中野支部が6月に発足し中野区に団体登録をおこなってから1ヵ月が経ちました。

 

現在、9月の鷺宮温水プールでの稽古を開始するための準備を着々と進めております。

 

 そこで、多くの人に稽古に参加していただけるよう、杉並区と同様に中野区の掲示板「区民のひろば」にポスター掲示を始めます。つきましては、皆様からお手伝いをしていただける方を募集いたします。自宅や、よく行く場所の近くなど、1ヵ所からでも構いませんのでご協力をお願いいたします。

 

 ご賛同ただける方は、林亮博、坂本光昭もしくは水氣道運営会議メンバーまでお声がけください。

 

※中野区掲示板「区民のひろば」設置場所は添付資料を参照してください

 

 

水氣道 中野支部 

支部長 正二段下(上席支援員) 林 亮博

副支部長 2級 (中等修練性) 坂本光昭

<ご意見をお聞かせ下さい>の結果

 

皆様にご意見、ご感想をメールで送ってくださいとお願いした回がありました。

 

No.4<皆様のご意見をお待ちしております。>

No.5<皆様のご意見をお待ちしております。②>

 

2か月ほど経ちました。

メールでのご意見ご感想は、いただけませんでした。

 

 

上記の内容は、3か月以上受診が無い方の来院時の対応についてでした。

 

現在は、初診の方や3か月以上受診の無い方については、メールで受診の予約をしていただいておりますのでトラブルになりにくくなっています。

 

メールでの受付になるので、迅速な対応でお待たせしないよう心がけております。

 

今回メールでの反応がありませんでしたが、

皆様からご意見やご感想などのメールを頂けると

Nogucchiの励みになりますので、よろしくお願いいたします。

 

 

<はじめに>

 

 

前回は「小腸経」の話しました。

 

 

「少沢」は 小指爪生え際にあり、「肩こり」「首のこり」に効果があります。

 

 

「聴宮」は耳の前にあり、「耳鳴り」「難聴」に効果があるというお話でした。

 

 

今回は「膀胱経」のお話です。

 

 

たくさんのツボがあるので、3回ほどに分けてお話していきます。

 

 

<膀胱経>

 

7膀胱経

 

 

 

「膀胱経」は目から頭、背中、下肢の後ろ側を通り、足の小指までつながっています。

 

 

67個のツボがあります。

 

 

では67個のツボを挙げていきましょう。

 

 

1.睛明(せいめい)

 

2.攅竹(さんちく)

 

3.眉衝(びしょう)

 

4.曲差(きょくさ)

 

5.五処(ごしょ)

 

6.承光(しょうこう)

 

7.通天(つうてん)

 

8.絡却(らっきゃく)

 

9.玉枕(ぎょくちん)

 

10.天柱(てんちゅう)

 

11.大杼(たいじょ)

 

12.風門(ふうもん)

 

13.肺兪(はいゆ)

 

14.厥陰兪(けついんゆ)

 

15.心兪(しんゆ)

 

16.督兪(とくゆ)

 

17.膈兪(かくゆ)

 

18.肝兪(かんゆ)

 

19.胆兪(たんゆ)

 

20.脾兪(ひゆ)

 

21.胃兪(いゆ)

 

22.三焦兪(さんしょうゆ)

 

23.腎兪(じんゆ)

 

24.気海兪(きかいゆ)

 

25.大腸兪(だいちょうゆ)

 

26.関元兪(かんげんゆ)

 

27.小腸兪(しょうちょうゆ)

 

28.膀胱兪(ぼうこうゆ)

 

29.中膂兪(ちゅうりょゆ)

 

30.白環兪(はっかんゆ)

 

31.上髎(じょうりょう)

 

32.次髎(じりょう)

 

33.中髎(ちゅうりょう)

 

34.下髎(げりょう)

 

35.会陽(えよう)

 

36.承扶(しょうふ)

 

37.殷門(いんもん)

 

38.浮郄(ふげき)

 

39.委陽(いよう)

 

40.委中(いちゅう)

 

41.附分(ふぶん)

 

42.魄戸(はくこ)

 

43.膏肓(こうこう)

 

44.神堂(しんどう)

 

45.譩譆(いき)

 

46.膈関(かくかん)

 

47.魂門(こんもん)

 

48.陽綱(ようこう)

 

49.意舎(いしゃ)

 

50.胃倉(いそう)

 

51.肓門(こうもん)

 

52.志室(ししつ)

 

53.胞肓(ほうこう)

 

54.秩辺(ちっぺん)

 

55.合陽(ごうよう)

 

56.承筋(しょうきん)

 

57.承山(しょうざん)

 

58.飛揚(ひよう)

 

59.跗陽(ふよう)

 

60.崑崙(こんろん)

 

61.僕参(ぼくしん)

 

62.申脈(しんみゃく)

 

63.金門(きんもん)

 

64.京骨(けいこつ)

 

65.束骨(そっこつ)

 

66.足通谷(あしのつうこく)

 

67.至陰(しいん)

 

 

たくさんのツボがありましたね。学生時代、よく覚えたなと思います。

 

 

今回は「晴明」「天柱」を紹介します。

 

2019-07-25 00-25

 

 

 

「晴明」は目と鼻の根元の真ん中の窪みにあります。

 

「眼精疲労」に効果的があります。

 

目が疲れたときに指で押すように刺激して下さい。

 

 

 

「天柱」は首の後ろ側、中央のくぼみの両脇にある太い筋肉の上端、左右両方外側の窪みにあります。

 

このツボは、私が鍼治療の時に必ず使う重要なツボです。

 

「精神疲労」「肩こり」「疲れ目」「頭痛」などに効果があります。

 

 

このツボも指で押してみて下さい。

 

頭と眼がスッキリしますよ。

 

 

杉並国際クリニック 統合医療部 漢方鍼灸医学科 鍼灸師 坂本光昭

 

 

喘息の話(1)ぜんそく、とは?

 

気管支喘息は「気道の慢性炎症を本体とし、臨床症状として変動性を持った軌道狭窄や咳で特徴づけられる疾患」と定義されています。成人では6~10%と報告されていて頻度の高い疾患です。

 

診断は、臨床症状、アトピー素因、血液検査、肺機能検査、画像検査などを用いて総合的に行います。ただし、喘息と同様の症状を来しうる疾患には、喉頭炎、声帯機能不全、気管支結核、慢性閉塞性肺疾患(COPD)、うっ血性心不全、気胸など多数の疾患があるため、他の疾患との鑑別は特に重要です。

 

喘息の発症と関連のある危険因子としては、個体因子としては遺伝子(ADAM33遺伝子:第20染色体上)、アトピー素因、気道過敏性、性別(成人では女性)、出生時低体重や肥満があります。また、環境因子としてはアレルゲン、呼吸器感染症(乳幼児期におけるRSウイルス、ライノウイルス、細菌感染など)、喫煙、食物、鼻炎(アレルギー性鼻炎や副鼻腔炎など)などが知られています。

 

喘息発作の誘発因子としては、呼吸器感染症、気象、アルコール、ストレス、月経などがあります。

喘息の治療目標は、症状や増悪がなく、薬剤の副作用がなく、呼吸機能を正常に維持することで日常生活に支障をきたさない状態を継続することです。

そのために原因となるアレルゲンからの回避、吸入手技の指導、アドヒアランスの管理が重要です。

喘息による死亡者数は減少傾向が続き毎年2000人以下ですが、約90%が65歳以上の高齢者です。喘息死に至る発作の原因としては、感冒と下気道感染を合わせた気道感染が最も多く、過労やストレスがそれに続きます。死亡前1年間の喘息重症度は重症例が約40%を占めるが、近年では中等症の割合が高くなる傾向があります。また、喘息の病型では非アトピー型が多いことが知られています。

 

薬剤治療については、次回、解説する予定です。

全身性強皮症

 

多臓器に線維化、血管内皮障害をきたし、肺では間質性肺炎と肺高血圧を合併することが多いです。

 

全身性強皮症の患者で呼吸困難が進行する場合、間質性肺炎の合併、肺高血圧症の合併、腎不全からの肺うっ血などが原因となります。

 

分類:びまん性皮膚硬化型、限局皮膚硬化型

前者は抗Scl-70抗体陽性、間質性肺炎の合併が多く、

後者は抗セントロメア抗体陽性、肺高血圧症の合併が多いです。

 

膠原病関連の肺高血圧症はニース分類でⅠ群の肺動脈性高血圧症に分類されました。
呼吸機能検査で核酸能の低下と肺高血圧症との関連が多数報告されています。それには、全身性強皮症の血管内皮障害が影響していると考えられています。

 

DLco/alveolar volume<60%で肺高血圧症を発症するリスクが高くなります。
肺高血圧症の正確な評価のためには右心カテーテル検査で、平均肺動脈圧が25㎜Hg以上であることを確認する必要があります。

 

肺高血圧症における運動耐用能の評価に6分間歩行試験が有用とされますが、歩行距離は必ずしも肺高血圧症の重症度を反映しない点に注意する必要があります。
また、肺動脈病変のみならず、肺静脈閉塞症など高率に肺静脈にも病変が及び、選択的肺血管拡張薬は、前毛細血管の肺動脈のみを拡張させるため、肺水腫を惹起させやすく、治療抵抗性を示し、予後不良の一因となります。

 

全身性強皮症に合併した肺高血圧症に対する治療法は確立していません。
しかし、Ⅰ群の肺動脈性肺高血圧症に準じてプロスタサイクリン、ホスホジエステラーゼ5阻害薬、エンドセリン受容体拮抗薬などを使用する場合が多いです。
ただし、一般的に治療抵抗性であり、予後は悪いです。

「粗探し」

 

ドクトル飯嶋より

「自分自身の仕事の粗探しをして、それを報告すること」とアドバイスを受けました。

 

仕事の姿勢を顧みてはっとしました。

 

進めかたにむらがあり、好きな事や得意な事については過剰に先走るほど進めるが、面倒な事については保留して後回しにする。

 

直ぐに褒められたいという気持ちが何処かにあるので、成果を急ぎアピールしたい。

そういった姿勢を指摘されました。

 

 

保留して後回しにしている仕事が、つもりにつもり、その事に気を持っていかれて、今の仕事に集中できずミスをする。

 

保留していることを隠していたい。

開示することで波を立てたくない。

その場が過ぎればよい。

 

といったNogucchiの思考が後で事態を悪くしている事を、

「自分自身の粗探し」としての注意でした。

 

「遅れていること、ミスしたこと、そういった事ほど先に報告する。」

そのように自身の姿勢を変えていきます。

抗不安薬の投与法


抗不安薬の投与法が問題になるのは、依存性が生じるためです。そのため抗不安薬は漫然と使用しないことが望ましいです。

そこで、抗不安薬は必要最小量をなるべく短期間使用するように工夫することが原則となります。

ただし、依存性の程度は、抗不安薬の種類によって異なります。依存性は、半減期の短い薬物でより認められます。

 

以上のことから、半減期の短い抗不安薬は、可能な限り他の薬剤に置き換えていく方法が工夫されています。

その一つは、できるだけ半減期の長いものに置き換えること、もう一つは、同様に抗不安・抗焦燥効果のあるSSRIに置き換えていく方法があります。

 

終日不安となる場合は、短時間作用性の抗不安薬を1日に複数回内服するのではなく、長時間作用性の抗不安薬の1日1回内服でコントロールできるように支援します。

 

発作を止める場合や行動療法で苦手な状況に晒されるときなどは短時間作用性の抗不安薬を頓用していただきますが、この頓用回数を減らしていけるような治療を工夫していくことが必要になります。

 

抗不安薬の減らすことが必要なのは、短時間作用性型のものを数種類服用していても耐性を生じてしまうからです。

そのため減薬が勧められますが、長時間作用型のものに置換するほかに、漸減を行ないます。

たとえば、2週間前に1/4量ずつ緩徐に漸減することが望ましいとされます。

ときに抗うつ薬や非定型抗精神病薬の抗不安作用を利用して投与し、減量することも一考に値します。

 

そもそも、心療内科とは心理療法や心身医学療法も治療手段として併用する内科なのです。

ですから、心療内科の実臨床診に際しては抗不安薬のみに頼らず、環境調整や生活指導に加えて、心理療法や心身医学療法を積極的に取り入れることによって、抗不安薬を減薬、中止することを得意としている専門領域であるといえるでしょう。

<はじめに>

  前回は「心経」の話しました。

 

 

「神門」は手首のシワの小指側の窪んだところに あり、 

 

 

「精神的な緊張」「イライラ」「不安感」に効果のあるというお話でした。

 

 

今回は「小腸経(しょうちょうけい)」のお話です。

 

 

 

<小腸経>

6小腸経

 

 

 

小腸経は小指から耳の前までつながっています。

 

 

19個のツボがあります。

 

 

では19個のツボを挙げていきましょう。

 

1.少沢(しょうたく)

 

2.前谷(ぜんこく)

 

3.後谿(こうけい)

 

4.腕骨(わんこつ)

 

5.陽谷(ようこく)

 

6.養老(ようろう)

 

7.支正(しせい)

 

8.小海(しょうかい)

 

9.肩貞(けんてい)

 

10.臑兪(じゅゆ)

 

11.天宗(てんそう)

 

12.秉風(へいふう)

 

13.曲垣(きょくえん)

 

14.肩外兪(けんがいゆ)

 

15.肩中兪(けんちゅうゆ)

 

16.天窓(てんそう)

 

17.天容(てんよう)

 

18.顴髎(けんりょう)

 

19.聴宮(ちょうきゅう)

 

 

になります。

 

 

今回は「少沢」「聴宮」を紹介しましょう。

2019-07-17 22-35

 

 

「少沢」は 小指爪生え際に取ります。「肩こり」「首のこり」に効果があります。

 

 

揉んでみて下さい。

 

 

「聴宮」は耳の前にあります。軽く口を開けるとできる窪みが目安になります。

 

 

「耳鳴り」「難聴」に効果があります。特に耳鳴りに効果があるように思います。

 

 

指圧で効果があります。気持ちの良いぐらいの強さで押してみて下さい。

 

 

 

杉並国際クリニック 統合医療部 漢方鍼灸医学科 鍼灸師 坂本光昭

独法国立相模原病院・アレルギー科VS杉並国際クリニック・アレルギー科(その6)

 

杉並国際クリニックのアレルギー科が行っているアレルギー専門外来診療の守備範囲を説明する目的で、我が国におけるアレルギー診療の最先端の医療センターである相模原病院との比較してみました。

 

情報源は、同病院のホームページです。

 



Q.処方された薬を飲んだら調子が悪い時はどのようにしたらよいですか?

 

A.調子が悪い場合、薬の副作用の可能性がありますので、服用を中止し受診して下さい。

 

 

Q.電話で検査結果を聞くことはできますか?

 

A.誤解の恐れもあるので、診療情報を電話で説明することは通常どの病院でもしておりません。受診した上で聞いて下さい。

 

 

Q.医師と直接話したいからこの電話をつないでほしいのですが。

 

A.電話による診察、相談等はいっさい受け付けておりません。受診の上お話下さい。

 

 

<杉並国際クリニックからの視点>
Q.杉並国際クリニックで処方された薬を飲んで調子が悪くなった時はどのようにしたらよいですか?

 

A.調子が悪い場合、新しく始めた薬の服用をすぐに中止し、早期にご連絡ください。薬の副作用の可能性がありますが、それまで内服していたそれ以外の薬は自己判断で中止せず、必ず相談のため早期に受診してください。

 

 

Q.杉並国際クリニックでは電話で検査結果を聞くことはできますか?

 

A.電話で検査結果をお伝えすることは安全管理上、禁止しております。結果の解釈の誤解の恐れもあるので、診療情報を電話で説明することは、一定以上の医療水準の医療機関であれば行われていません。受診した上で、データ資料とともにご確認の上、お受け取りいただいた個人の医療情報を大切に保管してください。

 

 

Q.杉並国際クリニックの院長医師と直接話したいからこの電話をつないでほしいのですが。

 

A.当クリニックの初診は原則として予約制です。そのため電話による診察、相談等はいっさい受け付けておりません。受診の上お話下さい。ただし、すでに受診されている方で、お急ぎの御用件がある方は、当クリニック職員の内容報告を受けて、ケース・バイ・ケースで対応させていただいております。

脂質異常症とは?その3

 

―脂質異常症のリスク区分と脂質管理目標についてー

脂質異常症の中には、原発性の脂質異常症の他に、続発性(二次性)高脂血症が含まれています。具体的な疾患としては、ネフローゼ症候群、閉塞性肝・胆道疾患などの他、甲状腺機能低下症、クッシング症候群、先端肥大症などの内分泌疾患です。

これらの続発性(二次性)高脂血症の場合は、原疾患の治療を優先させます。しかし、改善が認められず高脂血症が長期化する場合は薬物療法を考慮しなくてはなりません。

 

原発性の脂質異常症の管理においては、まず生活習慣の管理を行い、血清脂質の推移を観察した後、薬剤の使用を検討することになります。

ただし、脂質異常症のすべてが生活習慣病ではなく、家族性高脂血症といって遺伝性の脂質異常症があるので注意が必要です。とくにヘテロ型家族性高脂血症は日常診療でしばしば遭遇します。

いずれの場合でも薬剤選択の基本は「動脈硬化性疾患予防ガイドライン2017」に準じて行います。

 

下に示すリスクカテゴリーの分類に応じて脂質管理目標値を目指します。特にLDL-Cのデータを参考にすることが重要です。LDL-Cの低下のためにはスタチンを用いますが、二次予防あるいは低下させるべきLDL-C量の落差が30㎎/dL以上の場合は強力なスタチンが必要になることが多いです。


高TG血症単独ないし500㎎/dLを超える重度高TG血症の場合には、急性膵炎予防のためフィブラートを積極的に検討します。
高LDL-Cと高TGが併存する場合には、まずスタチンを優先し、non-HDL-Cを指標にフォローします。それでもTGがコントロール困難な場合は、フィブラートを注意深く、慎重に併用します。
いずれの治療も目標は動脈硬化症の予防であるため、筋障害(筋痛、筋力低下)、肝障害、血清クレアチニン・カイネ‐ス上昇などの副作用に注意します。
 

脂質3

 

杉並国際クリニックでは、水氣道の実践を通して、脂質管理に対する非薬物療法に力を注いでいます。

水氣道の実践は関連薬剤の処方数や量を減らすことに役立っています。

また水氣道会員を中心に、季節ごと(3か月に1回)に行なっているフィットネスチェックによる健康指標モニタリングにより、早期に病気を発見したり、万が一の薬剤の副作用なども的確に早期に発見したりして、より安全かつ有効な治療計画作成を可能としています。