今月のテーマ:「水氣道の手引き」作成にあたって

 

「水氣道の手引き」第5章 水氣道の特質

 

 

5-1 水氣道をはじめるための心得

 

自らの理性で物事の理非を弁えることができない人々とは、

 

つまり、自分自身の価値判断ができない人々を意味します。

 

まずは、他者の話を聞こうとはせず、すべてを拒絶する人、

 

つぎに、じっくり理解を深めていこうとする努力を怠る人、

 

さらには、必要なことは理解し、自分自身にとっての必要性を認めたのにもかかわらず、

 

素直に受け入れられず、心理的な抵抗が邪魔をする人、

 

あるいは、初回の体験的参加ないし見学の具体的な日程を決断できない人、

 

その他、参加の意思を表明するが、他にいくつも優先すべき活動があり実行できない人、様々な人々と出会ってきました。

 

 

その他には、家族や友人、知人にうまく説明できない活動にはすべからく消極的になる人、

 

こういう人は、流行している、知名度の高い、人気のある、話題性のある活動には、すぐにでも飛びつくようです。

 

そのような活動には、説明の必要がないからです。

 

これは、実に尤もな現実です。私は、メンタルの病気に罹っている人以外で、

 

自分が全く経験したことが無いことを上手に説明できる人にであったことはありません。

 

 

そこで私は水氣道の将来のブランド化に対しては、多少の懸念があります。

 

水氣道の将来の発展の基礎を固めるために、商標登録を取得するなどの手続きをしてきましたが、

 

水氣道が必然的にブランドとなるかどうかが大切なのではありません。

 

それよりも、むしろ水氣道がブランド化しないうちに、しっかりとした基礎固めをしておかないと、

 

今後、有為な人材を輩出し続けることは難しくなるだろうと考えているからです。

 

 

ですから、草創期の水氣道に、先に挙げたプロセス(理解受容決断実行)を経て、

 

勇気をもって参加し、かつ、有意義に継続できているという事実だけで、

 

そうした現会員の皆様一人一人に対し、心より敬意と大いなる期待を抱いております。

 

今回はお酒や飲み物を見ていきます

 

1単位=80キロカロリーでどの程度の量かを比べます

 

まとりあえずビールということで

ビール200ml

 

発泡酒180ml

 

ワイン100ml

 

日本酒70ml

 

焼酎50~60ml

 

ウイスキー30ml

 

リキュール類25ml

 

いかがですか?濃いものほどカロリー高いですね。

 

次はジュース類です

 

清涼飲料(コーラやサイダー)200ml

 

ジュース(天然果汁)200ml

 

豆乳130ml

 

牛乳(無加工)120ml

 

牛乳(低脂肪)160ml

 

意外にも豆乳と牛乳のカロリーが高いのが解りました。

 

Nogucciは牛乳大好きですので気を付けています。

 

以前は牛乳500mlを食事と一緒に飲んだりしていましたので…

 

約4.2単位(336kcal)もそれだけで摂取していたことに!

 

体に良いし美味しいので牛乳をゴクゴク飲んでいました。

今月のテーマ:「水氣道の手引き」作成にあたって

 

「水氣道の手引き」第2章 水氣道の特質

 

 

未知なる世界である水氣道を始めるには、かなりの勇気が必要なことだと思います。

 

ただし、この勇気こそが、人生において多くの可能性を生み出す原動力になるものと考えます。

 

この勇気とは、理解受容決断実行のすべてのプロセスにかかわってきます。

 

また、このプロセスを経ない勇気は、真の勇気とは異なり、これを蛮勇といいます。

 

これは向こう見ずの勇気ですが、理非を考えずに突進するものであり、

 

水氣道の目指す真の勇気の育成とは全く異なります。

 

 

将来の水氣道は、すべての人々のものであることを目指します。

 

しかし、現在の水氣道はそうではありません。

 

なぜなら、現在の水氣道は、自らの理性で物事の理非を弁えることができる人々しか参加できないものだからです。

 

 

「水氣道の手引き」第2章<水氣道の特質>を書くにあたっては、

 

はじめての人が、水氣道の活動に参加できるまでの典型的なプロセスが、

 

水氣道の本質とどのようにかかわってきたのかをお伝えしたいと思います。

 

今回は肉類を見ていきます。

 

1単位=80キロカロリーです。

 

ごはんだと50g(茶碗軽く半分)を基準に見てください。

 

 

まず牛肉、

 

肩、もも、ヒレが40g

 

ロース、サーロイン30g

 

ひき肉40g

 

 

豚肉

ひれ、もも、60g

 

ロース、ひき肉40g

 

バラ肉が20gなのに対して、赤身の部分がカロリー低いです

 

極めつけが鳥肉

 

ささみ、むね(皮なし)80g

 

もも(皮なし)60g

 

因みに皮は15gで1単位です。

 

 

蛋白質は意外とカロリーが低く、

 

やはり脂身と鳥皮がカロリーが高いことがわかりました。

 

(皮や脂身…無いと寂しいですけど、食べ過ぎると…)

 

 

鳥皮大好きでしたよ。食べ過ぎないように注意しないと。

「水氣道の手引き」第1章 水氣道の沿革 

 

水氣道を、新たにはじめようとするすべての人々にとって、

 

水氣道の活動が、公共の公開された空間で行われているにせよ、

 

水氣道とは未知なる世界のはずです。

 

そして、今までのとこと、自ら求めて水氣道をはじめようとする人は皆無に等しいです。

 

 

水氣道会員と出会い、勧めを受けて、簡単な説明を受けて概要を理解し、

 

おおよそのイメージが形成され、そのイメージを良しとして受容し、

 

実際に始めてみようという決断(態度決定)というプロセスを経て、

 

ようやく実行、つまり水氣道をはじめることができます。

 

ですから水氣道を勧める側も、勧められる側も、手数と手間がかかることは間違いありません。

 

 

「水氣道の手引き」第1章<水氣道の沿革>を書くにあたっては、

 

こうした水氣道の活動が公に受け入れられるようになるまでのいきさつをお伝えしたいと思います。

前回まで、ごはん類、果物でした。

 

今回は趣を変えて、油もの、油の多い食品です。

 

基準は1単位、ごはん50g(茶碗かるく半分)です

 

まず、マヨネーズ10g(おおさじ1杯)

 

ドレッシング20g

 

バター、マーガリンは同じで10g

 

油は基本10gで1単位です。(ラード、ごま油、植物油)

 

アボカド40g(大1/4)

 

ばら肉、ベーコン20g

 

鳥皮15g

 

ごま、アーモンド、ピーナッツ15g

 

意外とごまや、ピーナッツがカロリー高いことが判名しました。

 

おいしいからといってピーナッツを摂りすぎると…

 

 

今月のテーマ:「水氣道の手引き」作成にあたって

 

水氣道は、毎月第一日曜日の午前8:30より、診療所にて運営会議を開いています。

 

今回のテーマは入門者用の「水氣道の手引き」作成です。

 

会議での合意内容は、初級者以上(中級者、上級者を含む)の手引きは、

 

この入門者用の手引きを完成させた後、段階的に着手する方針を固めました。

 

 

以下が水氣道の手引き(入門編)の内容です。

 

次回以降は、作業過程についてご報告します。

 

 

水氣道®の手引き(入門編)

 

目次

 

まえがき

 

序章 水氣道とは何か

水氣道の沿革

 

1.1 水氣道の誕生

1.2 水氣道の発展の歴史

1.3 現在の水氣道の活動状況

水氣道の特質

 

2.1 集団的健康活動の意義

2.2 有酸素運動とは

2.3 水中運動のメリット

2.4 集団的・水中・有酸素運動

水氣道の組織・階級・昇格審査

 

3.1 水氣道の会員区分

3.2 水氣道の階級

3.3 対番制度

3.4 定期フィットネス・チェック

3.5 昇格審査

3.5.1 昇級審査

3.5.2 昇段審査

稽古の実際と技法(航法)

 

4.1 稽古の分類と全体の流れ

4.2 本稽古の流れ

4.3 半稽古の流れ

4.4 水氣道の体操

4.4.1 いきいき体操(準備体操)

4.4.2 のびのび体操(整理体操)

4.5 水氣道の技法(航法)

4.5.1 親水航法

4.5.2 基本五航法

4.5.3 応用航法

 

第5章 稽古に参加するための心得

5-1 水氣道をはじめるための心構え

5-2 稽古前の準備

5-3 稽古後の心得

5-4 会費等

前回は穀物(ごはん、めん)でした。

 

今回は果物です。

 

1単位(80キロカロリー)がどの程度?

 

ごはん:50g(茶碗軽く半分)

 

 

みかん:200g(小さい物2個9

 

もも:200g(1個)

 

リンゴ:150g(半分)

 

なし:200g(半分)

 

イチゴ:250g

 

バナナ:100g(1本)

 

 

意外にもカロリーが高いのが分かりました。

 

「果物は体に良い」と食べ過ぎるカロリーオーバーに…

 

 

バナナがカロリーが高いのが印象的ですね。

 

その昔、トライアスロンの選手が試合中の食事に

 

オニギリとバナナを入れていたのを思い出しました。

 

激しいスポーツ競技中ならともかく、普段の生活でカロリー摂りすぎると…

 

「気を付けよう果物食べ過ぎカロリーオーバー

 

気づいた時には 体重に代わる(字余り)」

今月のテーマ:ロゴセラピーと水氣道®の接点

 

 

ベルリン自由大学で開催される2017年ドイツ心身医学および心理療法学会、

 

現地時間の9:00~10:30までの独・日シンポジウムで、

 

ドイツ語と英語を駆使してプレゼン

 

„ Suikido ® hat mich von Fibromyalgie gerettet“

<日本語訳演題『水氣道に救われた線維筋痛症の私』>は、

 

直前に映像の技術的トラブルが生じてしまいました。

 

そのため、手元のドイツ語原稿を読み上げる形での発表となりました。

 

幸いドイツ・オーストリア・スイス・ルクセンブルクの先生方は、いっそう熱心に聴いてくれました。

 

その原稿は、予備原稿3部すべて、ご希望により、差し上げてきました。

 

 

 

そのあと、約束をしていたベルリン市内にて新装オープンしたばかりの

 

森鴎外記念館<Mori-Ogai-Gedenkstätte>にタクシーを飛ばして、

 

じっくり見学することができました。(そのときの感想は、別の機会に報告します。)

 

それからタクシーで再び学会会場に戻り、

 

17:15~18:45まで独・日バリント・グループのセッションに参加しました。

 

 

 

これは予め選ばれたメンバーのみの参加が許される13人のみのセッションでしたが、

 

ドイツ心身医学会の大御所のシュッペル教授(Prof. Dr. med. Reinhart Schüppel)が特別に参加されました。

 

少人数のため、各自が簡単に自己紹介しました。

 

わたしは、日本心療内科学会とドイツ心身医学会の姉妹関係締結の批准書文案を英文で起草したこと、

 

その日本語版とドイツ語版が、それぞれの学会で正文として批准されたこと、

 

そのため、心身医学の日独交流プログラムの発展と充実に関して、今後も責任を感じていることを表明しました。

 

 

また、心身医学や心療内科の治療方法としては、精神療法・心理療法からの借り物ではなく、

 

まさに本格的な心身医学療法を独自に開発していくことが必要であると考えていることを強調しました。

 

 

具体的には、今回の学会で発表した水氣道や、

 

新たな音楽療法の試みとして「聖楽院」およびそのコンサート活動について紹介しました。

 

 

 

とくに、シュッペル教授からは、

 

<水氣道は、出生前の心身の記憶をよみがえらせることができる方法なのではないか>

 

との洞察に富む質問をいただきました。

 

シュッペル教授は心身医学を専門とする内科医であり、

 

とくに社会医学や自然療法、依存症医療、プライマリ・ケア

 

(Arzt, Facharzt für Psychosom. Medizin & Psychotherapie, Internist Weiterbildungen:

Sozialmedizin, Naturheilverfahren,Suchtmed.Grundversorgung)

 

に造詣が深く、私の専門領域とも重なるため、短時間ですが意義深く、内容の濃いやり取りができました。

 

 

また、わたくしの持論ですが、<人体(心身)は、まさに生きた楽器そのものであり、

 

心身医学は楽器としての人体(心身)の調律をはかることができる>と述べたところ、

 

複数の専門医から、<全くもって深く納得できるメッセージだ>とのコメントを得ました。

 

水氣道は現代の臓器別医療では到底達することができない可能性を秘めているばかりでなく、

 

実際に成果を挙げてきたことを紹介することができました。

 

 

バリント・グループのセッションの内容については、

 

残念ながら、医療情報の保護の見地から、外部には報告できません。

 

しかし、内容が濃く、質的にも得難い体験でした。

 

ハイジア(ウェルネスエイジ)午後3時30分~5時

 

参加19名、男9名、女10名

 

体験生3名、訓練生9名、修錬生5名、支援員2名

 

準備体操(いきいき体操)の後4グループに別れて、理気航法、調血航法、経絡航法、将棋航法を行う