9月24日(日)の夕刻、表参道IVY HALLのグローリー・チャペルにて開催された

 

クラシックアーツ第129回定期行事のコンサートを聴きに行って参りました。

 

古楽の声楽を研鑽中の聖楽院協力アーティストのソプラノ小松奈津子さんも熱心に鑑賞されていましたが、

 

これは飯田大助氏を芸術監督とするアジア・コレギウム・ムジクムという本格的なバロック・アンサンブルです。

 

 

今回はテレマン、ヴィヴァルディなどの作品から、リコーダー組曲等が演奏されました。

 

古楽器であるリコーダーの歴史背景について、数種類の楽器を演奏して聞き比べることができるなど、

 

普段、古楽に馴染みのない聴衆にも配慮されたプログラムでした。

 

 

彼らは東京・香港・台湾などアジアを拠点として国際的に活動しているというプロフェッショナルな音楽家集団です。

 

活動のコンセプトからして素晴らしく、東西を超えた普遍的な音楽芸術の表現により、世界平和へ貢献する、

 

というのはまさに私たちが希求している「聖楽」に相通じるものを感得しました。

 

 

グローリー・チャペルはパイプオルガンが供えられ、

 

音響効果に十分配慮されたプロテスタント様式の聖堂であったため、古楽の演奏には相応しい環境でありました。

 

 

なお、当日はパイプオルガンではなく、同じく古楽器であるチェンバロ(仏:クラブサン、英:ハプシコード)が演奏に用いられました。

 

演奏者は、聖楽院協力アーティストとしてお馴染みの荻原由実さんでした。

 

 

聖楽院主宰の私自身が初めてであったため、予め適切なご紹介ができず残念です。

 

次回は、主要演奏メンバーの一人である荻原由実さんに予め紹介していただくことを検討したいと思います。

 

んにちは。聖楽院第3週ピアニストの佐々木理之です。

 

去る9月20日に第25回聖楽院コンサートが終了いたしました。

 

今回は飯嶋さん、紗季さん、佐々木の定期メンバーに、

 

大学の同期の小嶋慶子さんのクラリネットと、フルートの八木華沙璃さんを加えてお送りしました。

 

多数のお客様においでくださり、盛況のうちにコンサートを終えることができました。

 

おいでくださいました皆様ありがとうございました。

 

 

フルートの八木さんは今回、音海のデビューになりました。

 

テレマンの無伴奏幻想曲にゴーベールの幻想曲を長めに取ったフレーズで美しく丁寧に紡いでいく演奏はとても印象的でした。

 

ゴーベールの方の伴奏は僕にとって西巻さんに続き、2度目の演奏になりました。

 

西巻さんとはまた違ったアプローチの仕方で、僕の方も大変刺激になりました。

 

八木さんの次回の出演は12月20日になります。是非お越しください。

 

 

また先月ですが、月刊ショパンというピアノの専門誌の一面に載せていただきました(9月号です)。

 

ピアノ愛好家からプロのピアニストまで必ず見る雑誌のため、さらには、著名なピアニストに囲まれているということで、

 

萎縮するばかりですが、掲載していただいたからには、今後もさらなる活動に精力を注ぎ込みたいと思います。

 

ただ、自分の書いた記事を再読するのは気恥ずかしく、もう見たくありません(笑)

 

 

ということで今回の一言「35ページ」です。

》往く週《 9月20日:第25回聖楽院週例コンサート(90分特別プログラム)

 

担当ピアニスト 佐々木理之(聖楽院ピアノ演奏科主幹)

 

今回は、定番のサックス演奏に加えて、クラリネットの小嶋慶子の演奏を久し振りで楽しむことができました。

 

今年は管楽器部門の充実が目覚ましいので、今後のサックスやクラリネットのプログラムにも大いに期待できそうです。

 

 

今回印象的なエピソードとしてはピアノ演奏の演奏予定のすべての曲が現場で突如変更となったことです。

 

しかし、それには確たる理由がありました。個々の演奏がバラバラな一品料理ではなく、

 

プログラム全体を、バランスの取れたコースメニューのようにして観客の皆様に提供したいという、

 

先任ピアニストとしての佐々木氏のプロ意識が強烈に働いたためでした。

 

その効果は直後に現れました。

 

平成29年度第3回試演会もプログラムに盛り込まれていたからです。

 

試演会参加者の演奏効果可能な限り引き出したいという佐々木氏の思いは十分に生かされたと思います。

 

なおそんな佐々木氏の音楽活動に関しては、

 

最近、ピアノ音楽専門月刊誌『ショパン9月号』に掲載されましたので、ご紹介いたします。

 

記事はこちら(PDFファイルです)<ピアノ音楽専門月刊誌『ショパン9月号記事』

 

 

今回は観客の皆様の関心度も高く、最近多忙なソプラノ小松奈津子さんも観客の一人として応援してくれたことも嬉しく思われました。

 

そうしたなかで聖楽院協力アーティスト候補者の八木華沙璃(かさり)さんのフルート演奏を満席状態で立ち見も出ましたが、十分堪能していただくことができました。

 

演奏者である八木さん自身が楽しく充実した表現が、これまで以上に聖楽院らしい内容となりました。

 

それは試演会参加者の課題曲としてコンコーネ50番、トスティ50番のそれぞれから1曲をフルートという楽器の特性を活かして、より感動的に表現することに成功したからに他なりません。

 

 

そこで八木さんには、以下の2つの賞が決定したことを発表いたします。

 

聴衆賞および「聖楽院」特別賞

 

授賞理由:聴衆賞(これまでの試演会のうちで最も多くの聴衆に感動を与え、最も盛大な拍手を獲得したため)

 

「聖楽院」審査員特別賞(「聖楽院」の芸術理念を深く洞察し、複数の審査員に希望と癒しを与える将来性ある演奏を提供したため)

 

これで、聖楽院のフルーティストは3名となり、ピアノ、声楽に次ぐ重要な部門になりました。

 

すべて優秀な演奏家揃いですので、今後はアンサンブル等を含めてより充実した演奏会を提供できるものと大いに希望を膨らませております。

 

 

 

来る週9月27日:第26回聖楽院週例コンサート(90分特別プログラム)

 

担当ピアニスト 吉田奈津子(聖楽院ピアノ伴奏科主幹)

 

他の出演者は、定番のサックス冨士田紗季の他、声楽家2名(ソプラノ若月櫻子、テノール藤原拓実)による充実のプログラムです。

 

プログラム後半をご紹介いたします。乞うご期待!

 

 

第Ⅴ部 テノール藤原拓実の独唱:レスピーギ/「昔風の五つの歌」より

 

チレアの歌劇『アルルの女』第2幕から<フェデリコの嘆き>

 

レオンカヴァッロの歌劇『道化師』第1幕から<衣装を脱げ>

 

 

第Ⅵ部 ソプラノ若月櫻子の独唱:小林英雄 /落葉松

 

ヴェルディの歌劇『運命の力』第4幕から<神よ平和を与えたまえ>

 

 

第Ⅶ部 ソプラノ・テノールの二重唱: サルトーリ / time to say good bye

 

 

なお今後の予定ですが、

 

10月25日(水)第30回聖楽院週例コンサート

 

(音海水曜コンサート発足、通算100回目特別記念プログラム)

 

特別出演のイタリア人アコーディオン奏者Ezio Ghibaudo氏のプログラムが決定しました。

 

聖楽院協力アーティストであるフルート西巻有希子とのアンサンブルもお楽しみいただけます。

 

 

11月23日(勤労感謝の日)に開催予定の

 

第1回聖楽院レッスン生内部発表会のプログラムの骨格も出来上がりつつあります。

 

参加レッスン生は延べ11名(男性4名、女性7名)です。指導はソプラノ小松奈津子、テノール藤原拓実、ピアノ伴奏は吉田奈津子です。

 

指導者による模範歌唱プログラム付です。なお、聖楽院の新人フルート奏者八木華沙璃による特別演奏も決定しました。

》往く週《 9月13日:第24回聖楽院週例コンサート(90分特別プログラム)

 

担当ピアニスト 鈴木美穂(聖楽院協力ピアニスト)

 

<鈴木美穂は第一週の担当ですが、今月は変則的に第二週を担当します。>

 

 

鈴木美穂は、音海水曜コンサートの立ち上げの功労者であり、今年の10月で早くも3年目を迎えます。

 

今回はブラームスのピアノ曲にチャレンジしました。作曲家である夫君と共にブラームスに傾倒しているとのことです。

 

 

フルート富永綾香の演奏をすぐ隣で聴いていました。

 

すると、彼女の息さばき、ブレス処理の丁寧さ、純正さ、秘められた熱情などをダイレクトに感じ取ることができました。

 

演奏曲はビゼーの「アルルの女」より<メヌエット>、シュテックメストの「歌の翼」による幻想曲の2曲のみでしたが、その2曲には彼女の若々しい芸術性がしっかりと注ぎこまれて充実した音楽を形成していました。

 

彼女は、今年の7月初旬に東京オペラシティ、リサイタルホールにて各音楽大学より推薦された若手フルーティストとして見事デビュー・リサイタルを果たしました。

 

今後は、聖楽院においてもフルートを中心とした豪華なプログラムを検討したいと考えているところです。

 

 

特記事項としては、第3週先任の佐々木理之氏の他、作曲家でベーシストである澤田譲治氏が聴衆として応援に駆けつけてくれたことです。

 

また、印象深い対話として、「音楽は薬である」という話題の中での、澤田氏の「いや、音楽は毒にもなりうる」との言葉です。

 

芸術音楽の本質である天と地と人を繋ぐ精神性の基軸を見失ってしまうと、その音楽は品格が損なわれ、芸術の本質が崩壊してしまうことは確かであると思います。

 

聖楽院は、今後も芸術性、精神性そして品格を大切に育んでいけるように協力アーティストが一致入して精進して参りたいと思います。

 

 

 

 

来る週9月20日:第25回聖楽院週例コンサート(90分特別プログラム)

  

 

担当ピアニスト 佐々木理之(聖楽院ピアノ演奏科主幹)

 

 

聖楽院の90分プログラムは、今年いっぱいで終結します。

 

来年からは、従来の90分プログラムは75分プログラムに短縮し、終演は8:15pmとなります。

 

その代り、内容の密度はさらに濃いものとし、

 

しかもMusic Chargeは¥1,500から¥1,200に減額して、

 

聖楽院を支援してくださっている観客の皆様の御恩顧に応えたいと考えています。

 

 

今回は、定番のピアノ演奏、サックス演奏に加えて、クラリネットの演奏をお楽しみいただくことができます。

 

また、平成29年度第3回試演会もプログラムに盛り込まれ、フルート演奏をご提供いたします。

 

今回の試演会は、これまで以上に聖楽院らしい内容となることをお約束します。

 

それは試演会参加者の課題曲としてコンコーネ50番、トスティ50番を指定したことによるものです。

 

詳しくは第25回聖楽院週例コンサートをご参照くださいますように。多くの皆様の御来場をお待ちいたしております。

 

 

なお今後の予定ですが、

 

 

10月25日(水)第30回聖楽院週例コンサート

 

(音海水曜コンサート発足、通算100回目特別記念プログラム)

 

に特別出演のイタリア人アコーディオン奏者Ezio Ghibaudo氏のプログラムが決定しました。

 

聖楽院協力アーティストであるフルート西巻有希子とのアンサンブルもお楽しみいただけます。 

 

 

11月23日(勤労感謝の日)に開催予定の第1回聖楽院レッスン生内部発表会

 

のプログラムの骨格も出来上がりつつあります。

 

参加レッスン生は延べ11名(男性4名、女性7名)です。

 

指導はソプラノ小松奈津子、テノール藤原拓実、ピアノ伴奏は吉田奈津子です。

 

指導者による模範歌唱プログラム付で、フルート奏者による特別演奏も予定しています 。 

》往く週《 9月6日:第23回聖楽院週例コンサート(90分特別プログラム)

 

担当ピアニスト 荻原由実(聖楽院協力ピアニスト)

 

ピアニスト荻原由実は、各週の先任ピアニストと共に、しばしば、聖楽院週例コンサートに貢献しています。

 

今週は、秋めきつつある夜に相応しいノクターンの2曲の他に、アンコール曲として、献呈(Widmung)を披露しました。

 

この曲はロベルト・シューマン作曲による歌曲でフランツ・リストがピアノ独奏用に編曲したものです。

 

歌詞を持つことのできる数少ないピアノ曲のひとつです。

 

お客様の中には奈良市から出張で上京されてお立ち寄りの方もいらして、とても満足してくださいました。

 

また、プログラムの後半にお見えになり、ピアニスト荻原由実のソロ演奏を聞き逃されたお客様は、

 

彼女の声楽伴奏を聴き、是非、次回はピアノソロを聴きたいという御感想を寄越されました。

 

 

声楽が中心のプログラムでしたが、ソプラノ小松奈津子は、

 

色彩豊かで安定し、しかものびやかで柔らかな美声を披露してくれました。

 

若干20歳のテノール藤原拓実は、若さゆえのエネルギーをトスティの歌曲においても余すところなく表現してくれました。

 

 

そして、最後は英国人ソプラノ、サラ・ブライトマン、イタリア人テノール、アンドレア・ボチェリのアンサンブル曲として世界的に有名なタイム・トゥー・セイ・グッドバイ、

 

これを小松奈津子、藤原拓実のコンビではじめて演奏しました。

 

この曲はソプラノ・テノールの二重唱の定番の一つとして、

 

今後も更に磨きをかけていきたいと考えております。ありがとうございました。

 

 

〇おしらせ:現在、東京藝術大学大学院の古楽科にて研鑽中のソプラノ小松奈津子

 

9月24日(日)青山学院大学のチャペルで開催される

 

バロック・アンサンブル<アジア・コレギウム・ムジクム>に出演します。

 

どうぞよろしくお願いいたします。

 

 

 

 

来る週9月13日:第24回聖楽院週例コンサート(90分特別プログラム)

 

担当ピアニスト 鈴木美穂(聖楽院協力ピアニスト)

 

<鈴木美穂は第一週の担当ですが、今月は変則的に第二週を担当します。>

 

鈴木美穂は、音海水曜コンサートの立ち上げの功労者であり、今年の10月で早くも3年目を迎えます。

 

今回はブラームスのピアノ曲をご披露いたします。どうぞご期待くださいますように。

 

なお聖楽院の協力アーティストは、<聖楽>の奥義を究めたいというタイプの真摯な演奏家が多く、

 

彼女もチェンバロを購入し、古楽の稽古に勤しんでいます。

 

今後の聖楽院の演奏家として期待すべきジャンルで活躍中です。

 

 

この回の目玉の一つは、フルート富永綾香のプログラムです。

 

ビゼーの「アルルの女」より<メヌエット>他をお楽しみください。

 

彼女は、今年の7月初旬に東京オペラシティ、リサイタルホールにて

 

各音楽大学より推薦された若手フルーティストとして見事デビュー・リサイタルを果たしました。

 

今後は、聖楽院においてもフルートを中心とした豪華なプログラムを検討したいと考えているところです。

 

第24回聖楽院週例コンサート、どうぞお聴き逃しないように。

 

 

なお今後の予定ですが、

 

 

10月25日(水)第30回聖楽院週例コンサート(音海水曜コンサート発足、通算100回目特別記念プログラム)

 

特別出演のイタリア人アコーディオン奏者Ezio Ghibaudo氏のプログラムが決定しました。

 

聖楽院協力アーティストであるフルート西巻有希子とのアンサンブルもお楽しみいただけます。

 

 

11月23日(勤労感謝の日)に開催予定の第1回聖楽院レッスン生内部発表会のプログラムの骨格も出来上がりつつあります。

 

参加レッスン生は延べ11名(男性4名、女性7名)です。

 

指導はソプラノ小松奈津子、テノール藤原拓実、ピアノ伴奏は吉田奈津子です。

 

指導者による模範歌唱プログラム付で、フルート奏者による特別演奏も予定しています。

 

》往く週《 8月30日:第22回聖楽院週例コンサート(60分ショートプログラム)

 

水氣道会員ピアニスト金澤克彦(聖楽院協力ピアニスト)

 

演奏メニューはすべてジャズ、聖楽院では初の試みでした。

 

金澤克彦氏は聖楽院では異色のピアニストで、ジャズの分野で活躍中です。

 

普段は聖楽院週例コンサートに続くジャズセッションで大いに活躍し、

 

ベーシストの奥川茂樹氏とのコンビでの演奏で相互の信頼関係を築いています。

 

金澤克彦氏は、水氣道の有段者(現、少初段上)であり、

 

次代の水氣道®を担う幹部候補生の一人、水氣道の一技法である<理氣航法>直伝者です。

 

 

また外部招聘ゲストとして迎えたジャズ・ピアニストの宮地潤氏は、

 

初参加ながら華麗な演奏を披露し、奥川氏とのアンサンブルも初顔合わせとは思えぬほど息が合った色彩豊かな演奏でした。

 

宮地氏にとっては30分の演奏では物足りなかったらしく、ジャズセッションにも参加され、華麗な演奏を披露してくれました。

 

今後のご活躍が楽しみです。

 

 

なお、漏れ伝え聞くところでは、ジャズベーシストの奥川氏は、最近、クラシックの勉強を始められたとか、

 

クラシックとジャズを繋ぐ聖楽院の試みが活かされつつある一例であるように思われました。

 

 

感謝記念プログラムとして、ワンコイン・コンサートとして企画いたしました。

 

先週に引き続き、大入り満員でした。ご来場の皆様ありがとうございました。

 

今後の新企画にもどうぞご期待くださいますように。

 

 

 

来る週9月6日:第23回聖楽院週例コンサート(90分特別プログラム)

 

 

担当ピアニスト 荻原由実(聖楽院協力ピアニスト)

 

<第一週は通例では鈴木美穂の担当ですが、今月は臨時で第二週の担当です。>

 

荻原由実は、今後の聖楽院の演奏家として期待すべきジャンルで活躍中です。

 

今月の24日(日)に青山学院大学のチャペルで開催される

 

バロック・アンサンブル<アジア・コレギウム・ムジクム>に出演されます。

 

クラシック音楽というよりもむしろ古楽のジャンルになります。

 

荻原由実の本格的な古楽演奏が楽しめそうです。

 

 

第23回聖楽院週例コンサートについて、9月に入って急に秋めいてきた夕べに相応しいノクターンを奏でる荻原由実のピアノもお聴き逃しないように。

 

ソプラノ小松奈津子、テノール藤原拓実が独唱によりそれぞれの個性を発揮し、芸術性を表現してくれることでしょう。

 

そして、最後は英国人ソプラノ、サラ・ブライトマン、イタリア人テノール、アンドレア・ボチェリのアンサンブル曲として世界的に有名な

 

タイム・トゥー・セイ・グッドバイ、これを小松奈津子、藤原拓実のコンビで演奏いたしますので、乞うご期待!

 

 

 

なお11月23日(勤労感謝の日)に開催予定の第1回聖楽院レッスン生内部発表会のプログラムの骨格も出来上がりつつあります。

 

参加レッスン生は延べ11名(男性4名、女性7名)です。

 

指導はソプラノ小松奈津子、テノール藤原拓実、ピアノ伴奏は吉田奈津

》往く週《 8月23日:第21回聖楽院週例コンサート(60分ショートプログラム)

 

 

先任ピアニスト吉田奈津子(聖楽院ピアノ伴奏科主幹)

 

ショート・プログラムながら、4人の演奏者が、それぞれの個性を発揮することができました。

 

今回はバッハの作品。これを2つの管楽器、すなわちサックスの冨士田紗季、フルートの西巻有希子がそれぞれの表現で楽しませてくれました。

 

この二人の管楽器奏者は、クラシック音楽とジャズ演奏の両方をライフワークとしているという共通点があり、

 

西巻有希子は、ジャズセッションでも華麗な演奏を披露してくれました。

 

今年は、サックスやクラリネットに加えて、フルートの活躍が目覚ましく、

 

聖楽院コンサートをより華やかに、かつ実り豊かなものに成長させてくれていることは嬉しい限りです。

 

 

吉田奈津子はショパンのノクターン、聖楽院週例コンサートの“希望”と“癒し”の夕べをピアノで表現してくれました。

 

 

今回の音楽の喜びは、お客様です。

 

高円寺南診療所ならびに聖楽院に貢献してくれている二人のドイツ人の友人が来場し、堪能してくれました。

 

その一人ハンス君は、聖楽院のホームページのプロフィール写真でお馴染みの若者です。

 

彼は、バイオリンを嗜み、近々、聖楽院の試演会に出演の予定です。皆様に、彼の演奏をご披露できることを楽しみにしています。

 

 

それから、聖楽院のレッスン生、見学生も集まってくれました。

 

レッスン生の一人が、友人の音楽家を紹介してくれるなど、

 

プロとアマの垣根を越えた繋がりが着実に発展している姿には大いに励まされます。

 

 

 

来る週8月30日:第22回聖楽院週例コンサート(60分ショート・プログラム)

 

聖楽院では、初の試み。すべて、ジャズです。

 

聖楽院の協力アーティストの一人、金澤克彦氏は、水氣道の有段者(現、少初段上)であり、

 

次代の水氣道®を担う幹部候補生の一人として活躍中です。

 

水氣道の技法の柱の一つである<理氣航法>直伝者です。

 

聖楽院では異色のピアニストで、ジャズの分野を担当し、

 

聖楽院週例コンサートに引き続いて演奏されているジャズセッションで大いに活躍し、

 

ベーシストの奥川茂樹氏とのコンビでの演奏で相互の信頼関係を築いています。

 

 

なお外部招聘ゲストとしてジャズ・ピアニストの宮地潤を迎え、彩豊かな演奏をお楽しみいただけるものと期待しております。

 

 

60分ショート・プログラムの音楽チャージは、通常は1,000円ですが、

 

感謝記念プログラムとして、ワンコイン・コンサートとして企画いたしました。

 

皆様の御来場をお待ちいたしております。

 

 

なお11月23日(勤労感謝の日)に開催予定の1回聖楽院レッスン生内部発表会のプログラムの骨格も出来上がりつつあります。

 

改めてご案内いたしたいと存じます。

 

》往く週《 8月16日:第20回聖楽院週例コンサート(90分スタンダードプログラム)

 

先任ピアニスト佐々木理之(聖楽院ピアノ演奏科主幹)

 

 

演奏者はお馴染みサックスの冨士田紗季、

 

音海内外で定期的な演奏活動を継続している実績が

 

音色にも表れてきているとの評価を受けています。

 

まさに「継続は力なり」です。

 

 

ソプラノ若月櫻子は、品川プリンスと地元新潟県新発田での

 

個人リサイタルを成功させてから、ますます円熟味が増し、

 

魅力的で説得力のある表現で魅了させてくれました。

 

 

若干20歳のテノール藤原拓実、入念に吟味されたイタリア歌曲の選曲、

 

現在の課題に対する研究を積み重ねて挑戦していく姿勢と解釈力が、

 

声楽家としての彼の将来を、より輝かしいものにしてくれることでしょう。

 

 

ゲストのオカリナ奏者、有延千尋さん。

 

先任ピアニスト佐々木氏の企画によるオカリナの生演奏の披露は、

 

聖楽院協力アーティストを含めて、初めての経験でありました。

 

掌にも収まってしまうほどの小楽器であるオカリナが

 

存在感と安定性のある表現を生み、

 

個性的な音色もピアノとのアンサンブルで

 

より引き立ってくることも体験することができました。

 

今回は、元来フルート奏者である有延さんと

 

オカリナとの出会いについて伺う時間がなく心残りでした。

 

次の機会を楽しみにしたいと思います。

 

 

 

 

来る週8月23日:第21回聖楽院週例コンサート(60分ショートプログラム)

 

先任ピアニスト吉田奈津子(聖楽院ピアノ伴奏科主幹)

 

 

ショート・プログラムながら、4人の演奏者が、それぞれの個性を発揮します。

 

 

まず、注目していただきたいのは、バッハの作品。

 

これを2つの管楽器、すなわちサックスの冨士田紗季、

 

フルートの西巻有希子がそれぞれの表現で楽しませてくれることでしょう。

 

実は、この二人の女性には、管楽器奏者というだけでなく、

 

もう一つ重要な共通点があります。

 

それは、レパートリーです。

 

クラシック音楽とジャズ演奏の両方をライフワークとしています。

 

 

次にピアノの吉田奈津子はショパンのノクターン、

 

聖楽院週例コンサートのサブタイトル、“希望”と“癒し”の夕べ、

 

を想わせる演奏をお届けできると思います。

 

 

なお吉田奈津子氏は聖楽院での大きな貢献者の一人です。

 

ヴァッカイおよびコンコーネ50番による稽古は、

 

主に彼女の安定した誠実な助けによるものです。

 

また、今年後半はトスティ50番を進めています。

 

なお、本年4月開校の聖楽院は、現在のレッスン生18名、見学生8名(うち、3名がピアノ科希望)を数え、

 

本年の11月23日(勤労感謝の日)に第一回聖楽院レッスン生内部発表会を開催する運びとなりました。

 

これに関しては、別便で改めてお知らせする予定です。

 

 

 声楽については、定番の“小倉百人一首”シリーズ、トスティの歌曲に続き、

 

ヴェルディのオペラ・アリア、<仮面舞踏会>に挑戦します。

》往く週《 8月9日:第19回聖楽院週例コンサート(60分ショートプログラム)

 

 

先任ピアニスト齋藤亜矢子(聖楽院ピアノ伴奏科主任)

 

コンコーネ50番を完走した後、トスティの50ソルフェッジから毎回2曲ずつ、

 

小倉百人一首の歌詞を載せて歌唱することからはじまるのは週例コンサートの定番になりました。

 

今回はアヴェ・マリア、『白鳥の歌』からセレナーデ、『美しき水車小屋の娘』から第10曲《涙の雨》、第11曲《僕のもの》など、シューベルトの世界をテーマとしました。

 

常連のお客様達やシューベルト好きのお客様達、余り馴染みのないお客様達、いろいろな皆様で満席となりかなりの熱気となりました。

 

益々期待が高まるピアニスト齋藤亜矢子さんの演奏は9月と10月がお休みとなりますが、

 

次回は11月8日の第32回コンサートから復帰されますので、乞うご期待!

 

 

 

《 来る週 》8月16日:第20回聖楽院週例コンサート(90分スタンダードプログラム)

 

先任ピアニスト佐々木理之(聖楽院ピアノ演奏科主幹)

 

 

プログラムの最終調整が、開演の2日前、というのは第3週では決して珍しくないことです。

 

これは、90分プログラムということで複数の出演者が参加してくれるからに他なりません。

 

ピアノ佐々木理之、サックス冨士田紗季の定番メンバーの他に、

 

新人のゲストとしてフルート・オカリナ有延千尋、声楽はお馴染みのソプラノ若月櫻子、テノール藤原拓実、バリトン飯嶋正広、かつてない充実した彩りのプログラム、

 

どうぞ楽しみにしていてくださいますように。 

 

鈴木美穂さんのメッセージが掲載できていなかったため、再掲いたします。

 

(太文字の部分)

 

》往く週《 8月2日:第18回聖楽院週例コンサート

 

先任ピアニスト鈴木美穂(聖楽院特任ピアニスト)

 

<ピアノとクラリネットのアンサンブル>

 

何といっても、これからの聖楽院の醍醐味は、新たな出会いと発見にあるのではないでしょうか。

 

私たちが聖楽院を育み、そうして成長し、発展しつつある聖楽院から私たちが養われていくのです。

 

これは、芸術による善意と価値の拡大再生産であるともいえます。

 

 

ピアニスト鈴木美穂とクラリネット小嶋慶子は、同窓の先輩後輩であるにも関わらず、

 

今回が初顔合わせでした。息の合った演奏によって、新たな感動と安定感がもたらされました。

 

 

クラリネティスト小嶋慶子は、やはり同級生のピアニスト佐々木理之との名コンビで聖楽院内外で活発に活動していますが、

 

今後は、さらなる可能性を生み出してくれることでしょう。

 

先日もいつもの定例のライブで楽しく演奏させていただきました。

 

今回はいつもとは少し違って、飯嶋さんの歌伴奏とピアノのソロ演奏の他に、初めてクラリネットとのアンサンブルでのチャレンジもありました。

 

素晴らしい音色の美しいクラリネット演奏でした!

 

ご一緒させていただきとても楽しかったです。呼吸をするように自然にお互い音楽を奏でられたと思います。

 

この定例コンサートは、素晴らしい方達との出会いと、チャレンジと、学びの場でもあり、また毎回思いがけないことがあるなど、色々な気付きがあります。

 

音楽を通してこのような体験をできるということは、とても豊かなことだと思います。

 

またこれからも良い気付きがあるよう、良い演奏をしていきたいなと思っています。

 

 

《 来る週 》明日8月9日は長崎原爆の日、第19回聖楽院週例コンサートがございます。

 

 

先任ピアニスト齋藤亜矢子(聖楽院ピアノ伴奏科主任)

 

 

繊細なピアノの響きを紡ぎ出す、一見柔和なピアニスト齋藤亜矢子は、常に自己練磨を怠らない厳しさを併せ持っています。

 

そうした彼女の姿勢や人柄が演奏表現に現れていることに気づいた聴衆は、再度足を運ぼうとしています。

 

都合により、9月と10月は、彼女の出演がありませんが、

 

音海水曜ミニサロンコンサート発足3周年を迎えた直後の11月8日には、新鮮な再スタートを切ってくれることを期待しています。

 

どうぞ、皆様、そんな彼女が先任ピアニストを務める今週のコンサートに足をお運びくださいますように。