新連載スタート<第2回予告>


2021年度後期(10月期)プログラム

 

 

<週間プログラム>

月曜日 『嘱託臨床産業医』の相談箱

 

火曜日  からだの健康(心身医学)

 

水曜日 『水氣道』週報

 

木曜日  こころの健康(身心医学)

 

金曜日 『聖楽院』便り

 

土曜日  アルベール・カミュ『ペスト』(仏文原書)の訳読に挑戦!

 

日曜日  故郷(茨城)探訪

 

 

 

 火曜日のテーマ、 からだの健康(心身医学)は、杉並国際クリニックにおいて日頃経験している身体疾患の症例を中心に取り上げます。

 

すべて他の医療機関から紹介された症例、もしくは治癒困難なために最終的に当クリニックにたどり着かれたケースです。

 

難治性のからだの症状を訴える方の多くが、心の問題を抱えています。それに気が付かない、あるいは気づこうとしない、さらには、それに触れてほしくないという方の治療は難渋します。

 

心身医学とは、そのような方のために有効な手立てを提供してくれます。内科領域における心身医学の臨床を担当するのが心療内科です。日本心療内科学会がわが国の心療内科をリードしていますが、私はその学会の評議員の一人であり、指導医として、専門医を目指す方のアドバイスや指導もしています。

 

 

 

 木曜日のテーマ、こころの健康(身心医学)は、こころの病気や悩みで、主に精神神経科・メンタル科から杉並国際クリニックに転医された皆様の過去の症例を中心に取り上げます。

 

こころの傷はからだの傷より癒しの時間がかかることが多いです。

 

その理由は様々ですが、永らく精神神経科・メンタル科のみを受診してこられた方々の多くが、心の悩みばかりに気持ちが向いていて過敏であり、こだわりが強い一方で、体の声に耳を傾ける余裕が乏しくなりがちです。

 

長い間、見落とされていた身体疾患に対する治療によって、永らく悩まされていた心の症状からも解放されるというパターンを多数経験しています。

 

 

 土曜日、日曜日の週末のテーマは、それぞれの初回(10月2日、3日)において簡単にテーマ紹介をさせていただく予定です。

 

 

 

明日10月1日は、今年度の後半期のスタートです。

 

さっそく金曜日 『聖楽院』便りをお届けさせていただきます。