Nogucciの懺悔録No91<うつ病と生活習慣について3>

前回(No.90)でドクトル飯嶋が朝しっかりと起きて、朝ごはんを食べることを20年以上言い続けていると書きました。

 

具体的に何をしているか、その一つが「記録を付ける」ことです。

 

<記録用紙です>

kakusei

 

 

記録をしてもらう項目はシンプルです。

 

①覚醒時間

②起床時間

③朝食時間と簡単な内容

 

①は目が覚めた時間

②は目が覚めた後起き上がった時間(もちろん①と②が同じこともあります)

そして③の朝食時間と何を食べたかです。

 

 

この3項目を毎日記録することのメリットは

 

今の状態を自分やドクターがきちんと把握できること、それを基に支援ができることが挙げられます。

 

それだけでなく、記録を残す事により、昼まで寝てしまい朝食べられない方が、

「まず朝起きることから始めよう」、と小さいですが具体的な目標ができたり、

起きる時間をもう少し早めて、朝食べるように工夫してみようと思うようになり、

生活習慣の改善に自ら乗り出す方もいらっしゃいます。

 

地味なようですが、1つ1つ生活習慣を良くしていくことが大切だと思います。

 

 

 

No.89~90で参照した記事です

 

<読売新聞3月24日:肥満・糖尿病でうつ病リスク…運動・食生活影響か>

 

<産経新聞4月17日:不健康な生活習慣が鬱病の発症リスクに 大規模ネット調査で関連判明>