特集:シリーズ『新型コロナウイルス罹患者の体験から学ぼう』:親子で感染 死の恐怖とSNSの中傷 ④

7月2日(木)

 

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症例13(その4)

第4節:長男も感染確認 

濃厚接触者として検査を受けた長男も、男性が入院した翌日に陽性と判明。長男は12日、男性と同じ病院に入院した

 

家で同じもの食べて、この狭い空間で生活していたら、うつるのは当然だわなって2人では言ってました。ニュースでもやっぱり家族でかかったっていうのは結構多かったですから。私も息子も熱あるときは出かけなかったですね。

 

熱が下がったときは、生活していますから、いろんな食料だったりそういうものはスーパーに行ったり。やっぱり生活ありますから。

特にうちは私と息子の2人暮らしなので、買い物に行かないわけにもいかず。

そのときもマスクはして。あとは、いつも店員さんにレジ打ってもらうんですけど、セルフレジに並んだりとか。

コロナだって言われれば、それは外出しませんけど、やっぱり最初に息子が熱出して、平熱に戻って、「かぜだ」と医者に言われた(註1:「かぜ」は広義に用いられていますので、決して誤診ではありませんが、患者に誤解と油断を与えやすいのが問題です。)ことがどこかに残っていて。


でも、「もしかしたらコロナかもしれない」ってことは(頭の)片隅ではあって、人とあまり近づかないようにしていました。

 

<明日へ続く>