M.Uさんより

 

MU

 

 

M.Uさんのメッセージに対するコメント

 

 

普段の生活を漫然と続けていると、体の姿勢や精神状態の変化などにより、知らず知らずのうちに、体に力が入ったまま、力が抜けにくい状態になってしまいます。

 

水氣道に定期的に継続して参加していると、この<無意識の力み>に気づくことができるようになります。

 

M.Uさんは肩や首の痛みに悩まされていたということです。

 

 

M.Uさんのような症状で悩む方は、他にもたくさんいらっしゃいます。

 

このような方は、水に入って身体を動かすことにより、何となく気づいていたことが更に明確になり、また今まで無意識のままで気づけなかったことにさえ気づけるようになります。

 

そして、深層心理からのメッセージや体が発している声を意識できるようになります。

 

 

それによって普段癖になってしまっている<力み>や<強ばり>を自然な形で取り除くことができるようになります。

 

つまり、自然整体自己調律の能力が知らず知らずのうちに少しずつ身についていくのです。

 

 

このことは、私も彼女の文章を改めて読み返してみて、私自身の経験を振り返ってみて、深い共感を覚えました。そして、とても嬉しい気持ちになりました。

 

 

何より、M.Uさんは身体だけでなく心もリラックス出来るようになり、顔もゆるんで表情も優しくなられたとのこと、いやいや本当に良かったです。

 

 

M.Uさんの素晴らしいメッセージに感謝いたします。

 

 

水氣道少初段下 水氣道理氣航法 直伝 金澤 克彦

メタボとは?Nogucciでも解る基礎知識③

 

 

<メタボの危険性>

 

メタボとは

「内蔵肥満に高血圧・高血糖・脂質代謝異常が組み合わさり、

心臓病や脳卒中などの動脈硬化性疾患をまねきやすい病態です。」

 

 

何故メタボが危険なのでしょうか?

 

「心臓病と脳卒中を合わせると日本人の死因の1/3を占めますが、いずれも動脈硬化が原因となって起こることが多くなっています。 

 

動脈硬化をすすめる危険因子としては、高血圧・喫煙・糖尿病・脂質異常症(高脂血症)・肥満などがあげられています。 

 

これらの危険因子はそれぞれ単独に動脈硬化を促進すると考えられていますが、それぞれの程度が低くても、これらの危険因子が重なれば、動脈硬化によって起こる心臓病や脳卒中の危険が高まることがわかっています。

 

1つ1つは小さくても、束になってかかってこられると危険が増す、ということですね。

 

まるで3本の矢のようです。

 

 

さらにメタボリックシンドロームの怖い点は、

 

①自覚症状がほとんどない。

 

②本人はとても元気で病気のことは頭にない

 

③生活習慣が好ましくないということを認識していない

 

④しかしこの間にも動脈硬化はどんどん進行している

 

 

つまり、気づかない、わかっていても無関心のうちに、どんどん危険が増大していくということです。

 

 

「こうして本人が気づかない、あるいは無関心でいるうちに、動脈硬化が進行して、ある日突然心臓発作や脳卒中をおこし、そのまま死への道をたどる人も少なくありません。たとえ助かっても後遺症をのこし、寝たきりになったり介護が必要となる不自由な生活を何十年も続けることになります。」

 

このような事態にならないように、定期的に検査を受けて今の状況をまず認識することが重要ですね。

 

因みにNogucciの一族、特に男性は動脈硬化に関係する病気が多いのです。

 

特徴として、

①ビール腹(内臓脂肪が多かった?)

②定期的な検査を受けていなかった(滅多に病気をしない)

③血圧高い

④ヘビースモーカー

⑤毎日飲酒

⑥塩分過多

 

うーん、ここれでは…

 

反面教師として、自分も気をつけます。

イキイキ体操の動画と解説です。

 

 

 

体操指導:金澤克彦(水氣道少初段上・特別修錬生)

 

撮影編集:清水俊之(水氣道7級・体験生)ビデオダック代表

 

 

水氣道の<イキイキ体操>とは水氣道の稽古の準備体操です。

この体操は、必ずしも水場ではない、家庭や職場、あるいは公園などの通常の生活空間で実施することも可能な医学体操です。

ただし、限られた時間で系統的に実施できるようにデザインされていますので、はじめは必ず水氣道の指導者の下で実施するようにしてください。

 

 

水氣道準備体操(いきいき体操)要領

 

いきいき体操は、親水(準備)航法の後に行います。

上半身をリズミカルに動かし、緊張をほぐし、体を温めます。

 

 

①頭を前後に2回ずつ動かす

 

・ポイント:1回目は可動範囲を確かめるように浅く動かし、2回目は筋を伸ばすように深く動かす

 

・動作個所:頸部

 

・カウント:前後2回ずつ交互に8回×2

 

 

②頭を左右に2回ずつ動かす

 

・ポイント:1回目は可動範囲を確かめるように浅く動かし、2回目は筋を伸ばすように深く動かす

 

・動作個所:頸部

 

・カウント:左右2回ずつ交互に8回×2

 

 

③頭を4拍子で1回転ずつ左右に回す

 

・ポイント:目を開け四隅を見るようにゆっくりと動かす

 

・動作個所:頸部

 

・カウント:左4拍子・右4拍子×2

 

 

④肩を指で抓み、前後に4回ずつ回す

 

・ポイント:肘で大きく円を描くようにゆっくりと動かす

 

・動作個所:肩

 

・カウント:前回り4回・後ろ回り4回×2

 

 

⑤腕を肩の高さまで上げ、左右に広げてから肘を直角に曲げ、前横に閉じたり開いたりする

 

・ポイント:肘が下がらないように注意する

 

・動作個所:肩

 

・カウント:開閉交互に8回×2

 

 

⑥腕を肩の高さまで正面前に上げて肘を直角に曲げる。肘を中心に腕を左右に倒す

 

・ポイント:肘が動かないように注意する

 

・動作個所:肩、腕、肘

 

・カウント:左右交互に8回×2

 

 

⑦腕を肩の高さまで左右に広げて上げ肘を直角に曲げる。上半身を左右に2回ずつ曲げる

 

・ポイント:腕の形が変わらぬように注意し、腕が水面に着く位まで曲げる

 

・動作個所:腰

 

・カウント:左右2回ずつ交互に8回×2

 

 

➇肘を曲げないように腕を肩の高さで前に伸ばし、手首を腕ごと左右同時に振る

 

・ポイント:腕が下がらないように注意する

 

・動作個所:手首

 

・カウント:8回×2

 

 

⑨腕を肩の高さまで前に上げ肘を直角に曲げる。左右の腕を同時に肘から前に曲げ伸ばしする

 

・ポイント:肘が下がらないように、腕を曲げる時は曲げすぎないよう注意する

 

・動作個所:肘

 

・カウント:8回×2

 

 

⑩肘が曲がらない様に両腕を頭の上まで伸ばし左右同時に前へ振り下ろす

 

・ポイント:腕を上げる時は耳に触れるよう真上に伸ばし、振り下ろす時は手が痛くならないよう縦にする

 

・動作個所:肩

 

・カウント:8回×2

 

 

⑪肘が曲がらない様に両腕を頭の上まで伸ばし左右交互に前へ振り下ろす<10を左右交互に>

 

・ポイント:腕を上げる時は耳に触れるよう真上に伸ばし、振り下ろす時は手が痛くならないよう縦にする

 

・動作個所:肩

 

・カウント:左右交互に8回×2

 

 

⑫腕を肩の高さまで前に上げ肘を直角に曲げる。左右の腕を交互に肘から前に曲げ伸ばしする<9を左右交互に>

 

・ポイント:肘が下がらないように、腕を曲げる時は曲げすぎないよう注意する

 

・動作個所:肘

 

・カウント:左右交互に8回×2

 

 

⑬肘を曲げないように腕を肩の高さで前に伸ばし、手首を交互に振る<8を左右交互に>

 

・ポイント:腕が下がらないように注意する

 

・動作個所:手首

 

・カウント:8回×2

 

 

⑭腕を頭の上まで伸ばし手首を交差させる。その後、体の前で水を切るように振り降ろし、腰の辺りで止める。2回目以降は手首の位置を前後交互に入れ替えて×を作る。

 

・ポイント:腕をしっかりと上げる。

 

・動作個所:肩、腕

 

・カウント:8回×2

 

 

⑮腕を反対側の肩の斜めに上に上げ、体の前にある水を切るように斜めに振り降ろし、腕が後ろまで回るよう上半身を回転させる

 

・ポイント:腕を上げた時に肘が下がらないように注意する

 

・動作個所:肩、腰

 

・カウント:左右交互に8回×2

 

 

⑯肘を左右に広げ肩の高さまで上げ、手のひらを胸の方に向ける。その形から腕をワイパーのように左右交互に振る

 

・ポイント:肘が下がらないように注意する

 

・動作個所:肩、肘

 

・カウント:左右交互に8回×2

 

 

⑰腕を肩の高さまで上げ前にならえの形をとり手首を内側に曲げる。その形から腕ごと手首を交互に縦方向に振る

 

・ポイント:腕が下がらないように注意する、手首の力を抜く

 

・動作個所:肩、肘

 

・カウント:8回×2

 

 

メタボとは?Nogucciでも解る基礎知識②

 

 

メタボリックシンドロームとは

 

「内蔵肥満に高血圧・高血糖・脂質代謝異常が組み合わさり、心臓病や脳卒中などの動脈硬化性疾患をまねきやすい病態です。単に腹囲が大きいだけではメタボリックシンドロームにはあてはまりません。」

 

 

今回は「内臓脂肪」についてです。

 

 

何故「内臓脂肪」が悪者なのでしょうか?

 

 

またまた、調べてみました。すると

 

「肥満のうちでもおなかに脂肪がたまる内臓脂肪型肥満(内臓脂肪蓄積)が動脈硬化を進行させる原因のひとつであることがわかってきました。内臓脂肪蓄積があれば、糖尿病や高脂血症・高血圧などがおこりやすくなり、しかもこれらが重複すると、その数が多くなるほど、動脈硬化を進行させる危険が高まるという考え方です。」

 

やっぱり、内臓脂肪が溜まりすぎると悪さをするらしいです。

 

 

さらに

「内臓脂肪が100cm2を超えると、100cm2未満の場合と比較して、合併する疾患数が50%以上高くなる」

 

蓄積過剰だと色々な病気と合併してしまう方が50%以上多いことや、

 

「内臓脂肪が蓄積すると、脂肪細胞が肥大・増殖し、アディポサイトカインの分泌異常が起こります。これが動脈硬化を促進し、糖尿病・高血圧・脂質異常症を発症させ、悪化させる原因です。」

 

どうやら、アディポサイトカインという物質が多量に分泌され、それが悪さをするようです。

 

 

今回のまとめ。

 

内臓脂肪が一定以上溜まると、アディボサイトカインという物質が異常に分泌される。

 

このことが、動脈硬化や糖尿病や他が発症したり悪化の原因になる。

 

内臓脂肪の蓄積過剰だけでも良くないことが判明しました。

 

 

 

「」内は下記サイトより引用

 

厚生労働省 生活習慣病予防のための健康情報サイト

eヘルスネット[情報提供]

水氣道大塚組の大塚健輔です。

 

大塚組は遊戯航法を担当しています。

 

私は主に月曜日と水曜日に、あきる野から来て活動しています。

 

最近では月一回、第一日曜日に開催される水氣道運営会議にも参加しています。

 

 

遊戯航法を担当する私の立場から、水氣道をする上での心掛けについてまとめてみました。

 

 

それは、

 

第一に、皆が楽しく続けるためにどうすれば良いかという原則の配慮です。

 

そのため毎回違った運動を入れたり、遊び感覚で出来そうな運動を入れてみたり、

 

そうした具体的なプログラムを常に考えながら工夫して行っています。

 

 

第二に、体に痛みのある方や初心者の方が参加されたときなどの特別の配慮です。

 

体に痛みのある方には、痛みを引き起こさないような負担の少ない運動をするように考えなくてはいけません。

 

痛みを増してしまうと、本人を含めて<皆が楽しく>なれないだけでなく、せっかくのその日の<稽古を最後まで継続する>ことが難しくなります。

 

また、稽古をして辛い思いをさせられると、次回以降の継続的で計画的な稽古参加から遠ざかってしまいがちだからです。

 

 一方、初心者の方(水氣道では体験生、といいます)は、水氣道とはどのような代物なのか、恐る恐る参加される方がほとんどです。

 

水氣道は、初心者(体験生)にとっても、なじみやすいエクササイズであるということを、まさに実体験していただけるように配慮しています。

 

幸い、水氣道には階級制に基づく対番があります。

 

初心者(体験生)の皆さんには、いつでも身近に、他の体験生や訓練生がいてくれて、同じ訓練を分かち合っています。

 

すぐに居場所と仲間ができます。

 

 

つまり、この第二の心掛けも、第一の心掛けの原則に通じていることがわかります。

 

 

第三に、常に考え、絶えず工夫をこらし、自分の成長のためにも配慮することです。

 

体験生、訓練生、修錬生を経てようやく支援員になってみると、

 

それまで以上に、水氣道を続けるうえで、よりしっかりした心構えが必要になってきました。

 

考え工夫し配慮しながらの運動は、慣れるまでとても精神的に大変でした。

 

逃げ出したくなるくらいプレッシャーを感じていたこともありました。

 

それが最近になって、やっとのことですが、こうした習慣が身についてきたことによって、自分の人間としての成長のために、水氣道がとても良い刺激になっていると思えるようになってきました。

 

 

水氣道の稽古を続けていくと、皆さんもいずれ昇級したり、あるいは有段者になったりすることになると思います。

 

その場合は、一人で抱え込まず、余り重く受け止め過ぎず、自分の成長の証であり、さらなる成長のチャンスが訪れた、と受け止めてみてはいかがでしょうか。

 

すると、水氣道がますます楽しくなり、ますます皆さんを楽しませて差し上げられるようになれるような気がします。

 

それに気づいてみると、この第三の配慮も、第二の配慮と同様に、やはり、第一の配慮に行き着くことがわかってきます。

 

そうなってくると<皆が楽しく続けるためにどうすれば良いか>という配慮は、私が専門とする遊戯航法の立場であると同時に、水氣道の心構えの原則に直結しています。

 

 

水氣道を皆と一緒に楽しく続けていくと、ことさらに意識しようとしなくとも、そのことが習い性になってくる、つまり身についてくる、さらには自分の、自分たちの心身と一体になって、自分たちを成長させてくれていることが感じられてきます。

 

 

水氣道®遊戯航法直伝 

 

水氣道正支援員・大初段下 大塚健輔

 
 

今回はT.Hさんから水氣道の所感をいただきました。

 

T.H

 

THさんが水気道を頑なに固辞する気持ち、良く分かります。

 

なぜなら実は私自身も水が得意でなかったからです。

 

ドクターが日頃言っているのは、

 

<水が苦手な人ほど水氣道で生まれ変われる>ということです。

 

 

私にも水が恐怖だった記憶があります。

 

私が水氣道に初めて参加した14年前、

 

それは1月末のことでした。

 

その日のことを私はいまでもはっきりと思い出します。

 

 

さてTHさんが「試しに・・・」と思ったこと、これを<受容>といいます。

 

それがとても良い結果を生み出しました。

 

 

THさんは、なぜ水氣道を試してみようと思ったのでしょうか。

 

水氣道を始められた当初は、水氣道が楽しいなんて思いもつかなかったようです。

 

それでもTHさんは水氣道を淡々とお続けになっているように見えました。

 

 

THさんが水氣道は「楽しいかも」と思えるようになったのは、

 

水氣道を始めてしばらくしてからのようです。

 

その頃には思い込みや心の囚われからふっきれていたようですね。

 

 

またTHさんはその頃、すでに私との自律訓練法を始めていらっしゃいました。

 

自律訓練法の効果もあったように思われます。

 

 

何らかのきっかけによって、

 

囚われの気持ちから解放されたこと、

 

それによって楽になれたことを実感できたこと、

 

成せば成ると思えること、

 

これを<自己効力感>といいます。

 

これの経験ができたことは良かったです。

 

 

「体を委ねればいいんだ」という<気づき>が、

 

気持ちに変化をもたらし、

 

積極的な行動を促す心的態度を養いました。

 

つまり、<心の変容>により、

 

これらの一連の過程を実感できたこと、

 

そして、新たな、より生産的な行動様式を獲得すること、

 

つまり、<行動変容>へと繋がっていったこと、

 

これらはとても貴重な体験です。

 

 

いずれにせよ、水氣道は団体運動です。

 

このこと自体に深い意義があります。

 

なぜなら、人間は社会的・経済的な存在であって、

 

一人で引きこもっていては生き永らえることができないからです。

 

 

ですから、集団での活動の中にあっても、

 

自分のペースを見失わないこと、

 

逆に言えば、自分本来のリズムやペースを発見すること、

 

このことの大切さを理解しながら稽古を続けていくことが一番です。

 

 

水気道は、ドクターが言うように生涯運動です。

 

仲間と共に楽しく自分を活かしながら継続していくことが大切です。

 

 

これからもよろしくお願いします。

 

 

日本水氣道協会 上席支援員 水氣道従弐段下

 

水氣道活水航法 直伝 林 亮博(はやし あきひろ)

<変えられていないこと③ 悪Nogucciへの対抗策>

 

 

前回、Nogucciの思考として、3本の柱があると述べました。

 

 

それが以下の3つです。

 

①波風立てずに平穏無事に過ごしたい。

 

②自分さえ無事ならそれで良いのだ。

 

③今が何とかなれば、それで良い。 

 

さて、強敵ぞろいです。どう対抗していきましょう?

 

 

まず①波風を立てないで~と、思っていても波風は必ず立ちます。

 

自分はパーフェクトにこなしているから平穏無事!

 

というつもりでも、

 

自分がミスをして平穏で無くなる(圧倒的にこれが多いです)、

 

また、他から波風がやってくることもあります。

 

 

平穏というのは、静に何も動かないことが理想と考えていました。

 

 

現実は、静な凪の時より、波風立っているほうが多いです。

 

その中で早め早めに仕事にとりかかり、準備を整えることを意識していくうちに、

 

平穏無事って、「あれ?むしろ波の中、揺れている中、動いている、行動している中にあるのでは?」と考えるようになりました。

 

後回しにて、取り繕うことを考える程に、平穏は遠ざかりました。

 

 

②③については、後で困る事が多いです。

 

事が大きくなり自分に返ってきます。

 

ですので、「今を誤魔化さずに、できる事を正直にやっておけば、後から困らない」

 

簡単なことです。でも解っていても…。

 

「必要な事は、一歩進む、どんな小さなことでも良いから実践すること」と考えました。

 

①②③に共通することは

 

「取り繕わずに正直に相談する(自分だけで抱え込まない)、今できる事をできる範囲でとりかかっておく」

 

あれ?普通だ。 

 

これを日々実践すると、ちょっと楽になってきました。

 

 

でも時々、悪Nogucciが囁くんです。

 

「後回しにすれば、今楽でしょ?今波風立てることないよ…」って。

 

 

水氣道と私~私の水氣道3ステップ~

 

<ステップ2>

 

AO3

 

 

ステップ2へのコメント

 

リズムを刻む

 

 

大坂さんが目下修錬中の応用航法は調血航法です。

 

この航法は、特にこの無理なく一定のリズムを継続的に刻む動作が基本要素の一つです。

 

大坂さんはこの動作にとって大切なポイントに気付かれたのだと思います。

 

 

調血航法は、脳を使って、心肺機能と筋肉の働きを鍛錬します。

 

そして、全身のしなやかな筋肉を作り、怪我を起こしにくく、障害に陥りにくい、しかも回復力に優れた体作りを目的とします。

 

調血航法で鍛錬することによって血液を心臓から頭や指先・爪先まで滞りなく送り出し、また全身から心臓へ戻ってくる循環を促します。

 

全身の筋肉の屈伸運動を繰り返すことによって、瞬発力(パワー)持久力(スタミナ)を強化し、同時に平衡感覚協調運動能力を磨くことができるのです。

 

 

脳を使ってリズムカルに1・2、1・2…と声に出し体を動かす事で、無理なくその目的が実現されるのです。

 

 

平衡感覚や協調運動能力を磨くことを可能とするのは調血航法のみに限られてはいません。

 

 

基本五航法では、

第一航法(素歩き)・第二航法(棒歩き)・第四航法(つま先浮かし歩き)は2拍子、

 

第三航法(前蹴り歩き)は3拍子、第五航法(前後蹴り歩き)は4拍子が基本のリズムで動作しています。

 

 

また、いきいき体操(準備体操)・のびのび体操(整理体操)でも、1・2・3…7・8と皆で声を出しリズムを合わせながら動作を行っています。

 

 

大坂さんが2つ目のステップとして記述されているこのリズムを刻むという動作の重要性に気づかれたことは、

 

このように水氣道全体の流れの中で本質的な要素の一つに開眼したと言えるのではないかと思います。

 

 

日本水氣道協会 水氣道2級(中等修錬生)

 

調血航法直伝 加藤博文

 

<変えられていないこと②>

 

 

前回の続きです。

 

変えられていない事は、

 

①思い込みで動く

 

②都合のよい方に考える

 

③報告・連絡・確認・相談(ほうれんそう)で、

伝えにくい報告が遅くなりがち

要点を伝えるのが下手

 

④同じようなミスを繰り返しがち

 

といった所でした。

 

 

あれ?生まれ変わってない?どうした?

 

という訳で検討していきます。

 

 

まず①②、「自分の都合を優先する」というイヤラシイ思考が抜けていません。

 

自分の都合というのは、

 

「波風立てずに平穏無事に過ごしたい。」

 

「自分さえ無事ならそれで良いのだ。」

 

「今、何とかなればそれで良い。」

 

 

というNogucciの考え3本柱が浮かび上がってきます。

 

 

そういった意味でも、③、④も繋がっています。

 

 

「その場をやり過ごしてしまえば何とかなるかも?」

 

「取り繕ってなんとしちゃえ」

 

「黙っていれば…」

 

「上手く誤魔化せば…」

 

 

と昔の悪Nogucciがささやきかけます。

 

そんな自分と戦っています。

 

少しずつ変えられてはいますが、油断するとすぐに足をすくわれてしまいます。 

 

 

次回は自分の思考パターンの克服について、考えてみます。

 

 

<次回予告>

生まれ変わったNogucci、

しかし、悪Nogucciが戻って来いとささやく、

対抗する手段はあるのか?

 

キーワードは<考え方を変えてみる>

 今回は、東京都在住、素浪人さんからのお便りです。
 
素浪人
 
 
 
 
この方とは、理氣航法発足当初からご一緒しており、 
 
積極的にアドバイスを頂いたりと、
 
私にとって色々な面でお世話になっている方のお一人です。
 
 
いつも明るく気さくな方ですが、
 
今回頂いた文章を改めて読み返してみると、
 
繊細で詩的で感受性が豊かな方だなと感じ、
 
とても感銘を受けた次第です。
 
 
当初感じていたという、水中での力みも取れ、
 
水に対し親しみを感じ、
 
生き生きと水氣道に参加されているお姿は、
 
とても頼もしく感じられます。
 
 
 
現在では理氣航法にとどまらず
 
様々な場所でサブリーダー的な役割もして頂き、
 
これからのご活躍がとても期待される方です。
 
 
 
 

日本水氣道協会 副支援員 水氣道少初段上 

 

水氣道理気航法 直伝 金澤 克彦