今回は木村英一さんが「水氣道との出会い」を記してくれました。
手書きの原稿を掲載いたします。
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「水氣道との出会い」
水氣道をはじめて約一年になりました。
始めたきっかけは、ある病気(ジストニア)でした。
楽器(トランペット)を演奏する仕事ですが、演奏に影響が出てきたのです。
オーケストラでの演奏は常に緊張した状態に置かれ、楽器の演奏の姿勢も長時間同じ姿勢で、知らず知らずのうちにストレスが蓄積されて身体がリラックス出来ない状況になってきたように思えます。
飯嶋先生より水氣道のことを伺い、すがる思いで始めました。
初めは今までの緊張した状態のためか、水の中でなかなかリラックス出来ませんでした。
筋肉にも歪みがあったのかも知れません。
本来はジストニアを治すつもりで取り組んでましたが、以前より考えてた指揮者、指導のための体力作りに意識を切り替えて取り組むことにしました。
指揮者は本番では約2時間、リハーサルだと4~5時間立ちっぱなしで音楽を作る作業が続きます。
体力と共に集中力も必要です。
水氣道は、まさにそれを養うためには理想的だと思います。
取り組み方の意識を切り替えてからは、水氣道の日が楽しみになりました。
疲労感も最初の頃とは違い、心地良い疲労感になり、水の中でのリラックスも徐々に出来るようになり、筋力も付いてきたような気がします。
特に活水航法、理気航法に取り組むことによって、身体の柔軟性、筋力、呼吸法、集中力に良い影響があるように感じます。
今後どのような効果があり、どのような結果が出るかわかりませんが、水氣道を楽しんで行けたらと思っております。
木村英一
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