号外、 日本感染症学会が提言 No1 「アナフィラキシー以外に重篤な健康被害は見られていない」

 

コロナワクチン

「新たな重篤な副反応なし」との発表だが・・・

 

 

日本感染症学会は「COVID-19ワクチンに関する提言(第2版)」(以下、第2版)を策定し、2月26日に公開しました。

 

「COVID-19ワクチンに関する提言」は、第1版が昨年(2020年)12月28日に公開されました。今回の第2版は、第1版にSARS‐CoV-2ワクチンの有効性と安全性に関する新たな知見や注意すべき点などを加えたものです。

 

国内ではファイザーのコロナウイルス修飾ウリジンRNAワクチンであるトジナメラン(SARS-CoV-2)(商品名コミナティ®)が国内初のワクチンとして特例承認を取得し、2月17日に医療従事者への接種がスタートしました。ただし、3月2日現在、杉並国際クリニックの職員向けのワクチン接種に関する一切の通知は届いておりません

 

トジナメラン接種時の安全面の注意点として、接種部位の腫脹痛みなどの局所反応、一定の頻度で一過性の発熱や倦怠感など見られる他、ごくまれに接種直後のアナフィラキシーショックといった重篤な健康被害の発生が報告されています。

 

現在までの国内外の情報を踏まえると、「海外で接種が進んでいるファザーやモデルナのメッセンジャーRNA(mRNA)ワクチンの有効性は高く、副反応も一過性のものに限られ、アナフィラキシー以外に重篤な健康被害は見られていない」と報告しました。