(鍼灸)脈診3 数遅(さくち)

前回の続きです。

 

 

数遅(さくち)の脈について見ていきましょう。

 

 

数遅も脈は、身体の中の寒熱の状態を表します。

 

 

数(さく)とは一呼吸のあいだに6回以上の脈をいいます。

 

 

発熱、動悸、熱による痛みが出ることがあります。

 

 

遅(ち)とは一呼吸あいだに3回以下の脈をいいます。

 

 

寒気、疲労感、脱力、無気力、冷えによる痛みが出ることがあります。

 

 

高円寺南診療所 統合医療部 漢方鍼灸医学科 鍼灸師 坂本光昭