(鍼灸)東洋医学の話をしよう ー 経絡(11)膀胱経3

<はじめに>

 

 

前回も「膀胱経」のお話をしました。

 

 

「志室」は、いちばん下の肋骨の先端の高さで、背骨から指4本分外に行ったところにあり、「気力・精力を養う」「腰の痛み」「腰の重だるさ」 「排尿困難」「夜間尿」などに効果があります。

 

 

「委中」は、膝の後ろの横皺の真ん中にあり、「腰背部の痛み」「膝痛」「ふくらはぎのひきつり」に効果があるというお話でした。

 

 

今回も「膀胱経」のお話をいたしましょう。

 

 

<膀胱経>

 

7膀胱経

2019-08-15 20-55

 

 

今回は「承筋(しょうきん)」「崑崙(こんろん)」のお話です。

 

 

「承筋」はアキレス腱を下からたどっていき、指が止まるところにあります。

 

 

「腰、背中の張り」「ふくらはぎの張り、痛み」に効果があります。

 

 

「崑崙」は、くるぶしの外側とアキレス腱の中間にあります。

 

 

「かかとの痛み」「足首の捻挫」「坐骨神経痛」「腰痛」に効果があります。

 

 

指圧してみて下さい。

 

 

 

杉並国際クリニック 統合医療部 漢方鍼灸医学科 鍼灸師 坂本光昭