号外:杉並区内で新型コロナウイルス感染症が発生

外来通院中の患者さんが、突然、通院できなくなる事例が杉並区で発生しました。

結果的には已むを得ない措置とはいえ、日々健康不安を抱えながら誠実に勤勉に健康管理を継続している患者さんやそのご家族にとっては、とてもお気の毒な状況です。

 

このような事態を目の当たりにするにつけても、基礎疾患を抱えた、現在、定期通院中の患者の生命と健康を守ることを第一義とすることは、外来診療における基本的なポリシーの一つとして改めて深く認識しておきたいものであると考えます。


佼成病院での症例が、新患なのか通院中の患者さんなのかは不明ですが、少なくとも十分な対策が整っていない無防備な医療機関で、無制限に新患を受け入れることのリスクに対する警戒は、今まで以上に重要だと考え、杉並国際クリニックは、初診受付の予約制を、さらに徹底していきたいと考えています。

 

2月18日付けで、佼成病院の公式HPのトップに以下の情報が掲載されています。

 

佼成病院の公式HPのトップ

 

 

また、2月18日の発表から2日遅れて、杉並区の公式HPでも報告されています。

 

杉並区の公式HP

 

 

2020/2/18 佼成病院HPより

診療情報【緊急】新型コロナウィルスにともなう休診について

 

当院に入院された患者さんに新型コロナウィルスへの感染が確認されたため、現在、行政機関指導のもと所管保健所と連携を図り対応を進めております。感染拡大防止のため、安全が確認されるまでの間、外来診療を休診とさせていただくこととしました。

 

安全が確認でき次第、外来診療を再開いたします。

また、安全が確認されるまでの間は、入院患者さんへの面会も中止させていただきます。

併せてご理解いただきますようお願い申し上げます。

 

休診の間、定時処方や処置が必要な方はご相談ください。また、ご予約の変更は当面お受けできません。診療再開につきましては、ホームページ上でご案内させていただきます。

 

佼成病院 院長 甲能直幸