りうまち

 

ここで掲載する内容は、公益財団法人 骨粗鬆症財団のホームページから引用したものです。骨粗鬆症についてわかりやすい解説をしています。

 

骨粗鬆症は、長年の生活習慣などにより骨がスカスカになって骨折しやすくなる病気です。最初は、自覚症状はありませんが、ひどくなると骨折を起こし、寝たきりの原因となる場合もあります。多くは腰や背中に痛みが生じて医師の診察を受けてからみつかります。しかし、骨粗鬆症になってから治すのはたいへんです。

 

骨粗鬆症にならないように、日ごろから予防を心がけることが大切です。骨粗鬆症を予防することが、ほとんどの生活習慣病を予防することにつながります。そのために、高円寺南診療所では女性では、45歳以上、男性でも50歳以上の皆様に骨量計測を推奨し、骨年齢を算出し、骨粗鬆症の早期発見、早期対応に力を注いでいます。それでは、骨粗鬆症についてもっと詳しく勉強していきましょう。

 

 

それぞれのQ&Aのあとに【杉並国際クリニックからのコメント】を加えました。

 

Q3

カルシウムやマグネシウムをサプリメント(保険機能食品)からとるのは問題ない?

 

A

カルシウムやマグネシウムは食事からとることが良いでしょう。しかし、不足する場合は、補助としてサプリメントを使用することは問題ないでしょう。

 

しかし、骨粗鬆症予防や、健康の維持・増進のためには、やはり毎日3度の食事が最も大切です。

 

骨粗鬆症予防に関わる栄養因子は、カルシウムやマグネシウムだけでなく、エネルギー、タンパク質、リン、ビタミンA、B、C、Kなどのほか、とくにカルシウム吸収に深く関わる因子としてビタミンDも大切です。毎日の食事でいろいろな種類の食品を食べることによって、エネルギーや微量栄養素も含め、体や骨に必要な栄養素をバランスよく(過不足なく)とることができます。

 

マグネシウムを多く含む食品は、魚介類(まぐろ、かつお、牡蛎など)、肉類、ほうれん草やバナナ、ごま、落花生などです。ビタミンDを多く含む食品は、魚介類(いわし、かつお、まぐろなど)、きくらげ、干ししいたけなどのきのこ類があげられます。

 

 

【杉並国際クリニックからのコメント】

<Aである。しかしBである。しかしCである。補充説明D>という文章がおかしいので、<Aである。そしてCである。補充説明D。しかしBである。>という流れに直してから書き換えてみることにします。

 

カルシウムやマグネシウムは食事からとることが良いでしょう。そして骨粗鬆症予防や、健康の維持・増進のためには、やはり毎日3度の食事が最も大切です。毎日の食事でいろいろな種類の食品を食べることによって、エネルギーや微量栄養素も含め、体や骨に必要な栄養素をバランスよく(過不足なく)とることができます。しかし、不足する場合は、補助としてサプリメントを使用することは問題ないでしょう。

 

このような文章であれば、カルシウムやマグネシウムの摂取は原則として食事からとるべきであって、例外的に不足する場合に限っては、あくまでも補助的にサプリメント使用を考慮すべきである、ということが伝わり易くなると思います。

 

ただし、それでも問題がないわけではありません。カルシウムやマグネシウムが不足している場合には、まず原因究明が必要です。安易にサプリメント(保険機能食品)を使用して帳尻を合わせるというのは望ましくありません。辻褄(つじつま)を無理やり合わせようとしてもやがて付けが回ってくるだけです。

 

そもそも、何がどれだけ不足しているのかわかっている場合のみに不足分をサプリメントで補う意味が生じるはずだからです。それにもかかわらず、当て推量や思い込みで、あるいは不安だからという理由だけでサプリメント(保険機能食品)を無暗に使用している人が増えていることが気がかりです。そうしたタイプの人たちには、サプリメント摂取を口実にして、肝心の普段の食事を欠食したり、栄養のバランスを軽視したりして平気でいる人が目立ちます。

 

サプリメント(supplement)というカタカナ表記も問題です。カタカナ表記の言葉は多くの日本人に勝手なお得イメージをもたらし、各自の妄想を膨らませる副作用をもっているように思われます。サプリメント愛好者の多くはサプリメントの意味を正しく答えることができないのが現実です。

 

そもそもカルシウムやマグネシウムだけが顕著に欠乏しているのであれば、低カルシウム血症、低マグネシウム血症という病名が付されます。まずは、それらの原因を究明すべきでしょう。

 

低マグネシウム血症は,アルコール依存症患者,コントロール不良な糖尿病患者,および高カルシウム血症を有するかまたはループ利尿薬の使用している患者で生じる可能性があります。

 

そして、低マグネシウム血症が続くと副甲状腺ホルモンの分泌が低下することによって低カルシウムをもたらすことがあります。

りうまち

 

ここで掲載する内容は、公益財団法人 骨粗鬆症財団のホームページから引用したものです。

 

骨粗鬆症についてわかりやすい解説をしています。

 

骨粗鬆症は、長年の生活習慣などにより骨がスカスカになって骨折しやすくなる病気です。最初は、自覚症状はありませんが、ひどくなると骨折を起こし、寝たきりの原因となる場合もあります。

 

多くは腰や背中に痛みが生じて医師の診察を受けてからみつかります。しかし、骨粗鬆症になってから治すのはたいへんです。骨粗鬆症にならないように、日ごろから予防を心がけることが大切です。骨粗鬆症を予防することが、ほとんどの生活習慣病を予防することにつながります。

 

そのために、高円寺南診療所では女性では、45歳以上、男性でも50歳以上の皆様に骨量計測を推奨し、骨年齢を算出し、骨粗鬆症の早期発見、早期対応に力を注いでいます。それでは、骨粗鬆症についてもっと詳しく勉強していきましょう。

 

 

それぞれのQ&Aのあとに【杉並国際クリニックからのコメント】を加えました。

 

 

Q

リンとカルシウムの摂取比率を教えてください。

また、リンのほかにたんぱく質や食塩もカルシウムの吸収を阻害するのでしょうか

 

A

リンはカルシウムと仲がよすぎて、すぐ一緒になってしまうのです。

 

骨の中でも、リンとカルシウムはリン酸カルシウムとして結晶になっています。大量にリンを摂り、腸の中でカルシウムとくっついてしまうとやはり結晶になるので、腸管に吸収されて体の中には入らず、そのまま便に混じって出てしまいます。

そのため、リンを取りすぎるとカルシウムの吸収の邪魔をするのです。ですからリンは摂り過ぎない方がよく、カルシウムの2倍ぐらいまでが良いとされています。

 

しかし、この基準は厳密なものではなく、カルシウムの吸収率はいろいろな影響をうけますので、3倍ぐらいでも差し支えない場合もあります。リンは肉、魚のほか、牛乳や清涼飲料水にも入っているため、自然に多めに摂ってしまいます。

 

なお、たんぱく質も食塩も大切な栄養分で、ある程度の量は必要ですが、たんぱく質で1日80グラム以上、食塩10グラム以上など、摂りすぎるとカルシウムを尿の中に出してしまいます。とはいえ、適量であればカルシウムの腸からの吸収にはあまり影響しません。むしろ適当な量のたんぱく質はカルシウムの吸収を助けるので、バランスの良い食事を心がけましょう。

 

 

 

【杉並国際クリニックからのコメント】

 

①リンとカルシウムの摂取比率

カルシウムとリンの摂取比率は、ほぼ同量が望ましいとされています。その理由は、リンの摂り過ぎはカルシウムの吸収を妨げ、カルシウムの摂り過ぎはリンの吸収を妨げるからです。そのため加工食品の摂取が多い場合には注意が必要です。

 

植物性食品には、カルシウムの吸収を阻害するシュウ酸(ほうれん草に多い)、フィチン酸(豆、穀類に多い)などが含まれるので、カルシウムの吸収率はよくありません。また、リンの他に食物繊維もカルシウムの吸収を阻害します。

 

現在の日本の食生活では、加工食品の利用が増えていることに伴って、食品添加物として使われている各種リン酸塩の摂取が多くなっているため、リン欠乏よりもむしろリンの過剰摂取の方が問題となっています。

 

特に腎機能に障害がある場合は、尿へのリンの排出量が減るために、血液中のリン濃度が増加するので、注意が必要です。

 

また副甲状腺機能が低下して副甲状腺ホルモンの分泌が低下したり、成長ホルモンの分泌が亢進したり、ビタミンDが過剰に存在することによっても、リンの濃度は増加します。

 

リンは牛乳・乳製品、卵黄、小魚類、豆類、肉類、ぬかや胚芽などに多く含まれています。

 

大豆(乾燥)50gで290mg、ワカサギ生80g(3~4尾)で280mg、プロセスチーズ30gで219mg含まれます。

 

 

②たんぱく質や食塩とカルシウムの吸収

蛋白質のなかでも、とりわけCPP(カゼイン・ホスホ・ペプチド)という牛乳中のたんぱく質はカルシウムの吸収を促進させます。またビタミンD、クエン酸、などもカルシウムの吸収を促進させることが知られています。

 

食塩はカルシウムの吸収を妨げます。他に食物繊維やホウレンソウのようにシュウ酸を多く含む野菜、砂糖、アルコールも、カルシウムの吸収率を低下させます。