Mr. NoGucci の懺悔録 No.1 

読者の皆様こんにちは、私はMr. NoGucci(ノー・グッチ)こと野口将成(まさなり)です。

 

今後は、Mr.NoGucciという芸名(筆名)でお邪魔させていただきます。

 

 

 

 

私がこの懺悔録シリーズを書くことを提案した際に、院長から

 

「あまりシリアスで赤裸々なのは、書き手と読み手の両者の心身のコンディションのために良くない、ユーモアと芸術は人生の薬だよ」

 

ということで、院長から芸(術家)名をいただきました。

 

 

 

命名の背景は、私が「質実剛健、ノー・ブランド無印良品」だから、ということだそうです。

 

 

無芸大食の私に、こんなありがたい芸名をくださるのは、

 

慈悲深く、かつ遊び心たっぷりの院長以外にはありえません。

 

 

わたしは、自分の美学である、愚痴をいわない、

 

という覚悟と重ね併せ、この芸名がただちに気に入り、すんなりと受け入れました。

 

 

自分はまさにMr.「No愚痴」

 

(私は、まさなり・のぐち、つまり、まさに、NoGucciなり)だと納得した次第です。

 

 

 

さてうちの院長があまりリッチではないのは私が一番よく知っています。

 

ただし、この方は、しみったれでも、ケチな人でもありません。

 

少なくとも精神的にはとてもリッチな人です。

 

そして「貧乏であってよろしい。ただし、貧乏たらしく振る舞うのはよろしくない。」

 

これが美学であるようです。

 

 

ただし、私には「みだしなみを良くしなさい。おしゃれ心も教養のうち。」

 

とアドバイスしてくださるのですが、

 

それは品格ということであって華美ということでないことは

 

Mr. NoGucciという芸名を通して教えてくれているような気がします。

 

 

<Gucciさん、お読みでしたらごめんなさい!悪意はこれっぽっちも御座いません!>

 

 

 

 

さて質実剛健ノー・ブランド無印良品といえば、それはまさに「高円寺南診療所」。

 

 

いまどき「診療所」なんて、おしゃれ感覚の対極にある名称かもしれません。

 

 

ネーミングや見てくれがおしゃれで、内容もそれに伴っていたら最高なはずなのですが、

 

院長の哲学は、どうやらそうではないらしいのです。

 

 

だいたい院長は、元来宣伝が嫌い、HPが嫌い、自己アピールが大の苦手な人だったのです。

 

 

読者の皆さん、信じられますか?

 

 

最近の院長は「新着情報」にハマっています。人は変われば変わるものです。

 

 

その謎が最近ようやくわかりかけてきました。

 

 

 

院長はプロデューサーなのです。口癖は「もったいない」です。

 

 

院長いわく、すでに自分が持っている宝を見失っていて、

 

「あれもない、これもない」と嘆いている人が余りにも多い、のだそうです。

 

 

そういえば、そんな人と出会うたびに「もったいない」と漏らし、

 

その人を何とかプロデュースさせたいと、

 

いろいろなアイディアを出して、次々と実行していきます。

 

 

もっとも、かくいう私こそが「もったいない」人の代表だそうで、

 

何とも有難いほのぼのとした幸福を噛みしめつつ、現在に至っている次第です。

 

 

かくいう私の「もったいない」はお粗末な代物でして、自分の食の次元のままでした。

 

 

ですから、せっかく50kgの驚異的減量に成功しながら、

 

リバウンドして幸せ太りする羽目に陥ってしまった次第です。

 

 

反省をこめてその経緯を語るのがこのシリーズです。