令和2年1月31日(金)9:00~11:00am

 

稽古施設:大宮前体育館温水プール(第1レーン) 

参加者総数8名

 

指導・監督:水氣道正七段 飯嶋正広

修錬生インストラクター:水氣道1級 加藤博文

特別訓練生総合ファシリテーター:水氣道准3級 木村英一

 

稽古内容

  • 親水航法
  • 準備体操(イキイキ体操)整列行進方式

インストラクター育成班、ファシリテーター養成班の班別稽古

インストラクター育成班ではイキイキ体操の最新版の紹介とデモンストレーション

および実習を行った。

ファシリテーター養成班では、イキイキ体操ファシリテーターとしてのリーダーシップの養成のため、従来のイキイキ体操を主体的に実践した。

 

  • 基本五航法:

インストラクター育成班、ファシリテーター養成班の班別稽古

インストラクター育成班では、基本五航法の基礎技法のさらなる理解と実習

ファシリテーター養成班では、基本五航法ファシリテーターとしてのリーダーシップの養成のため、従来の基本五航法を主体的に実践

 

<休憩>

 

  • 各種航法:理氣航法、調血航法、水拳航法、舞踊航法

     伝位制回転方式にて各航法三枚目まで

 

  • 整理体操(のびのび体操)ファシリテーター指定方式

 

 

解説:

一名の体験生のサポートを特別体験生と2名の訓練生ファシリテーターに委ねる形で稽古の見守り、半ばから修錬生インストラクターが応援

 

修錬生インストラクター育成のための特別稽古をこれと並行して実施

 

各種航法の伝位制回転方式をはじめて実施した。

 

具体的な実施法として、特別体験生1名(7級)が4種の航法の「初伝名宣り」を行なって1枚目を体験した。

 

訓練生2名(5級、6級)が各種航法の2種ずつの「脇伝名宣り」を行なって2枚目を訓練した。

 

修錬生2名(1級、2級)および特別訓練生(准3級)が「中伝名宣り」を行なって3枚目を修錬した。

 

 

2月の稽古予定:

イキイキ体操最新版の普及のために、イキイキ体操インストラクター育成プログラムの初歩を修錬生全員に等しくいきわたるよう均霑(きんてん)化をはかる。

 

各種航法の伝位制回転方式による稽古を充実させ、体験生を除く全員が、伝位に応じた「名宣り」に参加し、「形」の提示に進めるように準備する。

 

団体運動としての水氣道の『互助』稽古のため、階級別稽古を充実させ、インストラクター育成班、ファシリテーター養成班に分けての稽古を充実・発展させる

 

ファシリテーター養成班の稽古においては、構成員の各自の専門航法の中から1種または2種をテーマとして取り上げ、中伝以降の奥伝、皆伝までの技を錬磨する

 

 

昨日、私にメールが届きました。新型コロナウイルスに対する日本の対応についてとても心配している様子です。2月3日から7日にかけて、関連記事を掲載しますので、併せてお読みいただければと存じます。

 

 

友人の名前は匿名*****としたうえで、以下のように一部を編集しました。

 

質問事項は赤、質問関連の叙述は青、その他、必要に応じて下線を施しました。

 

今後、返事のために質問文の文頭にはQ1~Q5を施しました。

 

そのうえで、それぞれの訳を加えてみました。

 

今後は、それぞれA1~A5という形で回答していくことにします。

 

・・・・・・・・・・・

How are you these days?

 

Sorry to suddenly email you out of the blue. You probably do not appreciate it, but I thought I would ask you as a friend.

 

 

 

Q1. What do you think about this new coronavirus?

(新型コロナウイルスについてはどのように考えていますか。)

 

 

If you are busy do not worry, I am sure you have too many requests for information from patients and working hard.

 

 I have also been very busy and tired recently. 

 

However, I am concerned and to be honest, quite angry at the Japanese response to this epidemic.

(私は心配だし、率直に言えばこの伝染病にたいする日本の対応にはまったく腹立たしいです。)

 

 I heard today they sent the Japanese evacuees from Wuhan back to their homes.

(今日聞いたところでは、日本は武漢から避難してきた邦人を帰宅させたとのことです。)

 

 

 

 Q2.Surely they took the train, and will infect other civilians or family members?

(きっと彼らは電車に乗ったはずで、そうだとすれば他の一般市民や家族が感染してしまうことにはなりませんか?)

 

 

Also I have read scientists do not know how infectious people are even when asymptomatic.

(そのうえ、感染者が無症状でいつもとかわらないままでいられる理由を科学者たちが把握していないという記事を読みました。)

 

This makes me worry.

 

I do not trust the Chinese authorities and information.

(私は中国当局やそれが流す情報に信頼を置いてはいません。)

 

 

 

Q3.The cases have increased by over a thousand the last few days, so I guess they have been hiding the numbers and are perhaps slow releasing the numbers each day?

(直近の数日間で感染者の数は千人を超えるまでに膨れ上がりました、そこから私が推測するには中国当局は感染者数を隠蔽し続けていて、おそらく日毎の感染者数の公表を遅らせているのではないでしょうか?)

 

 

China has also censored private internet user videos and now only state sanctioned information has been released for the last 2 or three days.

 

This also really worries me.  

 

 

Unlike Taiwan, Hong Kong, and even Kazakhstan.

(台湾、香港ばかりでなくカザフスタンでさえ実施しているのとは異なり、)

 

Japan has not stopped Chinese from travelling.

(日本は中国人が旅行を続けることを停止させていません。)

 

 

Only yesterday I took a train to work that was full of Chinese tourists.

 

Many of them were not wearing masks.

 

This makes me actually very very angry.

 

The British government and American government are quarantining all evacuees from their respective.

(英国政府と米国政府はそれぞれの避難者全員の隔離を続けています。)

 

 

Q4. Is Japan not doing anything just because the business lobbyists in want the Chinese New Year tourist money and do not want to panic Tokyo?

(日本が何もしていないのは、単に中国の春節旅行者の落とす金をあてこんでいる業者の陳情工作のためや東京をパニックに陥らせたくないためのものなのでしょうか?)

 

I really wonder why the response is so different. 

(対応が<国によって>これほどまでに異なっているわけを私はとてもいぶかしく思います。

 

I just saw some graph projections and it seems there could be over one hundred million infected worldwide by the end of February, plus it has a higher (so far) infection rate and mortality rate than the common flu. 

 

Some of my friends have asthma, so I also worry it could be dangerous for them. 

 

I am trying to control my anger at the Japanese response now but feel really disgusted.

 

I hope people here start taking it more seriously. 

(この国の皆さんがこの問題にもっと真剣に取り組んでいただけることを望んでいます。)

 

 

Q5.Can you give me any thoughts?

(あなたの何らかのお考えをくださいませんか。)

 

 Will Tokyo be in "lockdown" in a month?

(東京は1カ月以内に「完全閉鎖」されることになるのでしょうか。)

 

I worry about people`s common sense, the hospitals here and panic buying.

(国民の常識、この国の病院やパニック買い占めについて憂慮しています。)

 

I am so sorry to email you at this bad time. 

 

God bless,

 

*****

―再発または難治性でCD19陽性の、B細胞性急性リンパ芽球性白血病―

 

キムリアによる治療は、CAR-T療法と呼ばれ、がん細胞への攻撃力を高めるように患者さん自身の免疫細胞に遺伝子改変を行う治療法で、「がん免疫遺伝子治療」にあたります。

 

まず、患者さんの血液から免疫細胞のひとつであるT細胞を取り出し、白血病のがん細胞を標的として攻撃するためにCARと呼ばれる分子を作り出すことができるように遺伝子を導入し、CARを発現したT細胞(CAR-T細胞)を作ります。これを患者さんの体内に戻せるように製造された製品がキムリアです。

 


CAR-T細胞は、白血病に出ているCD19という標識をみつけて捕まえる能力高くなっています。CD 19を目印に白血病を捕まえたCAR-T細胞が強い攻撃力で白血病をやっつけます。

キムリアを投与すると、体中にCAR-T細胞が拡散します。CAR-T細胞は、他の血球の協力がなくてもCARを使って白血病のがん細胞を見つけて結合し、がん細胞を攻撃し、死滅させます。

また、CAR-T細胞は体の中で増えることができるため、1度だけの投与で継続的に標的のがん細胞を攻撃します。

 


CAR-T細胞療法は細胞性免疫をつかさどるT細胞を利用した治療法です。しかも、CAR-T細胞療法は遺伝子を患者の細胞に導入した遺伝子治療です。

患者のT細胞をアフェレシスにより採取し、その細胞に遺伝子操作を行い、CD19に反応するような抗原受容体を持ったT細胞に改変して患者に戻します。

患者数は年間200人程度と見込まれています。このようにCAR-T療法は、がん免疫療法として有効性が期待される反面、重篤な副作用が起きる可能性もあります。

 

治療は、1患者当たり1回であり、薬価は約3,349万円です。これまでの治療薬よりはるかに高額な治療法であり、過去最高の薬価です。

わが国では高額医療の多くは公費での負担が重く、個人より国の負担が重くなります。2019年に、米国では脊髄性筋萎縮症の遺伝子治療薬(zolgensma)が212.5万ドル(約3億円)で認可されました。それにしても驚天動地の高額医療です。

 

そもそも、特許切れの薬剤の薬価は低く抑えられてしまいます。

残念ながら日本の製薬会社はアカデミアやベンチャー発の画期的新薬を取り入れる競争で後れを取ってしまいました。

国家を挙げて重要な研究を積極的に支援することが望まれます。私は政策や経済の門外漢ながら、わが国の研究の遅れにより、これら高額な海外の新薬が増えてくるトレンドを冷静に考えると、早晩わが国の薬剤費、貿易赤字の両方に悪影響が及んでくることが懸念されます。

 

<完>

9:30~11:30(ピアノ吉田奈津子) レッスン会場:東高円寺・音海

 

開始時間が10:00となったため30分の短縮稽古となった。

ヴァッカイの声楽教本

#1.Vaccaj metodo pratico di canto (Soprano o Tenore),RICORDI

#2.ヴァッカイ声楽教本(ソプラノ・テノール用)編集・上浪明子
   全音楽譜出版社

 

第14課 レチタティーヴォ 

歌唱言語:イタリア語⇒上浪訳日本語⇒飯嶋私訳

 

第15課 まとめ 

歌唱言語:イタリア語⇒上浪訳日本語⇒飯嶋私訳

 

 

まとめ:
リコルディ版のバッカイの楽譜には、イタリア語と英語の対訳での解説が充実している。

とくに作曲者バッカイ自身による注意書きが興味深い。今回は第14課の註を読んでみると音節とアクセントの処理法について有益なヒントが得られる。

 

ここでAとは何か?楽譜上にAという記号(おそらくAccento:アクセントの頭文字であろう)が音符の上に示されていることに気づいた。

 

全音の楽譜(上浪版)では、これらの解説が省かれているのでリコルディ版の楽譜はとても貴重である。次回は、この指示に従って稽古を進めることにする。

 

以下、飯嶋試訳

LEZIONE XIV Il Recitativo

第14課 レチタティーヴォ 
     Scrive Vaccaj:

 

ヴァッカイの註
≪Nel Recitativo è necessaria una sillabazione distinta e decisa, e senza una perfetta accentazione non se ne potra ottenere un buon effetto.

レチタティーヴォでは音節の区分を明瞭にはっきりと発音する必要があるのだが、アクセントを完璧にしないと、優れた効果は発揮できない。

 

 

Allorché s'incontrano due note simili nel mezzo, quella ove cade l'accento della parola dev'essere intieramente convertitia in appoggiatura della seguente: il che più chiarezza viene indicato con una A sopra la nota dell’accento.≫

一つの単語の中に同じ音が含まれている場合には、単語のアクセントがくる音は、それに続く音の長前打音にすべて変換しなければならない。アクセントがくる音の上に表示したAで、その箇所が分かるようにした。

B組定例稽古


時間帯:10:30~11:30
レッスン場所:東高円寺<音海>会場
進行:聖楽院主宰 飯嶋正広
ピアノ伴奏:B組主任ピアニスト吉田奈津子
参加者:レッスン生4名

 

プログラム

 

1) 体慣らし
水氣道体操第一部(第1節:首体操、第2節:肩体操、第3節:体幹体操)
第3節:体幹体操の新しい追加動作の紹介と実践

 

2) 声慣らし
聖楽院式発声練習:スケールエクササイズ(ハミング+実声)

 

3) 歌唱レッスン
コンコーネ50番で歌う小倉百人一首No1(中声用)第1~第25曲から

❶ 合唱+独唱

第1~3曲、第7曲、第8曲、第10曲

❷ 独唱

第11~13曲、第18曲、第19曲、第23曲

 

 

 

レッスン生の気づきのコメント

 

〇 楽譜を高く持つように意識する

他の人達は高く持つと全体的に声が大きく安定していた。自分自身は新しく教わった発声法を試みていた為、高く持つと喉仏が上がる感覚があり上手く出来なかった。

 

〇 ブレスの場所を意識する

全体的には声の伸びが安定したが、今までブレスしていなかった所にブレスを入れた歌詞は慣れてない。だからそこだけは歌いづらかった。

 

〇 歌詞と音との配置を意識する

教材のCDを何度か聞き直して配置を覚え直していきたい。

 

〇 新しく教わった発声法で歌う

すると自分では半音程低くなっていると感じる。
しかし、ピアニストの先生に聞いてもらっても音程は合っていることを確認できた。
「声が出し易くなったので低く感じるのではないか」とのコメントをもらえた。

 

今まで自分なりのやり方で歌っていたので、新しく教わった発声法を理解し体得するのが難しいが、先生に聞いてもらう事で自分の感覚のズレは間違っていて、音程は合っていると客観的に判断してもらえて良かった。

 

新しく教わった発声法の全部は出来なくても一部についてはやり方が間違っていないと教えてもらえたので地道に少しずつ練習していきたい。

―B細胞性急性リンパ芽球性白血病―

B細胞性急性リンパ芽球性白血病の特徴とその治療法

 

急性リンパ芽球性白血病(ALL)は、小児と成人で発症し、白血病細胞の種類によりB細胞性(B-ALL)とT細胞性 (T-ALL)に分けられます。

ALLの治療は、これまでの治療法に加えて、抗体(特定の標的に結合するたんぱく質)を利用する治療法があります。

 

また2019年5月、再発または難治性でCD19陽性の、B細胞性急性リンパ芽球性白血病、びまん性大細胞型B細胞リンパ腫に対するCAR-T細胞療法チサゲンレクルユーセル(商品名キムリア)が日本で承認されました。

 

CAR-T細胞(chimeric antigen receptor-T-cell)とは
キムリアを用いた CAR-T療法は、再発・難治性のB-ALL の患者さんに使えるようになりました。

キムリアは、患者さんの免疫細胞(T細胞)を取り出し、がん細胞に対して攻撃力を高めるように改変した製剤で、これを患者さんに投与してがん細胞を死滅させます。キムリア による治療は、カーティ(CAR-T)療法と呼ばれ、再発または難治性のB細胞性急性リンパ芽球性白血病の治療に使われます。

 

すべての白血病がキムリアの治療対象となるのではありません。

急性白血病であり、さらにリンパ芽球性であって、しかもB細胞性であるという前提条件が求められます。

また、CD19 抗原が陽性であることが確かめられてB細胞性急性リンパ芽球性白血病(B-ALL)と診断され、治療を受けるときに25歳以下であることの他に、以下のいずれかに該当する患者さんです。

 

● 初発の場合、標準的な化学療法を2回以上受けたものの、寛解が得られなかった

 

● 再発の場合、化学療法を1回以上受けたものの、寛解が得られなかった

 

● 同種造血幹細胞移植を受けることができない、または同種造血幹細胞移植後に再発した

 

 

池江璃花子選手の誕生日は2000年7月4日とのことですので、2020年1月30日現在で19歳のはずです。彼女は化学療法を受け、同種造血幹細胞移植後に寛解を維持して退院したとの限られた情報ではありますが、彼女が25歳までに仮に再発した場合には、キムリアによる治療選択の余地がでてくるかもしれません。

 

<明日につづく>

令和2年1月29日(水)9:00~11:00am

高円寺中央会議室(和室)

 

指導 水氣道創始者 正七段 飯嶋正広

 

参加者3名

水氣道トレーナー代表 正弐段下(上席支援員)林亮博

水氣道インストラクター代表 2級(中等修錬生)細谷健太

水氣道ファシリテーター代表 5級(中等訓練生)野口将成

 

 

テーマ:

#1.水氣道体系発達の経緯

 

水氣道は「素歩き」(第1航法)から始まった。
   

水氣道『基本五航法』完成
   

水氣道の五段階階級制確立
   

水氣道準備体操『イキイキ体操』の原形の誕生
   

水氣道の対番制度(1対1の指導制度)導入
   

水氣道各種航法としては「九品仏」「サイドステップ」「モアイ」「スキー航法」など

 

水氣道整理体操『のびのび体操』

 

水氣道の3本柱としての「理氣航法」、「調血航法」、「活水航法」の確立と責任担当制
   

水氣道様々な各種航法の登場:「空手航法」「中川流」「将棋航法」の原形の誕生
   

水氣道『親水航法』導入
   

水氣道訓練生のファシリテーター制度確立(対番制度の具体的展開)
   

 

水氣道技法の改良と名称変更:

「空手航法」(旧)⇒「水拳航法」+「空拳航法」
 

「中川流」(旧)⇒「太極航法」

 

「将棋航法」(旧)⇒「将成航法」


「ダンス航法」(旧)⇒「舞踊航法」

 

「阿波踊り航法」(旧)⇒「舞踏航法」

 

各技法の責任担当制の廃止と水氣道各技法の「名宣り」稽古の導入


水氣道準備体操『イキイキ体操』改訂(本日発表)

 

 

#2.水氣道準備体操(イキイキ体操)の構造分析と改訂版の直伝

 

イキイキ体操は4部構成、第4部はさらに4区分あること、そのため、稽古の実際には、都合7名がそれぞれを担当することができる。

 

改定のポイントは第3部の体幹運動の充実、第4部の上肢運動の意義づけの発展と充実。

なお、従来までのイキイキ体操は、『親水航法』導入以前に考案したものであり、『親水航法』定着により、準備体操としてのさらなる発展充実をはかることになった。

 

 

#3.『理氣航法』の技法動作の流れ

ポイント:

姿勢・呼吸・動作の連動

とくに、口形と動作形の対応、口形と発声と息の流れの関係
   

あ形(初伝)⇒い形(脇伝)⇒う形(中伝)⇒え形(直伝)⇒お形(奥伝)

 

 

 

#4.水氣道稽古の報告書作成と公開の開始について

 

 

#5.水氣道準備体操(イキイキ体操)改訂版普及計画(2月公開予定)
   

各級の技法伝達代表者の任命:   

代表トレーナー 正弐段下(上席支援員)林亮博

代表インストラクター 2級(中等修錬生)細谷健太

代表ファシリテーター 5級(中等訓練生)野口将成

令和2年1月28日(火)7:00~9:00pm

鷺ノ宮体育館温水プール(第1レーン)

参加者総数8名(先発3名、後発5名)

 

進行指揮監督:水氣道正七段 飯嶋正広

指導トレーナー:水氣道正弐段下(上席支援員) 林亮博

修錬生インストラクター:水氣道2級(中等修錬生) 坂本光昭

報告担当ファシリテーター:水氣道5級(中等訓練生)植田

 

 

稽古内容

1) 親水航法

 

2) 準備体操(イキイキ体操)整列行進方式
訓練生2名を頭尾位に配置し、指導トレーナーがサポート

 

3) 基本五航法(短縮版):整列行進方式
  準備体操に引き続き2名の訓練生を頭尾位に配置して実施

 

4) 名宣り(各種航法):
   理気航法、調血航法、渇水航法、水拳航法、空拳航法、舞踊航法

 

5) 整理体操(のびのび体操)ファシリテーター指定方式

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

6)解散後の希望者のみによる技法研修
  ① 足構えの復習、② 『水拳航法』

 

 

まとめ

稽古プログラムの流れは、水氣道の原則にしたがって実施した。

 

普段、各種航法は稽古時間配分と参加者人数の都合上、二枚目までのことが多いが、今回は三枚目まで体験できた。

 

「名宣り稽古」は、7級(特別体験生)以上のすべての参加者が行えるようインストラクターが手配することのアドヴァイスがありました。

そして、7級(特別体験生)では『初伝』のみ、6級から4級までの修錬生は『脇伝』として2枚目まで、准3級(特別訓練生)および1級までの修錬生は『中伝』として3枚目までを行います。

7級の特別体験生は、一通りの航法の『初伝』名宣りを体験することが最初の課題で、そのあと形の提示を行なえるようになることが目標になります。

―B細胞性急性リンパ性白血病-

 

急性リンパ性白血病(ALL)は、小児と成人で発症します。骨髄にリンパ性白血病細胞が25%以上認められれば診断できます。


ALLも一様ではないため従来から白血病細胞の形態による分類(FAB分類)が行われていましたが、WHO分類では、造血器腫瘍をその起源で4つのカテゴリーに分類し、その一つであるリンパ系腫瘍はさらにB細胞腫瘍、TおよびNK細胞腫瘍、ホジキンリンパ腫に再分類されます。

 

ALLは、その起源によりB細胞腫瘍あるいはTおよびNK細胞腫瘍に属し、リンパ芽球性リンパ腫瘍と同じカテゴリーに分類されています。

また最近では表面形質による分類が主体となりました。これは白血病細胞の表面形質によりB細胞性(B-ALL)とT細胞性 (T-ALL)に分けます。 T-ALLのほうがB-ALLより予後がよいとの報告が多いようです。

 

ALLの治療は、まず完全寛解に導入し、その後、地固め療法、さらに維持強化療法を行なって白血病細胞の根絶を目指すのが原則ですが、標準的な治療は存在しません。

こうした、従来の治療法に加えて、抗体(特定の標的に結合するたんぱく質)を利用する治療法があります。この治療法は既に抗体療法は関節リウマチやがんをはじめ、さまざまな疾患の治療薬として用いられています。抗体療法が液性免疫をつかさどる特異的免疫グロブリンという蛋白質を用います。

 

予後不良因子は、完全寛解までの期間の長いこと、白血球数が多い(3万ないし5万/μL以上)こと、高年齢(30歳ないし35歳以上)、ないし、特定の核型をもつ染色体異常などが参考にされています。

 

<明日につづく>