帯状疱疹発症予防のワクチンの接種ができるようになりました 2017/04/12

帯状疱疹発症予防のためにワクチンの接種を

 

2016年の3月18日付で、厚生労働省から水痘ワクチンを帯状疱疹予防の目的50歳以上の成人接種する勧告ありました。

 

水痘ワクチンの添付文書にも初めて帯状疱疹の予防のためと明記されました。

 

なお以前よりアメリカ合衆国では帯状疱疹ワクチン接種は義務づけられております。

 

 

帯状疱疹とは?

 

帯状疱疹は小児の時期に、帯状疱疹ウイルスにより水痘(水ぼうそう)にかかり、

 

一度治癒したものが大人になり再感染し発症すると考えられております。

 

帯状疱疹は皮疹や痛みを生じ、時に皮疹が治癒した後も痛みなどが長期間持続する厄介な病気です。

 

 

帯状疱疹(水痘)ワクチンの接種について

 

1、帯状疱疹ワクチンは以前からあった水痘ワクチンのことです。

 

2、帯状疱疹ワクチンとしての成人の接種量は小児に接種する水痘ワクチン0.7mlのうち0.5mlを接種します。

 

3、接種回数は1回、費用は自己負担です。

高円寺南診療所で8,640円です。

ワクチンの効果は、接種後10~15年ぐらいです。

 

4、ワクチンの接種により、帯状疱疹発症率、帯状疱疹後神経痛への移行率とも接種しない場合と比べてあきらかに減少しております。

 

5、ワクチンの接種はインフルエンザワクチンを接種するときのように、あらかじめ予診票に記入していただき、医師が接種可能と判断したら、接種出来る簡単なものです。

 

6、ワクチンはきわめて安全で、重篤な副作用は報告されておりません。

 

7、ワクチン接種が帯状疱疹の発症を予防する、また帯状疱疹を発症しても軽症ですむ唯一の方法です。

 

 

平成元年開院以来30年近く帯状疱疹、帯状疱疹後神経痛を診て来て、

 

多くの患者さんが痛みで苦しむ姿を診てきたので、このワクチン接種をお勧めしたいです。

 

 

ただ、現在罹患している病気や治療方法によってはワクチン接種ができない場合もあります