『嘱託臨床産業医』の相談箱

 

前回はこちら

 


リンダ・グラットン*から学ぶ臨床産業医学の展望No4

 

<私たちにとって重要な無形資産とは何か?>

 

*リンダ・グラットン(ロンドン・ビジネススクール教授、人材論、組織論の世界的権威)

 

<リンダ・グラットンは、無形資産には「生産力」「活力」「変容」の3つがあるとしている。2つ目の「活力」については、いわゆる「健康的な高齢化」のためには、心身の健康が不可欠となる。>

 

 

・But to make long lives great, they have to be healthy and productive.

長寿をすばらしいものにするには、健康で生産的でなければなりません。

 

 

・First of all, I would encourage people to work into their 70s。

まず第一に、70歳代まで働くことを推奨します。

 

 

・So the first thing I would do is I would say to corporations, we want you to positively employ people over the age of 50.

だから私が最初にしたいことは、企業に対して50歳を過ぎた人を積極的に雇用してほしいということです。

 

 

<嘱託産業医からのコメント>

70歳まで働く、「働く」ことの内容は多様だと思います。