便秘症の薬物療法(2)

 

慢性便秘(症)は、大腸がんなどによる器質性狭窄性の原因を鑑別した後、症状のみによって、排便回数減少型と排便困難型に分類します。

 

排便回数減少型において排便回数を厳密に定義する必要がある場合は、週に3回未満です。

しかし、日常臨床では、その数値はあくまで目安であり、排便回数や排便量が少ないために結腸に便が過剰に貯留して腹部膨満感や腹痛などの便秘症状が生じていると思われる場合は、週3回以上の排便回数でも排便回数減少型に分類してよいことになっています。

排便困難型は、排便回数や排便量が十分であるにもかかわらず、排便時に直腸内の糞便量を十分量かつ快適に排出できず、排便困難や不完全排便による残便感を生じる便秘です。

ただし、複数の病態を併せ持つ症例も存在することに留意する必要があります。

 

機能性便秘で腸管弛緩を疑うときには、副交感神経刺激薬のパンテチン、ネオスティグミンなどを用います。

腸管痙攣を疑うときには副交感神経遮断薬のメペンゾラートやチキジウムなどを用います。

 

便秘と下痢を繰り返す過敏性腸症候群(IBS)には、消化管運動調整作用のあるトリメプチンも使いやすい薬です。IBSに伴う便秘は不定愁訴を伴う場合も多く、自律神経調整薬(グランダキシン®)、抗不安薬(セディール®)、抗うつ薬などを併用します。

 

毎回の診察時に、快食・快便・・・ですか?と質問しますが、その場合には、便秘について十分意識してご回答ください。一口に便秘といっても、いろいろな原因があることを説明しましたが、本当に<快便>であるためには、いろいろな条件をクリアしていなければならないことをご理解いただけたでしょうか。

毎年7月1日から9月第3週までの期間は施設側の規定により杉並区内のプールでの団体での稽古が実施できません。

 

そのため、「ハイジア」や「藤村水泳教室」に振り替えて稽古を行っています。

 

ただし月曜日は振り替え可能な施設がないため月曜日の稽古希望な方は「自主練習」になります。

 

その際には大切な注意点がありますので厳守してください。

1)水気道の帽子を使用しないこと。

2)他者と談笑せず黙々と練習すること。

3)周囲と同じ形の動作は避けること。

 

団体行動との誤解を与えないようくれぐれもよろしくお願いします。

 

 

自主練習、特に杉十小温水プールでのエピソードです

水気道の「水」マーク入りの帽子を被り、3~4人ほどで談笑しながら自主練習をしていたところ、監視員から団体貸し出しではないので指導行為は行わないようにと注意を受けました。

 

その時は、特に指導をしたりはせず、楽しく自主練習をそれぞれに行っていました。

 

同じマーク入りの帽子を被り、少人数で固まっているだけで、団体で指導行為をしていると誤解を受けたようでした。

 

 

自由遊泳コースでのこと。

混み合っている中で背泳ぎで泳ぐ方や、元気な子供達などは周りが見えていないので特に注意が必要です。

 

こちらが気を付けていても衝突しそうになることがあります。

 

後ろからぶつかってくることもあります。

 

 夏休み期間は特に利用者が多くなるので、周りに注意しでください。

 

 

自主練習は通常の稽古とは違います。

自分のペースで稽古ができ、課題にじっくり取り組めるメリットがありますが、なるべく正規の稽古にご参加くださることをお勧めいたします。

 

周囲に気を付けながら、事故の無いよう心がけていきたいです。

 

水気道夏季稽古についてはこちらをお読みください

自主練習や陸上稽古についてもまとめてあります。

 

自主練習については、こちらをお読みください。