水氣道へのご招待:12月14日(木)

AO4

 

 

大坂さんの水氣道と私、ステップ3へのコメントです

 

 

気付いて試す

 

 

<水に委ねる、仲間に委ねる、水氣道に委ねる>

 

 

大坂さんは定期的に水氣道に参加され修錬されています。

 

その過程で、水に体を委ねる大切さや、リズムを刻む動作の大切さに気付かれているようです。

 

このような経験を繰り返していると、仲間に委ねること、そして水氣道に委ねることができるようになり、気付きの大切さそのものに気付くことができてくるようです。

 

 

<気付いて、仲間と共にそれを自分で試してみて、また新たな気付きが生まれる。>

 

何をするにしても、人は気付き試行錯誤して最終的には自分自身が納得してこそ、本当に身に付くのだと思います。

 

しかし、自分ひとりで試行錯誤しても解決できないこともあるでしょう。

 

幸い水氣道には支えてくれる水と仲間が居ます。

 

対番制度もあります。仲間と一緒になり課題を解決することで、より大きな自信ともに仲間との絆が得られるのです。

 

 

<自分本位では気づけない。>

 

また、気付きが必要なのは自分自身の技術や知識だけに留まりません。

 

皆が楽しく続けているだろうか?負荷をかけ過ぎていないだろうか?など、仲間への配慮や奉仕を通してはじめて気付けることもあります。

 

より良い気づきのために、また多くの気づきを得るためには、自分のできる範囲で、身近な周囲の仲間と協調したり、分かち合ったり、そうして日頃からグループ全体に奉仕することを心がけていることが大切なのではないでしょうか。

 

 

<継続は力なり!>

 

水氣道は皆が楽しく無理なく定期的に続けていけることが基本だと思います。

 

その点を頭に置いて稽古を行っていくと、また違った方向からの気付きが生まれてくるでしょう。

 

しばらく稽古を中断した仲間が戻ってくると、大きな喜びが生まれます。

 

継続とは、過去に向けてではなく、「今、ここで」そして、今から将来に向けての覚悟にあると思います。

 

日々継続、日々実践、それによって、今をいきいき、のびのびと生きることができ、将来を無据えてたくましく過ごしていけるという自信が培われるのではないでしょうか。

 

 

<気づきのヒントは与えられるものであるが、真の気づきは自ら獲得するもの>

 

時折、飯嶋先生から『気付くかなぁ』という様な質問をいただきます。

 

直ぐに答えが閃く時もあれば、まったく出てこないこともあります。

 

私自身もその点について目下勉強中です。

 

 

色々な方面からの気付きとそれに対する試行(考える)の繰り返しにより、私たちは仲間と共に成長していけるのだと思っています。

 

 

私は、今回の大坂さんの文章で、この大切さを再認識させていただきました。

 

ありがとうございました。

 

 

日本水氣道協会 水氣道2級(中等修錬生)

 

調血航法 直伝 加藤 博文