水氣道へのご招待<水氣道中川流 遊戯三調航法①>

皆様、人は遊ぶために生まれてきたのでしょうか。

 

戯れるために生まれてきたのでしょうか。

 

遊んでいる子供の声を聴いていると、

 

感動して私の体さえも動かされてしまいます。

 

 

遊戯航法:

遊(あそ)びをせんとや生(うま)れけむ

 

戯(たわむ)れせんとや生れけん

 

遊(あそ)ぶ子供(こども)の声(こゑ)きけば 

 

我(わ)が身(み)さえこそ動(ゆる)がるれ

 

梁塵秘抄 巻第二 四句神歌 雑 より

 

 

中川流の奥義:

 

水氣道の世界に遊戯して調身、調息、調心、これら三調の統合がはかれる感動。

 

 

<調身>

胎児のようにしなやかな身体が自由に動いて、

 

しかも、使いやすく、働きやすくなりますように!

 

そう願うのではなく、に身を委ねてみる。

 

 

<調息> 

心と体の間をとりもつ息。

 

その出入りが聖霊のようにスムーズに働きますように!

 

そして、心と体、自分と仲間のハーモニーによって一体感が味わえますように!

 

結果を切望するのではなく、その過程で得られる雰囲を味わってみる。

 

 

<調心> 

「今、ここ」に意識を傾け、生かされていただけている実感が得られますように!

 

何をすべきか迷うのではなく、何かをさせていただけているを歩んでみる。

 

 

この3つの調節を達成できれば、辛い今より、もうちょい楽に生きやすくなるかなあ?

 

 

日本水氣道協会 上席支援員 水氣道従弐段下

 

水氣道中川流 遊戯三調航法 奥伝 中川良子