週間<外国語>旅行 3月24日(火)ロシア語旅行

ロシア語はキリル文字で書かれます。

 

以下がキリル文字のアルファベットで、上が大文字、下が小文字です。

 

АБВГДЕЖЩЗИЙКЛМ

НОПРСТУФХЦЧШЩЪЫЬЭЮЯ

 

абвгдежзийклм

нопрстуфхцчшщъыьэюяё

 

 

私はチャイコフスキーの歌劇『エフゲニー・オネーギン(Евгений Онегин』のレンスキーのアリアを言語で歌うための稽古をしています。

 

そこで、ほとんどがお馴染みのアルファベットに対応していることを知りました。

 

そして、いつしか興味を覚えるようになり、NHKテキスト「まいにちロシア語4月号」を手にしました。

 

当然、入門編からですが、4月の応用編はドストエフスキー『カラマーゾフの兄弟』です。

 

 

以下、アクセント記号の付け方がわからないので、単純に書きます。

 

 

1)作者:ドストエフスキー

 

キリル文字:Достоевский

 

英文字変換:Dostoefsky

 

発音:ダスタエフスキィ

 ⇒ロシア語の母音oは、アクセントが付かないところではаのように発音されます。

 

 

2)作品名:カラマーゾフの兄弟

 

キリル文字:Братья Карамазовы

 

 英文字変換:Bratya Karamazof

 

発音:ブラーチャ カラマーザフ

 

英語翻訳:Brother Karamazof

 

⇒ロシア語のBratya(ブラーチャ)は英語のBrotherとよく似ているのが面白いです。

 

 

3)冒頭

ロシア語原文:Эпилог-Речь у камня

 

英文字変換:Epilog-Pizhi u kamnya

 

英語翻訳:epilogue(米語では、しばしばepilog)-speech by the rockfall

 

⇒ロシア語のEpilogは英語でも同じ表記です。

 

 

4)ロシア語原文の中で使ってみたい表現

露文)

Господа,

мне хотелось бы вам сказать здесь,

на зтом самом месте,

одно слово.

 

和文)

皆さん、

僕は、あなた達にここで、

まさにこの場所で、

一言お話したいと思います。

 

 

かつての無知な私であれば、これは国後島か択捉島で、是非、言ってみたいセリフだったでしょう。

その前に、国連憲章の中で、敵国条項とされる第53条、第77条1項b、第107条を排除・削除するよう戦勝国をはじめ諸外国に強く要求すべきではないでしょうか。

 

そもそも、The United Nationsを<国際連合>と訳したのは欺瞞であり、日本国民に大きな誤解を与えました。

これは<戦勝国連盟>に他なりません。

日本が戦勝国によって敵国とされたまま、憲法九条を改正しても、国際的には何の意味もありません。こうした意見が国会の場に出てこないのは、すこぶる残念なことです。