
発症は、圧倒的に乳幼児に多いですが、
小児に限られている訳ではありません。
成長と共に消化管の消化・吸収機能が向上して、あるいは治療により、
アレルギーを引き起こす食品に対する耐性が獲得されることがあります。
その場合は、原因食品を障害にわたり除去する必要はありません。
東京都の食品安全情報サイト、
東京都福祉保健局の「食品衛生の窓」をご紹介いたします。
(http://www.fukushihoken.metro.tokyo.jp/shokuhin/hyouji/allergy_tokutei.html)
そこで、次のクイズにチャレンジしてみてください。
問題:食物アレルギーに関する記述である。
正しいのはどれか。
1)発症は、小児に限られている。
2)原因となる食品は、生涯にわたり除去しなければならない。
3)原因となる食品は、動物性食品に限定されている。
4)鶏卵アレルギーの場合でも、卵白の加工食品は使用できる。
5)小麦は、「特定原材料名表示」の中でアレルゲン表示が義務化されている。
ヒントは、「特定原材料名表示」です。
正解は 5)です。
いかがでしたか、この問題の出典は、平成16年度の管理栄養士国家試験問題です。
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