(鍼灸)「手の三里」のツボ

<はじめに>

 

 

前回は「労宮(ろうきゅう)」を紹介しました。

 

 

労宮は拳を握って、中指、薬指の先が当たるところにあり、

 

 

自律神経のバランスを整えるツボで、気分の落ち込み、イライラ、憂鬱、不眠、精神の疲労に効果があるというお話してした。

 

 

今回は「手の三里(てのさんり)」を紹介しましょう。

 

 

<手の三里>

2020-11-12 16-25

 

 

手の三里は、肘を曲げてできた横皺から手首方向に指3本分で親指側にあります。

 

 

胃腸の機能を整え、ニキビ、喉の痛み、腫れ、首、肩のこり、腰痛、背部の痛みや不安や落ち込みに効果があります。

 

 

このツボは押すと意外と痛いです。軽い強さで刺激してください。

 

 

 

杉並国際クリニック 統合医療部 漢方鍼灸医学科 鍼灸師 坂本光昭