診察室から:5月8日(火)

GWは如何お過ごしでしたか。

 

私の場合、年末年始とGWは、心静かに過ごすために、なるべく予定を入れないように心がけています。

 

しかしながら、せっかくの休暇を心静かに過ごせるかどうかは、いままでのところ、その折々の成り行き次第でした。

 

 

今回のGWの幕開けは、郷里の母の入院で始まりました。

 

数年間安定していた持病の喘息の発作でした。まるで休火山が一変して活火山になったようなもので、本人は相当なショックのようでした。

 

そこで、私はなるべく母の入院先の個室で数時間ずつを過ごすようにしていました。

 

母が眠っているときは、書物とともに傍らで時を過ごしていました。

 

 

私にとって休日の友は、何といっても書物です。

 

それも手軽に携帯できる文庫サイズの書籍が不可欠です。

 

移動中も滞在中も退屈ということはありません。

 

 

それから、必須のアイテムとしては4色(黒・緑・青・赤)ボールペン付きのシャープペンシルと手帳と消しゴムです。

 

これらが揃えば、仕事の計画を練ることができます。

 

 

私の読書の対象は、医学やスポーツ関連のものを除いては歴史書と語学書それに音楽関係の書籍です。

 

こうした傾向は、診療所内での仕事ばかりでなく水氣道や聖楽院での活動の反省や計画案を考えながら読書していることが多いからだと思います。

 

 

たとえば、語学書ですが、英語の他、ドイツ語、フランス語、イタリア語、それに最近ではスペイン語などが加わっています。

 

それは、私が歌う曲の歌詞のレパートリーに重なっていることに気づきます。

 

ロシアの歌曲もしばしば歌いますが、ロシア語は中国語と同様に、本格的に取り組むまでには至っておりません。

 

 

高円寺南診療所のHPの外国語版は、現在、英語・フランス語・ドイツ語・イタリア語の4か国語ですが、より実用性の高い隣国の中国語や韓国語(ハングル)は掲載していません。

 

その理由は、私自身が読んで理解できていない言語を掲載することにはためらいを感じるからです。

 

そのかわり、スペイン語の追加を検討しています。

 

スペイン語は、外来診療において今後も実用性の高い言語であり、私にとって馴染み易い言語でもあるからです。

 

 

目下、英語版の改訂作業中です。

 

本日さっそく英国人のSimon先生のチェックを受けるとともに、私のテレフォン英語の指南役である在日米国人のMrs.Cheney, Mr.Wilcoxの両先生にもアドヴァイスをいただく予定です。