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La realidad de la pandemia en las funerarias: "Hay muchos más muertos de los que dicen"

葬儀場のパンデミックの現実:「彼らが言うよりも多くの死者がいる」

 

• VÍCTOR MONDELO
@VMondelo
Barcelona
Actualizado Sábado, 25 abril 2020 - 09:51
El sector funerario está convencido de que la mortandad por el coronavirus acabará superando, en mucho, lo que reflejan las estadísticas oficiales del Gobierno

葬儀業者は、コロナウイルスの死が政府の公式統計を大きく上回ると確信している

 

Pese a su evidente aportación a la hora de dar publicidad a fallecimientos que el Gobierno no estaba admitiendo, las funerarias consideran que la Administración cuenta con herramientas propias para contabilizar los fallecidos sin tener que trasladar esa responsabilidad a los tanatorios. «Nos resulta altamente sorprendente que tengamos que ser la fuente de información oficial del número de fallecidos», confiesa Sánchez, que tilda la decisión de Cataluña o de la Comunidad de Madrid de «surrealista» y se pregunta por qué no se acude a los Registros Civiles para conocer el número real de fallecidos, ya que todo certificado de defunción tiene que estar en su poder y, por tanto, en manos de la Administración.

政府が認めなかった死の宣伝に対する彼らの明らかな貢献にもかかわらず、葬儀場は、行政がその責任をタナトリオに移されることなく亡くなった方々の説明するための独自のツールを持っていると考えています。「私たちが死者の数に関する公式の情報源でなければならないことは非常に驚くべきことです」と、サンチェスはカタルーニャやマドリードのコミュニティの決定を「シュールレアリスム」と呼び、すべての死亡証明書を所持している必要があるため、なぜ民事記録が実際の死者数を知るために使用されていないのか疑問に思っています。したがって、管理の手で。

 

«El rigor de nuestros datos es limitado. Somos funerarios, no médicos, y transcribimos lo que ponen los médicos en el certificado de defunción. Enviamos los positivos y los sospechosos a la Generalitat, que es quien hace la criba», cuenta el presidente de Asfuncat. «Algunos partes te indican 'Covid'; otros 'Posible Covid'; y otros, patologías compatibles, como neumonía o disnea», pero nosotros sólo podemos reflejar lo que pone literalmente, completa el portavoz de Mémora. De ahí que la estadística de la Generalitat incluya 521 muertes «no clasificables por falta de información».

「当社のデータの厳格さには限界があります。私たちは医者ではなく葬儀屋であり、医師が死亡証明書に記載したものを書き起こします。私たちは、画面を行うジェネラミタットにポジティブと容疑者を送ります」と、アスファンキャットの社長は言います。「一部分はあなたに『新型コロナ感染症』と言います。他の「新型コロナ感染症の疑い」。その他、肺炎や呼吸困難などの互換性のある病理」が、私たちは彼が文字通り入れるものだけを反映することができます、メモラのスポークスマンは完了します。したがって、ジェネラリタット統計には「情報不足のために分類できない」521人の死亡が含まれています。

 

取材報道<NHK特設サイト 新型コロナウイルス>から学ぶ4症例の研究

 

新型コロナウイルスに感染したとき、どんな事態に直面するのか。感染した人や家族の話を通して、その一端を知るため、NHKが行ったインタビューの内容をできるかぎり詳細にお伝えします。

 

以下は、取材記事を下敷きとし、加筆や編集部分は緑文字として区別しました。


症例3:結婚記念日のクルーズ船旅行が… 夫を失った妻が語る1か月半

 

4月4日取材 社会部 山屋智香子
集団感染が起きたクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」に乗船して夫婦ともに感染。夫は発症から1か月半で亡くなりました。妻は「夫の死を無駄にしたくない」と感染症特有の怖さと無念さを明かしました。初めて語ったという経験をできるだけ詳細にお伝えするため、インタビューを一部整理した上で紹介します。

 

症例3(その10)

第10節:今も続く苦悩 それでも夫のために語った

 

妻は自宅にささやかな祭壇をつくり、毎日手を合わせている。今も周囲には、クルーズ船に乗船していたことさえ、ほとんど話していないという

 

とにかく、「ダイヤモンド・プリンセス」と言っただけで引いちゃうからね、人は。私、循環器内科にかかってて、先生に、「ダイヤモンド・プリンセスに乗ってたんです」って言った途端に、先生がヒューっとのけぞっちゃって(この当時はともかく、現在であれば、事前に主治医に連絡してから受診していただくことになります。)だんだん、だんだんこう椅子が遠くなってっちゃう(患者さんにとってはショックだと思います。しかし、医師としては、むしろ当然の責任ある対応です。)のを見てね、ああそうなんだ。

医療関係者でもそうなんだ、治ってるって分かってても(残念ながら、Covid-19感染症の感染性、治癒確定、再発、予後などについては、現在に至ってもほとんど定かではありません。)そうなんだと思って。

それでパソコン打ち込んでる看護師に、「怖い?」って聞いたら、「うん」って言ってたから、やっぱり怖いんだなっていうふうに思ったし。

 

だから、本当にここで、いないふり。ひとさまと会話をしないというかね。そんな生活してますよ。やっぱり公にできない。治っていても、やっぱり受け入れてもらえないというか。
 

絶対に自分が感染源になりたくないと思う(その気持ちは貴いです。医療従事者であれば、なおのことです。しかし、医療従事者ですら自分が感染源になっているのかどうかも知ることができずに診療を続けているのが現状です。ですから、まず、すべての人が自分も感染者であると仮定して行動を自粛しない限り完全な収束は見込めないということになります。パンデミックを引き起こして完全に排除できたウイルスは天然痘だけなのですから。)から、もう1度病院でレントゲンを受けたり、血液検査もしたりして。

それでもうOKとなっても、やっぱり何か安心できない人たちがいるということが、これをどういうふうにすればいいのか分からない(ご尤もです。専門家でさえも明確な回答を出すことができずにおります)んですよ。


なぜ取材を受けたのか、妻は最後にこう語った
現実こうなんですよっていうことを伝えたいと思ったのは、彼が生きて、いきいき生きていて、それでこういう病気にかかって、苦しんで苦しんで頑張って。40日も頑張ったんだから、それも伝えたかったし。それからお骨を拾いたいという人はいたと思うけど、声かければね。

でも、声をかけることもできない。

そんなふうにして、彼が生きていたことを抹消されてしまう。そういう歯がゆさというか悔しさというか、それもありましたね。
彼がクルーズをすごく楽しんで、思いがけないコロナウイルスに侵されて。そして苦しんで逝ったさまも、船の中の実態も知ってほしかったし。そういうことがあんまりテレビなんかでは出てこないし。

 

私の本当に一個人の経験だけれども、それを伝えたかった、知ってほしかった。

だから、まだまだすごい生傷が残ってて、何か血が滴るような感じがするけれども、それでもあえて話をしたいと思いました。

かさぶた剥がして血が出るみたいな、そういう思いをするけれど。それでもあえて彼のために、そうしたいと思ったの。(ありがとうございました。亡くなられたご主人のためばかりでなく、多くの皆様のための貴重なレポートを提供してくださいました。御主人のご冥福を心よりお祈り申し上げると共に、感染症を乗り越えても心に深い傷を負われた皆様への支援の在り方も含め、いただいた教訓を実効性あるものとして役立ててまいりたいと思います。また、今後もお健やかにお過ごしくださいますように。)

 

(4月4日取材 社会部 山屋智香子)

 

<この項終わり>

Il Veneto che lavora col virus Qui si "costruisce" la Fase 2
ヴェネト、ここではウイルスと共存して働き(流行の)第2相を「構築」する

 

In Veneto il 40 % delle imprese di fatto lavora. Il Giornale.it è andato a documentare questa realtà. Ieri Zaia ha firmato la nuova ordinanza: via libera alla vendita da asporto, cimiteri e fiorerie aperte e manutenzioni da diportismo.

ヴェネトでは、事実上40%の会社が稼働している。イル・ジョルナーレ紙はこの現実を報告した。昨日ザイア知事は新条例に署名した:

 

Serenella Bettin - Sab, 25/04/2020 - 22:44
A Campodarsego invece, un comune in provincia di Padova, proseguendo il nostro viaggio lungo la strada del Santo che conduce a Castelfranco Veneto, lo storico Baulificio Italiano Sorelle Roncato, in piedi dal 1950, fa borse, valigie, zaini; ora ha riconvertito la produzione in visiere per personale sanitario e pannelli. “Stiamo facendo le visiere con il materiale delle borse con cui avremmo dovuto far le borse per quest'estate”, ci racconta Federica Roncato, la responsabile marketing e comunicazione. Anche la mamma Marisa, che lavora nell'azienda ci spiega come realizzano i divisori in policarbonato plastico. “Stiamo producendo pannelli per uffici, aziende e per le catene di montaggio – dice - sono dei divisori che ci vengono richiesti su misura da mettere tra una postazione e l'altra. Noi produciamo valigie e usiamo questi materiali”.

一方、カンポデサルゴはパドヴァ市(註:ヴェネト州の都市)の自治体で、そこは我々がカステルフランコ・ヴェネトに通じるサント街道に沿って旅を続けるなかにある。そこには1950年から営業している歴史的なバウリフィシオ・イタリアーノ・ソレル・ロンカトがあり、バッグ、スーツケース、バックパックが作られている。しかし、現在は、生産を医療従事者やパネル用の覆い(シールド)の生産へと転換した。「今年の夏向けのバッグ用に使われるべき作るべきバッグの素材で顔の覆い(フェース・シールド)を作り続けているところです。」とマーケティングとコミュニケーションの責任者、フェデリーカ・ロンカートは言う。同社で働く彼女の母親のマリサも、プラスチック製の耐熱性樹脂の仕切りの作り方についても説明してくれる。「役所や企業のためのパネル、建設用の鎖を生産していますーそれらはある一つの配置ともう一つの配置の寸法に合わせることができるような間仕切りです。私たちはスーツケースを作っていたのですが、その素材を利用しています。」と言う。

 

Andiamo a Riese Pio X invece, dove la Steelco Group, già il 27 gennaio, aveva emanato il protocollo emergenza Coronavirus. “Stavamo annusando questo pericolo – dice il presidente Fabio Zardini – già a gennaio avevamo le mascherine, le notizie che continuavano ad arrivare dal nostro distributore in Cina facevano pensare a un pericolo sempre più crescente. Il distributore di Pechino ci diceva che la situazione lì era assai grave e quindi il 27 gennaio abbiamo attivato la prima procedura interna di gestione del virus. Questo prevedeva anche che chiunque tornasse dall’estero e avesse sintomi, dovesse stare a casa per due settimane, in più mascherine per tutti”. Nello stabilimento di Riese sono in 380, il gruppo ne conta in tutto 680, e le mascherine finora ordinate sono 75 mila.

私たちは、これに替わってリーゼ・ピオ・Xへと向かう。そこでは、すでに1月27日にスティールコ・グループがコロナウイルス緊急プロトコルを発行していた。ファビオ・ザルディーニ大統領がこう言う。「私たちはこの危険を察知していました。すでに1月に私たちはマスクを持っていました。中国の業者から次々と届いたニュースはますますの危険を示唆していました。北京の業者は、状況は非常に深刻であると私たちに言ったので、1月27日に我々はウイルスを管理するための最初の内部手順を積極化しました。また、海外から帰国した方は、誰でも2週間の間、自宅待機し、加えて全員がマスクを着用する必要があります」リーゼ工場では380人、グループ合計680人で、これまでに注文されたマスクは75,000枚である。

 

 

コメント:

この記事を読むまでは、イタリアの大統領が武漢の新型コロナウイルス発生に対して早期から警戒して対策を練っていたとは知らず、とても意外でした。

また北京から続々と情報が届けていたとは、北京筋は、とても御親切様な印象さえ与えます。しかし、少しよく考えてみると、中国にとってはすべて計画通りで、イタリアは中国から、まんまと75,000枚ものマスクを買わされる羽目になった、ということが真実なのかもしれません。

そういえば「一路一帯」の甘い誘いに乗った国々は、多かれ少なかれ、イタリアと同様の顛末をたどっているので、何とも不気味で後味の悪いお話です。

いまだにオレオレ詐欺に引っ掛かる老人の被害者が後を絶たないという、お人好しの「カモ」集団と国際的にもみなされている日本も、いっそうの警戒を怠ってはなりません。

膵がん診断までの検査

 

症状あるいは危険因子から膵がんを念頭に置いて2段階の画像検査を進めることからはじます。そして、最終的には細胞診あるいは組織診による病理学的診断により診断を確定します。

 

 

第1段階:超音波検査

超音波検査で明らかな所見が得られなくても、症状が続く場合や膵酵素や腫瘍マーカーの上昇を認める場合は、第2段階の造影CT検査などで確認することが勧められます。

 

まず早期診断のためのスクリーニングとしては、保険診療上抵触しない1)血中膵酵素測定や2)腹部超音波検査を十分に活用することが現実的です。

 

1)血中膵酵素としてはアミラーゼ、リパーゼ、エラスターゼ1が重要です。

これらの検査は膵がんに特異的でなくても、下記のように早期診断に有用です。

・異常高値の場合は、膵液うっ滞、癌随伴性膵炎

・異常低値の場合は、膵組織の荒廃
       

なお、膵がんに多い膵頭部癌(約60%)では、直接ビリルビンや胆道系酵素(ALP、γ-GTP)が上昇するので検査項目に加えています。
      

膵がんでは膵臓からのインスリン分泌が低下するため、尿糖の検出、血糖の上昇、HbA1c高値となる場合がありますが、これらはルーチンに行っているのでスクリーニングに役立っています。また75グラムブドウ糖試験では糖尿病パターンとなります。

 

2)腹部超音波検査は、膵がんのスクリーニング検査として不可欠であるため、広く普及しています。まず、腫瘍の存在確認ですが、2㎝以下の膵がんでも約80%は腫瘤像や嚢胞を認めることができます。多くは低エコーで、内部エコーは不均一であるという特徴をもっています。それに加えて、主膵管の拡張所見を膵尾部にて発見できれば、膵がん発見の糸口になります。

 

杉並国際クリニックが関与できるのは、この段階までですが、逆にいえば、この段階で手掛かりがつかめない限り、患者さんの生命を救うことは困難である、ともいえます。

 

 

第2段階:造影CT、造影MRI検査、超音波内視鏡検査(EUS)

これらの検査を必要に応じて組み合わせて実施します。
膵がんが疑われCTなどでも否定できない場合には、超音波内視鏡検査(EUS)を行う必要があります。EUSは膵がんの存在診断の感度が他の画像診断より良好だからです。

 

 

病理学的確定診断:細胞診、組織診

悪性腫瘍は特に非切除治療を行う場合は治療の適否や薬剤の選択など、病理による確定診断を行うことが基本原則です。しかし、膵がんの場合、膵腫瘍からの組織や細胞採取が難しく、病理診断が行われないまま治療に進まざるを得ないことが少なくありません。そこで膵腫瘍の病理診断は、内視鏡的逆行性胆道膵管造影(ERCP)による膵液採取による細胞診、あるいはEUS下穿刺吸引法(EUS-FNA)や体外超音波下での組織生検が推奨されます。

取材報道<NHK特設サイト 新型コロナウイルス>から学ぶ4症例の研究

 

新型コロナウイルスに感染したとき、どんな事態に直面するのか。感染した人や家族の話を通して、その一端を知るため、NHKが行ったインタビューの内容をできるかぎり詳細にお伝えします。

 

以下は、取材記事を下敷きとし、加筆や編集部分は緑文字として区別しました。


症例3:結婚記念日のクルーズ船旅行が… 夫を失った妻が語る1か月半


4月4日取材 社会部 山屋智香子

集団感染が起きたクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」に乗船して夫婦ともに感染。夫は発症から1か月半で亡くなりました。妻は「夫の死を無駄にしたくない」と感染症特有の怖さと無念さを明かしました。初めて語ったという経験をできるだけ詳細にお伝えするため、インタビューを一部整理した上で紹介します。

 

症例3(その9)

第9節:死後も続くウイルスの残酷さ

夫のなきがらはすぐに特殊な袋に納められた

<新型コロナウイルス感染症の被害者は、生前からすでに
人間としての尊厳を著しく傷付けられているというお話です。>

長い間そこに置いとくわけにはいかないっていうことで、葬儀屋さんが、防護服に身をかためて、透明の袋に入れて霊安室に運んでくれたのね。

霊安室で祭壇みたいなのを作ってくださって。そこでは手を合わせるだけでしたけど。すぐにお棺に入れて蓋をしてしまう。

 

「あす23日に火葬にします」ということで。それも普通だったら霊柩車に一緒に乗るでしょう?家族は。でも、それもできない。

私と夫の兄がタクシーで先に行っていて、それからお棺を乗せた霊柩車が後から来て、それで火葬に付す。火葬屋さんも、ものものしいいでたちで。(このような対応ができる専門業者がなければ、日本全体の感染症蔓延はさらに激化していたのではないでしょうか。今後は、平時から葬儀業者に対する感染症対策指導を徹すると同時に、プロフェッショナルとしての意識を高めていただく必要があるでしょう。)

 

私たちが火葬場に着いたときには、他の全てのお葬式が終わって、本当にがらーんとしたところで。そこにお棺が運ばれてきて、お焼香。お焼香と言っても、お棺の窓が開くわけではないから、単純に私と夫の兄と2人でお焼香をして。終わった途端に、

「では火葬場に行きます」ということで窯の前に行って、彼のお棺が入っていく。私たち2人しか見送り人がいなくて。

何か、本当にかわいそうで、悲しくって、こんなふうにして焼かれてしまう。

何かもう、気が遠くなりそうでしたね。かわいそうだった。

本当にかわいそうだった。

こんな経験って初めてだし、こんな悲しいこと、こんな寂しいことあるんだろうかと思って。

 

それで無情に窯の蓋が閉められて。

「あちらで1時間半ぐらい待ってて下さい」って言われて。

誰もいないところで、2人で待ってましたけどね。

できるだけ人数少なくしてくださいというふうに言われていたから。

葬儀屋さん、それから、病院からも言われてた。

とにかく「人数をしぼって下さい、5人以下にしてくれ」というふうに言われて。

 

お骨になるのを待っていたら、ご近所の方が「お骨だけは拾いたいから」(このご夫婦の日頃のお人柄が偲ばれます。それにつけても、献身的に新型コロナ診療に従事している医療従事者が近隣から締め出しを食らっているばかりでなく、攻撃を受けているという、実に寂しく悲しい現実が毎日報道されている現実があることも冷静に受け止めなければならないと思います。)てって言って来てくださって。

たった1人なんだけれども、それがどのぐらいありがたいと思ったかね。

2人っきりじゃなくて、もう1人増えたのは本当にうれしかったです(患者や家族、そして医療従事者を孤立させないこと!これが教訓です。日本においいては地域共同体が崩壊して久しいといわれますが、たとえ形が変わっても互助の精神文化は貴重な財産として受け継いでいきたいものです)

 

<明日に続く>


<私のフランス語修行>

 

不正な部下への注意のメッセージ

 

今月は、私のフランス語修行の進捗状況を御報告させていただいております。

 

さて、私はそもそもビジネス向きの人間ではありません。

それが証拠に開業医となってこのかた30年、経営者としての意識は皆無に等しかったかもしれません。

しかし、昨今の状況の中で、開業医も経営者、それも末端の零細企業のオヤジに過ぎないことを感じています。

しかも非常時にあっては当然のことながら有形無形のリスクだけを不当に負わされる一方で、ほとんど有効な救済支援措置を受けられない現実に直面し、理不尽と不合理をヒシヒシと痛感しています。

ですから、これまで経営に関して真剣に取り組むことなく医師としての仕事だけを続けてこられたことだけでもむしろ感謝すべきなのでしょう。

 

日本人は国際社会において、まだまだ内気であるため、損ばかりをしています。しかし、その分だけ国内では内弁慶で、お人好しな人物を知らず知らずに食い物にしていないとも限りません。

私たちは、このような愚かな状況から脱出しなければなりません。このあたりの技能は、英・仏間あたりの外交交渉や商取引の戦略が特に優れていることに気が付きました。

 

日本人が苦手としているのは、相手に対する苦情や注意を表明することです。

これは、フランス人から学ぶべき点は少なくないと思います。

そこで、私が母国語である日本語でも適切な表現が見出せず苦戦する交渉局面を想定しているかのような課題が出題されたのでご紹介します。

おそらく、このサイトをご覧くださっている皆様の方が、遥かに私より優れたメッセージが書けるのではないかと想像します。

 

 

課題:

あなたはさる大企業の有力子会社の取締役であり、あなたはひどい仕事ぶりのために不快な思いをさせられている部下に注意のための手紙を書くことにしました。

 

Vous êtes direcreur d’une filiale et vous écrivez à un subordonné pour lui faire part de votre mécontentement suite à un travail mal fait.

 

そこで、取締役の名前を「怒鳴るど(ドナルド)Donald」氏、その部下の名前を「テドロスTedros」氏として作文してみました。

 

 

Object: Observation!

 

Monsieur Tedros,
Jʼai une requête importante à vous faire aujourdʼhui. Depuis que vous vous êtes joint à lʼentreprise, et vous nous avez dit que si nous avez travaillions dur, réussissions et restions sincère, on aurait un grand avenir. Bien sûr, jʼétais lʼun dʼeux. Mais jʼai lʼair de vous surestimer. Il y a trois raisons à cela.
Tout dʼabord, ce que vous dites nʼest pas cohérent. Ce nʼest pas différent dʼun menteur.
Ensuite, priorisez les intérêts de certains clients préférés jusquʼà ce que vous perdiez les intérêts de lʼensemble des clients. Cʼest ce quʼon appelle un lâche.
 Troisièmement, vous nʼessayez pas de penser aux erreurs que vous avez commises. Cʼest ce quʼon appelle être sans vergogne.
Cette succursale dont je suis responsable joue un rôle important à côté du siège social. Les deux choses que nous apprécions le plus sont la confiance sociale et la mission globale. Ne menacez pas la propriété immatérielle que nous avons construite. Jʼattends avec impatience votre avenir en tant que gentleman.

 

Cordialement
Donald Duck,
Directeur

 

要件: 警告!

 

テドロスさん
今日はあなたに大切なお願いながあります。あなたは入社して以来、私たちが一生懸命働き、成功し、誠実であり続ければ、私たちには素晴らしい未来が待っているだろうと言いました。もちろん、私もその一人でした。しかし、私はあなたを過大評価していたようです。

それには3つの理由があります。
まず第一に、あなたが言っていることは一貫していません。嘘つきと変わりません。
第二に、お気に入りの顧客の興味を優先し、あなたはすべての顧客の利益を失ってしまいました。これは私たちが卑怯者と呼ぶものです。
第三に、あなたは自分が犯した過ちについて考えようとしているわけではない。
これは私たちが恥知らずと呼ぶものです。
私が担当するこの支店は、本社に次いで重要な役割を果たしています。私たちが最も大切にしている2つのことは、社会的信頼とグローバルな使命です。私たちが築き上げてきたこの無形財産を脅かしてはいけません。 私は紳士としてのあなたの今後に辛抱強く期待しています。

 

敬具

ドナルド・ダック

支社長

膵がんの早期発見のために

 

膵がんは、膵臓から発生した悪性腫瘍です。そのなかで、膵管上皮から発生する浸潤性膵管癌(腺癌)が90%を占めます。その他の数種の癌は、いずれもまれな腫瘍です。

 

がんの統計によるとわが国における膵がんの年間罹患率は34,837人(2013年)、年間死亡数33,475人(2016年)で、近年は増加傾向にあります。罹患率と3年後の死亡数がほぼ同数であり、死亡率は極めて高いことがわかります。膵がんの多くは切除不能で診断され、切除可能例は20~30%に過ぎません。切除例と非切除例を含めた5年生存率は10%未満であり、悪性腫瘍の中で最も予後不良の疾患の一つです。

 

膵がんの診療ガイドラインは、米国では全米がんネットワーク(NCCN)によりガイドラインが改訂を重ねており、欧州では欧州臨床腫瘍学会(ESMO)によるガイドラインが汎用されています。わが国のガイドラインは2006年に初版が出され、2019年7月に第5版が「膵癌診療ガイドライン2019年版」が刊行され、このガイドラインを中心に膵がん診療が進められています。杉並国際クリニックでも、2019年の最新のガイドラインに基づいて、少しでも膵癌の早期発見に努めたいと考えます。

 

 

(1) 初期症状

症状に乏しく、がんが進行するまで無症状のことが多いです。
・自覚症状としては、腹痛(78~82%)、早期膨満感(62%)、背部痛(48%)
 初期で比較的多いのは「何となく胃の具合が悪い」などの腹部不定愁訴です。
   

・他覚所見としては、体重減少(66~84%)、黄疸(56~80%)

  体重減少は、他の癌に比べて急速かつ早期より著しいので重要な手がかりになります。
   
  

これらはすべて非特異的症状といって、膵がんの診断に直結するような特徴的な症状ではありません。しかし、非特異的ではあっても黄疸の出現や糖尿病の急激な増悪をきっかけとして膵がんを疑って検査を行うことが重要です。

 

とくに注意していただきたい自覚症状は背部痛です。放置せずせっかく医療機関を受診しても整形外科等で漫然と対症療法を続けていたあげくに症状が増悪して、当院を受診された方に超音波検査を実施したところ膵がんであったというケースがありました。

 

 

(2) 危険因子

膵がんの危険因子を列記してみます。

・膵がんの家族歴、遺伝性膵炎などの遺伝性疾患、糖尿病(突然発症、急性悪化)、慢性膵炎(膵石症)、膵管内乳頭粘液性腫瘍(IPMN)、膵嚢胞、肥満、喫煙、大量飲酒、塩素化炭化水素曝露に関わる職業従事

 

これらの危険因子を複数有する場合は、膵がんの高リスク群として定期的に膵がんのスクリーニング検査を行うことが望ましいとされます。

 

しかし、具体的なスクリーニング法は確立していません。実際には、血液検査で血中の膵酵素、腫瘍マーカーを検査し、腹部超音波検査を行うことから始めることは推奨できます。しかし、残念なことに、腫瘍マーカー検査による膵がんのスクリーニングは保険診療で規制されてしまい実施が困難です。

その理由は、膵がんで80%が陽性になるCA19-9も、50%が陽性になるCEAも早期診断の段階では有用でないとされるからです。

 

杉並国際クリニックの前身であった高円寺南診療所の30年に及ぶ診療では、それにもかかわらず当方のコスト負担で検査を発注するという不合理な方法を採ってきましたが、財政的に継続不能であるため、杉並国際クリニックに改めてからは、やむを得ず実施を見合わせることにしました。

腫瘍マーカー検査は、自費ドックの形式で実施している医療機関もあります。

 

いずれにしても、これらのスクリーニング検査で、何らかの所見を認めた場合は、造影CT、造影MRI、超音波内視鏡検査(EUS)検査による精査を行うことが勧められることになります。

 

杉並国際クリニックの膵がん対策は、まず、膵がん発症の予防から取り組んでいます。その方法は、まず、発症の危険因子を減らすことです。その多くが生活習慣関連です。

 

喫煙によるリスクに対しては禁煙、大量飲酒によるリスクに対しては節酒、肥満によるリスクに対しては減量が基本であると考えます。肥満対策は糖尿病や慢性膵炎というリスクの軽減にも繋がります。これらの対策は、膵がんのみの予防ではなく、その他の多くの癌発生の予防にも役立ちます。

 

そのうえで、診療においては詳細な家族歴、職業歴を聴取するように心がけたいと考えています。

 

<明日へ続く>

取材報道<NHK特設サイト 新型コロナウイルス>から学ぶ4症例の研究

 

新型コロナウイルスに感染したとき、どんな事態に直面するのか。感染した人や家族の話を通して、その一端を知るため、NHKが行ったインタビューの内容をできるかぎり詳細にお伝えします。


4月4日取材 社会部 山屋智香子

集団感染が起きたクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」に乗船して夫婦ともに感染。夫は発症から1か月半で亡くなりました。妻は「夫の死を無駄にしたくない」と感染症特有の怖さと無念さを明かしました。初めて語ったという経験をできるだけ詳細にお伝えするため、インタビューを一部整理した上で紹介します。

 

症例3(その8)

第8節:ガラス越しの最期

その後も何度か容体が急変することがあったが、妻が駆けつけるたびに安定した(この記述はとても大きな教訓を与えてくれます。人は今まで経験したことのない急激な危険、とりわけ生命の危機に直面するような極限状態において、突然わけもわからず孤立を強いられ、先行きの見通しが立たれた場合、どのようになるのでしょうか。心理的負荷が極限に達し、免疫力が急激に低下し、肺炎などの感染症は急激に悪化します。精神腫瘍学という学問がすでに確立されていますが、精神感染症学といった心身医学のジャンルを早急に打ち立てて、隔離された患者を放置するだけの現状の体制がもたらした悲惨な結果を繰り返さないための教訓にすべきではないでしょうか)。しかし3月22日未明、再び病院から「すぐ来て下さい」と電話
ICUに行った時にはもう、心拍数がゼロになっちゃってて、平らになっちゃっていて。2時12分という時間が彼の死亡時刻になりました。


管類を外して、全部綺麗にして、それから彼のお気に入りの浴衣っていうのを前もって持って行ってたんです。前から、看護師さんに言われてたから。旅行中の写真だとか看護師さんたちに見せてたのね。

「それに合わせたように、あまりやつれたようにしないように、含み綿や何かをして再現しようとしたんですけどね」(東大には精神看護学という講座がありますが、この分野は、今後ますます大切になって来るのではないかと思います。看護の業務には患者だけでなく患者の家族のケアも含んでいるのではないかと思います。この病院の看護師も、多忙な中で自分の命を張って患者を支える一方で、家族の精神的ケアに対しての心配りがなされていたことに感銘を覚えます。今後は、精神感染症看護学というジャンルも必要だと思います。)って言って下さって。


あの、ガラスがあるでしょ?ICUの。そのガラスの前にベッドを持ってきてくれて、それで顔も見せてくれたの。船を下りて顔を見たのは、それが初めて。それで、それが最後。穏やかな顔になってましたよ。

 

看護師さんが彼の手をね、持ち上げてガラスに当ててくれて、私も手を当てて、最期の別れ。そう、それが最期の別れ。ガラス越しで体温も何も分からないけども。それが最期でした。

 

<明日へ続く>

著名ドイツ人シェフによる臨床栄養学「食事はすべてを変える」No1

 

 

Holger Stromberg im Gespräch Sternekoch verrät, wie Sie Ihren Körper mit Pflanzenkost zur Hochleistung bringen

 

ホルガ―・シュトロームベルクが(ミシュランの)星をもつシェフとして語ります。それは植物性食品でどのようにして私たちの身体を最高の活動状態に持っていけるかについてです。

 

 

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あなたには何か欠乏しているものはありませんか?

 

 

gettyimages/Mike Meyer

FOCUS-Online-Autorin Monika Preuk

Samstag, 25.04.2020, 19:06

Pflanzliche Ernährung ist besser – nicht nur in Hinblick auf die Gesundheit, sondern auch Umwelt und Klima, so das Plädoyer von Holger Stromberg, der als jüngster Koch Deutschlands einen Michelin-Stern errang. FOCUS Online fragte den Nutritionist, wie Genuss, Gesundheit und Nachhaltigkeit zusammenpassen, und warum er Wild isst, wenn es mal Fleisch sein soll.

 

植物性食品のほうが良い。ホルガ―・シュトロンベルクというミシュラン格付けで最少年の一つ星ドイツ人コックが提唱するのは、健康の意味においてだけではなく、環境や気候における意味においても、なのです。フォーカス・オンラインはこの栄養指導者に尋ねました。どのようにしたら健康と持続可能性を両立させることができるでしょうか、そして肉の場合は、なぜ野生の物でなくてはならないのでしょうか。

 

 

Ernährung in Deutschland: Am besten täglich Fleisch und Wurst, Gemüse und Obst sind eher Beilagen – alles plastikverpackt zu günstigstem Preis im Discounter gekauft. Meist landen noch XXL-Packungen von süßen und salzigen Snacks im Einkaufswagen, dabei in so großen Mengen, dass, obwohl zu viel gegessen wird, noch ein beachtlicher Teil der Lebensmittel unverwendet weggeworfen wird.

 

ドイツの栄養:最大の生活必需品である肉とソーセージ、野菜と果物は、すべてプラスティック包装で最高―安価な割引で購入されています。たいていの場合、まだ甘味や塩分が添加された3Lサイズの特大の包装で買物カートに重ねられていますが、このように過剰に、余りにも大量に摂食されているにもかかわらず、食品のかなりの割合が利用されないで廃棄されます。

 

 

Beliebte Ernährungsregel in Deutschland: Von allem zu viel und oft das Falsche

 

ドイツで有名な食事規範:何につけ、摂り過ぎと頻繁なのは誤り

 

 

Ein Drittel der produzierten Lebensmittel landen im Müll, so das Umweltbundesamt. Die Folgen dieses von den meisten Menschen der Industrienationen gelebten Ernährungsstils dürften bekannt sein:

 

食品の3分の1は廃棄されていることは、(ドイツ)連邦環境庁が示しています。先進国の国民のほとんどの食生活様式の結果であることは周知されるべきです。

 

 

Für die Gesundheit – das Risiko für Diabetes, Herz-Kreislaufkrankheiten, Gedächtnisstörungen und manche Krebsarten steigt.

健康のためにー糖尿病、心血管疾患、記憶障害や幾種類かの癌を増やします。

 

 

Für Umwelt und Klima: Abgesehen von ethischen Fragen wie dem Tierwohl befeuert der hohe Fleischverzehr die Erderwärmung, wie die UN-Landwirtschaftsorganisation FAO Zusätzlich vergiftet Plastikmüll Umwelt, Tiere und als Ende der Ernährungskette wiederum den Menschen.

 

環境と気候に対して:動物愛護とかの倫理的問題から離れても、肉の消費量が多いと国連農業機関(FAO)が示しているように地球の温暖化を促進します。さらにプラスティックの廃棄が環境毒性となり、その食物連鎖の最終段階の動物は人類なのです。

 

 

Durch das persönliche Essverhalten ließ sich das nachhaltig ändern, ist Holger Stromberg überzeugt. Der Ernährungscouch, der zehn Jahre lang Koch und Ernährungscoach der Deutschen Fußballnationalmannschaft war, hat Strategien entwickelt, die sich einfach in den Alltag integrieren lassen, uns und unsere Umwelt gesund halten. FOCUS Online fragte den Ausnahmekoch, wie Ernährung gesund und lecker sein kann, dabei umweltfreundlich und nachhaltig.

 

ホルガ―・シュトロンベルクは、個人の食行動によって、このことを持続的に変えていくことができると確信しました。この栄養カウチは十年間、ドイツのサッカーのナショナルチームの料理人兼栄養指導者として日々の生活を完璧なものとし、私たち自身と同様に環境にとっての健やかさをも容易に維持することができる戦略を展開してきました。フォーカス・オンラインは、この傑出した調理人に尋ねました。それは、どのようにしたら、環境にとっての優しさを持続可能なものとしつつ同時に栄養物を健康でおいしくできるのでしょうか。

 

 

食事は全てを変える

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推薦図書 (表示)

20200513

 

"Essen ändert alles: Das Rezept für ein gesundes, nachhaltiges Leben" von Holger Stormberg

「食事は全てを変える:健康、維持可能な生活のためのレシピ」

ホルガー・シュトロンベルク著

Zum Buch

 

本について

FOCUS Online: Wie sieht die gesündeste Ernährungsform aus, Sie propagieren in Ihrem Buch „Essen ändert alles“, sich möglichst vegan zu ernähren? Wie kommt ein Sternekoch zu dieser für die Spitzenküche doch recht ungewöhnlichen Überzeugung?

フォーカス・オンライン:栄養の最も健康的な形は何か、皆さんは「食事はすべてを変える」を読むことでできるだけ菜食主義者になるようにと勧められることになるのでしょうか。最高の料理を提供する(ミシュランの)星をもつシェフが、どのようにしてとしてそのような並々ならぬ確信をもつに至ったのでしょうか。

 

 

Holger Stromberg: Tatsächlich hat man den Eindruck, dass professionelles Dining und Teller vollbeladen mit Fleisch, Fisch, Jacobsmuscheln zusammengehören – obwohl die Meere ja leer sind. Doch die Folgen dieser Ernährung sowie arbeiten ohne Erholungspausen habe ich am eigenen Körper gespürt. Ich hatte Heuschnupfen, Hautausschläge, mein Immunsystem war total aus der Balance. Gelenkschmerzen quälten mich, vor allem im linken Fuß. Die Ärzte fanden nichts. Da entschloss ich mich, meine Ernährung umzustellen.

ホルガー・シュトロンベルク:実際のところ、世間の人々はプロ(の運動選手)の献立には肉や海が空っぽになってしまうくらい大量の魚やホタテ貝で占められているかのような印象をお持ちです。しかし、私がそのような食事をとりながら休みなく働いていたとしたら自分自身の体を壊してしまいます。私は花粉症や湿疹もちで、私の免疫システムは完全に乱れていました。関節痛にも苦しめられ、とくに左足がひどかったです。医師は何でもないと言いました。それで自分の食事を変えることにしたのです。

 

 

FOCUS Online: Wie gingen Sie dabei vor – sicher haben Sie nicht sofort nur noch Gemüse, Vollkorngetreide und Obst gegessen?

フォーカス・オンライン:どのようにしていたのですか、確かにあなたは野菜や穀物や果物だけを食べていたわけではないのですね?

 

 

 

Holger Stromberg: Als einzigen Ratschlag hatte ich erhalten, viel stilles Wasser zu trinken, Bier und Rotwein wegzulassen. Allein diese Umstellung verringerte bereits nach 14 Tagen die Beschwerden massiv – allein nur drei Änderungen der Ernährung sgewohnheiten! Ich fing an, mich intensiv über gesunde Ernährung zu informieren und entdeckte dabei immer mehr die Pflanzenkost für mich.

ホルガー・シュトロンベルク:私が受けた唯一のアドバイスは、蒸留水をたくさん飲んでビールや赤ワインを抜くことでした。これだけ変えてたった14日後にはつらい症状がかなり軽くなりましたー食習慣のなかでたった3つを変えただけで、です!わたしは健康的な食事について集中的に学び自分のための植物性の食物について更に更に発見したのです。

胆道癌を疑った場合の検査手順(第3段階)

 

「胆道癌診療ガイドライン第3版(2019)」によると、胆道がんの検査手順としては3段階が提示されています。今回は最終段階の検査について説明します。

 

第3段階

 

最終段階で行われる検査は1)ERCP、2)超音波内視鏡(EUS)、3)PETなどです。

 

 

1)ERCPによる直接胆道造影は、胆管病変の水平方向進展度の詳細な診断に関して、MRCPより優れています。さらに、胆汁細胞診、ブラシ細胞診、胆管生検などが可能です。

閉塞性黄疸を伴う場合には、引き続き胆道ドレナージを行います。

 

 

2)超音波内視鏡(EUS)は、質的診断、進展度診断に有用です。

 

 

3)PETはリンパ節転移、遠隔転移診断に有用です。

 

治療方針は上記の検査結果を総合的に判断して決めていくことになります。

胆道癌のなかでも、胆管がんでは経乳頭的生検による癌の確証を得るようにします。

しかし、胆嚢がんの場合は、生検は必須ではありません。その理由は生検によって癌細胞が腹腔内にばら撒かれる(播種)のリスクを伴うアプローチは切除可能な症例では慎むべきだからです。

 

 

診断後の管理

術前胆道ドレナージについて

 

・肝切除を要しない膵頭十二指腸切除を想定する場合:

 術前胆道ドレナージの有用性を示した研究が乏しく、ガイドラインでは推奨されていません。しかし、わが国の多くの施設では内視鏡的ドレナージが行われています。

 

・肝門部胆管閉塞症例など広範囲肝臓切除を予定する胆道癌の場合:

 第一選択として、内視鏡的にドレナージを行います。この際に、CTで腫瘍の局在、進展度を評価し、想定した術式に応じて温存予定となる領域をドレナージすることが重要です。また、胆道ドレナージ後はカテーテル刺激により胆管に炎症性変化が加わり、癌の進展度評価が難しくなります。

 

以上のことから、胆道ドレナージ施行前にダイナミックCTを撮影しておく必要があります。その際、ドレナージ方法として、ガイドラインは内視鏡的経鼻胆管ドレナージ(ENBD)を推奨しています。しかし、ENBDは内視鏡的胆管ステント留置術(EBS)に比べて胆汁の体外喪失が問題になります。これを解決するために、ガイドラインは胆汁の飲用を推奨しています。

 

しかし、最近では下流側の先端が総胆管内となる内側ステントやカヴァードSEMSという技術を用いることで胆汁の汚染を防ぎつつ内瘻化を達成できるようになり、その評価は今後明らかになることでしょう。

 

ガイドラインの作成を担当しているエキスパートでさえ、実際の現場ではガイドラインを金科玉条のように順守しているわけではないということがあります。新しい試みにチャレンジする場合や、結論をだすためのデータが不足している場合は、臨床的センスや経験が必要とされているということを如実に示す例の一つだと考えます。

 

<この項終わり>