11月3日(土)は3時~ハイジア全面貸切です。

 

 

<土曜日の受付について再掲>

 

土曜日の稽古について

 

○3時~4時:

レーン貸し(個人利用)となります。

 

※個人登録が必要です。

 

同じ時間で陸上稽古を行っています。

(水中稽古のみ、陸上稽古のみの参加も可能です)

陸上稽古に参加の際は、動きやすい服装でご参加ください。

 

○4時~4時30分:

プールが団体貸し切りとなります。

 

 

ーーーーーーーーーーーーーー

 

2時30分から参加の方(水中・陸上稽古共通)

 

個人利用(登録が必要)となります。

2時30分より受付可能です。

 

<入場の手順>

4階ウェルネスエイジ受付で水氣道と伝え、入場の手続きを行って、ロッカーのカギを受け取って下さい。

未登録の

 

その後、3階で水氣道の名簿に記入してください。

 

※3時を過ぎて到着した際、名簿はエアロビクスフロアにあります。

 

※プールの入場は3時20分までです。

3時20分を過ぎても陸上稽古には参加できます。

 

4時以降は団体貸し切りとなり、引き続き稽古に参加いただけます。

 

稽古終了後、ロッカーのカギは4階ウェルネスエイジ受付に直接返却してください。

 

 

3時30分以降に参加の方

 

団体利用となります

 

3時30分から受付可能です

 

<入場の手順>

4階のウェルネスエイジ受付で「水氣道と伝え」、3階に降りての水氣道受付で手続きをしてください。

4階の受付に必ず水氣道と伝えてください。

 

<重要>

:00退場に変更されたため、稽古は4:30で終了します。

 

※ご不明な点は、野口、加藤、金澤までお問い合わせください。

 

 

手は感染伝搬の媒体であるというヒト感染に関する新たな対照研究

 

<鼻をほじくるのはなぜ良くないことなのか>

 

鼻をほじくると自分自身だけでなく周囲の人の健康にも悪影響があることが、英リバプール熱帯医学研究所のVictoria Connor氏らによって報告されました。

 

European Respiratory Journal1010日オンライン版。

 

 

背景:肺炎球菌は、咳やくしゃみなどで飛び散る飛沫(しぶき)を介して感染することが知られています。しかし肺炎球菌の感染がどのように広がるのかについては、現時点まで明らかになっていませんでした。そこで著者らは地域における肺炎球菌の感染経路を明らかにするための研究を実施しました。

 

 

対象:1845歳の健康な男女40

 

 

方法:分類比較試験(4分類)

 

1)肺炎球菌を加えた水で濡らした手を鼻に近づけて吸い込む

wet sniff群”

 

2)肺炎球菌を乾いた状態で手の甲に付着させて鼻で吸い込む

dry sniff群”

 

3)肺炎球菌を加えた水で濡らした指で鼻をほじくる

wet poke群”

 

4)肺炎球菌を乾いた状態で指に付着させて鼻をほじくる

dry poke群”

 

 

結果:鼻をほじくったり、こすったりすると肺炎球菌が拡散する可能性があります。

 

その結果、全ての群で、肺炎球菌は手から鼻へと容易に感染することが明らかになりました。また、最も感染しやすいのは肺炎球菌を加えた水で濡らした2つのwet群でした。すなわち、肺炎球菌を加えた水で濡らしたに鼻を近づけて吸い込むwet sniff群と、肺炎球菌を加えた水で濡らした指で鼻をほじるwet poke群でした。

 

 

考察:乾燥した環境では細菌が死滅しやすいことが要因である可能性があります。「肺炎球菌は世界の死亡の主な要因となっており、年間で130万人もの5歳未満の小児がこの細菌によって命を落としている」。また、高齢者や免疫力が低下した慢性疾患を有する患者なども肺炎球菌の感染リスクが高い。ただし、細菌の存在によって子どもの免疫系が増強され、その後の感染リスクが低下する場合もあるため「鼻をほじくることは悪いことだけではないかもしれない」

 

 

結論:鼻と手が接触するだけでも肺炎細菌が簡単に広がることの初めての報告。子どものおもちゃを清潔に保つことは、手指の衛生に加えて幼い子どもたちを肺炎球菌の感染から守り、学校などでの集団感染や高齢の家族への拡散を防げる可能性があります。

 

 

原著論文:

Connor V, et al. Eur Respir J. 2018 Oct 10. [Epub ahead of print]

Hands are vehicles for transmission of in novel controlled human infection study.

 

JournalThe European respiratory journal. 2018 Oct;52(4); pii: 1800599.

 

AuthorsVictoria Connor, Esther German, Sherin Pojar, Elena Mitsi, Caroline Hales, Elissavet Nikolaou, Angela Hyder-Wright, Hugh Adler, Seher Zaidi, Helen Hill, Simon P Jochems, Hassan Burhan, Neil French, Timothy Tobery, Jamie Rylance, Daniela M Ferreira

 

 

Dr. Iijimaによるコメント

 肺炎球菌を使用した人体実験を企画した研究者の勇気もさることながら、男女40人のボランティアの決断力・実行力を考えると、日本の医療研究分化とはまるで別世界のような気がしました。

 

たとえこのような研究企画のアイディアが浮かんでも、高円寺南診療所では絶対に実行できない研究です。

 

 

細菌性肺炎の原因となる肺炎球菌感染症の予防のためには、手指の衛生が大切であることは以前から指摘されてきました。

 

この研究では、鼻をほじくることによる肺炎球菌感染のリスク増加を証明しています。

 

 

手洗いをすることは大切ですが、乾燥した環境では細菌が死滅しやすいので、手洗いをした後の手を濡れたままにしないで、速やかに乾燥させることも、患者指導の上で、見逃してはならない大切な視点であると思います。

 

「Google の投稿へ返信」

 

10月23日(火)Goole Mapのページに

 

「素直で従順な性格の方には向いていると思います。」☆☆

 

というレビューが投稿されていました。そちらへの返信です。

 

 

T TANAKA 様レビューへの投稿ありがとうございます。

 

当院に通院中の方は、院長が指示する生活習慣の改善に、素直に取り組んでいます。

 

起床時間を一定にすることや、朝食を摂るといった生活リズムを整ることはもちろん、

禁煙や、節度ある飲酒(必要があれば禁酒)を指示され、それに取り組んで健康を取り戻した方が大勢います。

 

まさしく、従順で素直な方が健康を取り戻しています。

 

 

当院では初診の際、注意事項として以下の確認をしています。

 

「飲みたい薬や治療方針を決めている方、

病気の原因となっている生活習慣などを変えたくない方

(タバコをやめたくない方)は、別の病院をお勧めします。」

 

これに皆様が納得し、通院されていると認識しています。

 

ですので、通院中の皆様は従順で素直な方ばかりです。

 

 

 

例1)一般的なケース

 

Dear Mr./ Ms. X,

 

Thank you for contacting us,

 

We are available to see you

 

On Monday/Tuesday/Wednesday/Thursday/Friday (the日付 ),

 

at 時間【例、9:00】am or at 時間【例、2:00】pm.

 

Please find attached A new Patient Registration Form

 

and Medical Questionnaire to complete

 

before your first visit if you have the time.

 

You can complete it in advance if you do not mind.

 

Yours faithfully,

 

Mr.Masanari Noguchi,

Vice-manager in charge

Koenji-minami International Clinic of Holistic Medicine 

 

 

 

 例2)問い合わせが丁寧な方に

 

Dear Mr./ Ms. Y,

 

Thank you for contacting us and the polite inquiry.

 

We are willing to accept your offer.

 

We are available to see you this / next Monday/Tuesday/Wednesday/Thursday/Friday (the日付 ) at (時間) am / pm.

 

As a first visit,

Please find attached a New Patient Registration Form

 

and Medical Questionnaire to complete

 

before or just after your visiting here if you have the time.

 

You can fill it out and send back to us via email if you do not mind.

 

Yours faithfully,

 

Mr.Masanari Noguchi,

Vice-manager in charge

Koenji-minami International Clinic of Holistic Medicine 

 

 

例3 )日本の健康保険証をお持ちでないか、もしくは診療費が心配な方に

 

Dear Mr./ Ms. Y,

 

Thank you for contacting us and the polite inquiry.

 

We also thank your providing us useful medical information.

 

We are willing to accept your offer.

 

We are looking forward to meeting you

 

on this / next Monday/Tuesday/Wednesday/Thursday/Friday (the日付 )

at (時間) am / pm,

 

if it would be fine for you.

 

As a first visit, this is an estimation of the fee for a consultation;

-With Japanese health insurance \ 5,000 ( incl.tax)

-Without Japanese health insurance \ 15,000 ( incl.tax)

 

Please find attached a New Patient Registration Form

 

and Medical Questionnaire to complete

 

before or just after your visiting here if you have the time.

 

You can fill it out and send back to us via email if you do not mind.

 

If there is any other way we could help you, please let me know.

 

Yours faithfully,

 

Mr.Masanari Noguchi,

Vice-manager in charge

Koenji-minami International Clinic of Holistic Medicine

 心療内科についてのQ&Aをご紹介いたします。

 

それは日本心療内科学会のHPです。

 

 心療内科Q&Aのコラムを読むことができます。

 

Q&Aは、想定した事例です。Q&Aや疾患についてのご質問、病院の紹介等は、受け付けておりませんのでご了承下さい。※「質問」をクリックする、が表示されます。

 

と書かれています。

 

高円寺南診療所に通院中の皆様が、一般論であるこのQ&Aを読んでいただくためには、実際に即した具体的な解説が必要だと考えました。そこで、「質問」「答え」の後に、

 

<高円寺南診療所の見解>でコメントを加えることにしました。

 

 

CQ

「質問11」糖尿病ですが、摂食障害を併発しました。

 

どのような治療を受けたらいいでしょうか

 

A

糖尿病だけでもご負担が大きいと思われますが、さらに、摂食障害も併発されたとのこと、大変ご苦労されていると拝察します。

 

糖尿病に摂食障害を併発した場合の治療に関しましては、まだ確立されたものはございませんが、糖尿病の担当医に加え、栄養士、看護師、さらには、心療内科医や精神科医を含めた多職種によるチームによるケアが重要であるとされています。

 

糖尿病の治療に関しましては、最初から完璧なコントロールを目指すのではなく、通常よりも高めの目標をまず定め、段階的にクリアしていく方法が勧められています。

 

これは、低血糖が生じる危険を低くするというメリットもあります。

 

また、インスリンを用いている方の場合には、低血糖による空腹感から過食につながることを避けるために、低血糖を起こしにくいインスリンポンプを使用することもありますし、グルコースタブレットの使用など、過食につながりにくい低血糖時の補食も勧められていますので、糖尿病の担当の医師とよく相談されるのがよいと思います。

 

そして、摂食障害の治療に関しましては、心療内科医や精神科医などの専門の医師の治療を受けられるのがよいと思います。

 

その場合も、医療者間のコミュニケーションが重要ですので、可能なら同一医療機関で受診されるのが望ましいと思われますが、難しい場合でも情報が共有できるよう、糖尿病と摂食障害の状態の記録をどちらを受診する際にもお持ちいただくのがよいと思います。

 

(吉内一浩)

 

 

<高円寺南診療所の見解>

吉内一浩先生は、現在、東大大学院医学系研究科・ストレス防御・心身医学分野の准教授です。吉内が大学院生だった頃に、今は無き東大分院の心療内科で、私は当時の教授であった久保木富房先生に心療内科の手ほどきを受けました。心療内科で用いるテストバッテリーの使い方や、パニック障害をはじめとする不安障害について、有意義な研鑽を積むことができました。摂食障害もまたその頃からの主要テーマの一つで、私も幾つかの学会発表をする際に、同じく大学院生であった中尾睦宏先生(現在、帝京大学医学部教授/心療内科・公衆衛生学)をはじめとする東大心療内科の若手の先生方のお世話になりました。

 

さて、糖尿病に摂食障害を併発した患者さんは、高円寺南診療所にも通院されています。全例が摂食障害のなかでも、神経性過食症に分類されるケースです。いずれにせよ糖尿病に摂食障害を併発した場合の治療は未確立なため、教科書的なマニュアル医療では到底対応しきれません。つまり、一人一人の背景を理解し把握した上で、より適切な治療方針を工夫していかざるを得ないということになります。高円寺南診療所では、生活習慣の記録による行動療法、認知行動療法の他に水氣道という強力な治療ツールをフルに活用しています。

 

吉内先生も指摘されているとおり、

<糖尿病の担当医に加え、栄養士、看護師、さらには、心療内科医や精神科医を含めた多職種によるチームによるケアが重要である>

ことに相違はありませんが、船頭が多くても船は山に登ってしまいがちです。やはり、優秀なリーダーの存在と積極的な関与が不可欠だと思います。

 

ところで、吉内先生は、説明の都合上だとは思われますが、糖尿病の治療と摂食障害の治療を分けてコメントされています。しかし、吉内先生のアドバイスの最も大切なポイントは、

<医療者間のコミュニケーションが重要ですので、可能なら同一医療機関で受診されるのが望ましい。>

ということに集約されていると思います。

 

なお、やむを得ない場合であれば

<情報が共有できるよう、糖尿病と摂食障害の状態の記録は、どちらを受診する際にもお持ちいただくのがよい>

とのご意見ですが、その場合は糖尿病管理の担当医が、どれだけ摂食障害患者を理解できるか、また、摂食障害管理の担当医が、どれだけ糖尿病を理解できるか、ということが重要になってきます。実情は、とても厳しい、というのが永年の経験の蓄積による私の印象です。

 

 

自らが心療内科指導医・専門医である吉内先生は、都内においても心療内科専門医は高々27人しかいないことを当然ご存じです。そこで、摂食障害の治療に関して、現実的な見地から、あえて心療内科専門医とは書かれずに

<心療内科医や精神科医などの専門の医師の治療を受けられるのがよい>

とされているのだと推測されます。ただし、内科診療をあまり経験されていない一般の精神科の先生に糖尿病の治療との兼ね合いを理解していただくということは、あまり期待できることではありません。

 

やはり、心療内科専門医は、内科医としての研修歴があるため糖尿病合併過食症の診療に携わる機会も多いのではないかと思います。ただし、インスリン使用者や透析を導入しているケースでは、やはり糖尿病専門医や腎臓透析の専門医との連携を考慮すべきだと思います。

 

 

糖尿病は、インスリンの作用不足によって起こる糖質を中心とした代謝障害です。ただし、その発症や経過に心理社会的因子が関与している心身症と見られる症例もあります。

 

また、神経症的な性格傾向をもつ症例もあり、抑うつとの関連が認められています。

 

過食症を合併していれば、なおさら心身症として、心身医学的アプローチを進めていくことが求められることが多いことでしょう。むしろ糖尿病それ自体が慢性病として長期にわたる心身両面でのコントロールを必要とする疾患であるという基本認識をもつことが大切だと思います。

 

<(糖尿病の)治療に関しては、通常よりも高めの目標をまず定め、段階的にクリアしていく方法が勧められています。>

と吉内先生は解説されていますが、いささか意味不明です。

 

<通常より高めの目標>設定と表記すると、血糖値その他のコントロールをより厳格にする、と誤解される可能性があると思われるからです。

 

<高めの目標を定める>、とは、この場合、空腹時もしくは随時血糖値あるいはヘモグロビンA1cの目標値であると理解すれば、たしかに低血糖が生じる危険を低くするというメリットがあります。

 

たしかに治療目標のハードルを低くしておくと、達成率が高まります。スモール・ステップ・アップ方式といって、この方法でサポートすると、患者さんが段階的に小目標をクリアしやすくなり、成功体験を重ねることにより、自己効力感を高めることができます。

 

この経験が糖尿病のみならず過食症のコントロールのためにとても大きな役割を発揮しています。

 

氣を感じることができるようになりましたか?

 

 

今回は、氣で遊んでみましょう。

 

 

植物、動物、鉱物などいろいろなものから、氣が出ています。

 

 

手の平を近づけて、氣を感じてみてください。

 

 

植物から出ている氣は私の感覚では、ひんやり冷たく感じます。

 

 

気功の達人になると、それらの氣を体に吸収できるそうです。

 

 

驚きですね。

 

 

高円寺南診療所 統合医療部 漢方鍼灸医学科 鍼灸師 坂本光昭

漢方治療一般に関しては

一般社団法人 日本東洋医学会 一般の方へのHPを検索してみてください。

 

ここには<漢方ストーリー>という読み物がりますので、お読みになってください。

 

ただし、具体的なQ&Aは掲載されていません。

 

これに対して、慶應義塾大学医学部漢方医学センターの漢方Q&Aは比較的上手にまとめられていると思います。

 

その記載は概ね一般的ではありますが、慶應義塾大学医学部漢方医学センター受診者を想定して書かれているようです。

 

そこで、高円寺南診療所の立場から、<高円寺南診療所からのメッセージ>を加えてご紹介を試みることにしました。 

 

Q

 漢方薬と西洋薬を併用しても副作用は大丈夫ですか?

 

A

漢方薬と西洋医学の併用については歴史が浅く、よく分かっていない部分が多くあります。慢性肝炎の治療に用いるインターフェロン療法と小柴胡湯はどちらも慢性肝炎に対する治療効果が証明されている薬です。

 

しかし、併用すると間質性肺炎という重い副作用を起こしやすいとされ、併用してはいけないことになっています。また、イレウスの治療に使う大建中湯と糖尿病の薬であるグルコバイ、ベイスンといった薬の併用は大腸に異常なガスを発生させる危険性が警鐘されています。

 

また甘草の副作用が、利尿剤や強力ミノファーゲンによって増えることも指摘されています。

 

現在服用している薬、受けている治療についてきちんと知ったうえで、漢方を出してくれる先生と相談してみてください。

 

 

<高円寺南診療所からのメッセージ>

漢方薬と西洋薬の併用によって懸念される弊害は多く存在しています。漢方薬の相互作用が見逃されやすいです。

 

その理由として考えられるのは、過去の事例として、漢方薬と西洋薬の併用禁忌になっているのが小柴胡湯とインターフェロンの併用例のみだからです。

 

併用注意とされているのも麻黄含有製剤・甘草含有製剤のみです。

 

1)Answerの補足説明①

<慢性肝炎の治療に用いるインターフェロン療法と小柴胡湯はどちらも慢性肝炎に対する治療効果が証明されている薬です。しかし、併用すると間質性肺炎という重い副作用を起こしやすいため、併用してはいけないことになっています。>

 

これが、唯一の併用禁忌例です。

 

 

2)Answerの補足説明②

<イレウスの治療に使う大建中湯と糖尿病の薬であるグルコバイ、ベイスンといった薬の併用は大腸に異常なガスを発生させる危険性>

 

理由については、大建中湯などに含有されている膠飴(こうたい)が、ベイスンなどのα-グルコシダーゼ阻害薬との併用により、二糖類である膠飴が吸収されず未消化の糖質が腸内細菌より分解されるからです。そのため腹部膨満感などが悪化する可能性があります。

 

 

3)Answerの補足説明③

<甘草の副作用が、利尿剤や強力ミノファーゲンによって増えること>

の理由については、甘草を含む漢方薬を過量に摂取することにより、偽アルドステロン症といって低カリウム血症を引き起こすことがありますが、利尿剤(ループ利尿剤、サイアザイド系利尿剤)も低カリウム血症をもたらし易いために、低カリウム血症を起こす可能性をさらに高めてしまうからです。これは併用注意であり、禁忌とはされていません。

 

 

4)麻黄を含む漢方薬は、交感神経刺激作用があるため甲状腺製剤などの薬剤との併用で、同じ作用の重複による不眠・動悸・頻脈・興奮などの症状を起こす可能性を高めます。

 

併用注意ですが、併用禁忌とはされていません。

 

 

5)麻黄・附子などの生薬は、胃酸分泌抑制剤との併用により胃内のpHの上昇で麻黄・附子などの生薬の吸収が高くなり、副作用の発現頻度が上がるため注意が必要です。

 

これも、併用注意とされていますが、併用禁忌ではありません。

 

 

漢方薬と西洋医学の薬剤を別々の医療機関あるいは薬局から出していただいている方は多数に及びます。

 

同一の医療機関、もしくは一人の医師から両方の処方を同時に受けている方はむしろ少数派だと思います。

 

そのために、漢方薬との併用で様々な症状に繋がる可能性がたくさんあります。

 

初診時には当然ですが、再診時以降も、他の医療機関や薬局・薬店から出された薬は、市販などで購入して服用しているものを含めて、それぞれの医師もしくは薬剤師に確認することが必要となります。

 

高円寺南診療所での処方方略は、独自の階層的処方システムをとっています。

 

1)養生と鍛錬:生活指導(睡眠・覚醒リズムの是正)>食事>運動>心理

2)物理療法・鍼灸療法

3)ミネラル類>ビタミン類>漢方薬>西洋薬の順です。

 

そのため、西洋薬を処方している多くの患者さんには、すでに漢方薬が処方されていることが多く、また、漢方薬を処方している多くの患者さんには、すでにミネラル・ビタミン類を処方していることが多いです。

 

高円寺南診療所では、この独自の階層的処方システムを活用することにより、漢方薬と西洋薬の相互作用の発生予防のために、処方の度に、確認と検討を重ね、日常的に注意と警戒を維持できる環境が確立しています。

ここで掲載する内容は、一般社団法人日本アレルギー学会のホームページ<一般の皆さま>から引用したものです。

 

最後に高円寺南診療所からのメッセージを加えています。

 

 

アレルギーの病気について

 

食物アレルギー①

 

Q

食物アレルギーではどんな症状がでますか?

 

A 

食物アレルギーの症状は表1に示すように非常に多彩です。ただし、これらの症状・疾患の原因のすべてが食物アレルギーではないことに注意して下さい。症状・疾患によって食物アレルギーが関与する頻度は大きく異なっています

1026表1

 

 

食物アレルギーの症状で最もよくみられるのは皮膚です。約90%の患者さんは皮膚の症状を示します(図1)。

1026図1

 

 

即時型の症状を呈する患者さんの約10%がアナフィラキシーという、全身蕁麻疹、喉頭浮腫、呼吸困難、血圧低下、意識障害といった重篤な全身症状を呈します。稀ではありますが生命にかかわることもあります。

 

小児期のアトピー性皮膚炎では食物特異的IgE抗体が高率に証明されますが、単純な即時型反応とは異なる反応です。IgE抗体が関与する非即時型反応という説明がなされています。食物が関与したアトピー性皮膚炎は2歳以下に多く、加齢とともに関与する頻度が減少していきます。

 

 

【高円寺南診療所からのメッセージ】

食物アレルギー類似症状を引き起こすものに仮性アレルゲンがあります。

役に立つサマリーをみつけましたので、出典とともにご紹介し、コメントを加えてみました。 

 

(1) アレルギー類似症状:

仮性アレルゲンとは、食物中に自然に含まれている化学物質、あるいは保存されている間に産生される化学物質のなかで、アレルギー類似症状を起こす物質をいう。

 

仮性アレルゲンとして、ヒスタミンなどの血管作動性アミンを含む食品が知られている。

 

症状の出現は、アレルギー反応に基づくものではなく、含まれている物質の薬理作用による。

 

仮性アレルゲンが強い反応を起こすことはまれであり、厳密な除去食を必要とすることは少ない。 

 

 

(2) 血管作動性アミンを含む食品:

ヒスタミン、チラミン、セロトニンなどが食品中に含まれている。ヒスタミン含有量が多い食品には、魚類(さば、いわしなどで特に鮮度が落ちたもので症状が出やすい)、発酵食品(チーズ、ワインなど)、野菜類(ナス、トマトなど)などが知られている。

 

チラミンは、チーズ、ワ イン、アボカド、バナナ、ナス、プラム、トマトなどに含まれる。

 

セロトニンは、バナナ、パイナップル、アボカド、プラム、トマトなどに含まれる。 

 

 

(3) サリチル酸を含む食品:

安息香酸とその誘導体は、食品添加物として使用されているが、慢性蕁麻疹や血管性浮腫の原因となる。

 

アスピリンは、サリチル酸をアセチル化したものであるが、喘息発作(アスピリン喘息)の原因となる。

 

サリチル酸は安息香酸の誘導体であり、食品中に広く含まれている。サリチル酸は、ほとんどの果物や野菜類に含まれるが、イチゴ、トマト、オレンジ、パイナップル、ブドウなどに比較的多量が含まれている。

 

アスピリン喘息では、安息香酸とその誘導体に症状を起こすことがあり、過敏な例ではこれらの果物や野菜類にも注意が必要である。  

 

 

出典:アレルギー疾患ガイドブック 2004 東京都健康局地域保健部環境保健課(現 福祉保健局健康安全室環境保健課)  平成16年3月発行

 

 

コメント:

血管作動性アミン

血管の平滑筋に作用して収縮させたり弛緩させたりする作用のあるアミンです。仮性アレルゲンの話から脱線します。

 

仮性アレルゲンの一つとなりうるセロトニンは脳内物質でもあります。ストレスフルな現代社会で減少し易いのが、このセロトニンです。うつ病ではセロトニンが減少することが知られています。ですからセロトニンを増やすためには食事がとても重要になってきます。

 

セロトニンが体内で作られるためには『セロトニン三種の神器』とも呼べる栄養成分が必要になります。

 

一つ目、原料となる『トリプトファン』です。

 

これは、必須アミノ酸の一種です。

 

二つ目、エネルギー源の『炭水化物』です。

 

トリプトファンからセロトニンを合成するのに必要です。

 

三つ目は、補酵素としての『ビタミンB6』です。

 

セロトニン合成を促進させます。

 

この、三種の栄養素が入った食べ物をしっかり取り込めば脳内にセロトニンを増やす準備が整います。主食として、お米などの炭水化物、おかずとしてトリプトファンとビタミンB6の入った食べ物を取り込めば良いです。

 

 

<トリプトファンを含む食材>

・大豆製品(豆腐、納豆、味噌、醤油、枝豆、豆乳、きなこなど)

・乳製品(牛乳、ヨーグルト、チーズなど)

・鶏卵、魚卵(タラコ、スジコ、明太子など)

・ゴマ、ナッツ

・カツオ節

・アボカド、バナナ

 

 

<ビタミンB6を多く含む食材>

・魚類(サケ、サンマ、イワシ、マグロ、カツオ、サバなど)

・バナナ

・にんにく、しょうが

・未精製の穀類(玄米、胚芽パンなど)

・豆類(大豆、ヒヨコ豆、レンズ豆など)

 

トリプトファンは、たんぱく質に多く含まれていますが、同じたんぱく質でも動物性たんぱく質はトリプトファンを血液から脳内に移動するのを阻害すると言われています。そこで肉類よりも、魚や豆類などから取り込んだほうが良いでしょう。

 

 

高円寺南診療所では朝食を抜かないように勧めています。

 

これまで朝食抜きだった方には『バナナ』を推奨しています。

 

バナナには、トリプトファン、炭水化物、ビタミンB6という三種の神器が全てふくまれているからです。

 

 

 

 生の果物や野菜の多くが身体を冷やしやすいといわれる根拠

ほとんどの果物や野菜類に含まれるサリチル酸と関係がありそうです。

 

サリチル酸は、このように天然にも広く認められます。植物内(特に果実)にはエステル体であるサリチル酸メチルやサリシンの状態で存在しており、これは消炎剤に用いられています。つまり、身体を冷やす作用を持っているのです。